大学の構内でバザール?
横浜市鶴見区にある横浜商科大学では毎月一回、日曜日に「朝市」が開催されています。12月1日からは「商大バザール」と名称を変えて新装オープンです。 横浜商科大学 商大バザール この「バザール」は、日本では数少ない商店の跡継ぎの経営学を研究されている横浜商科大学の佐々徹教授と金一グループ会長の坪倉良和氏がタッグを組んで始められました。大学という場所を使って、商いの原点である対話販売を体験してもらいたい、対話を通して地域と商業者の絆を創っていってもらいたいという想いから、神奈川県内の販売業者に声をかけて2年前に開始されました。 今回のリニューアルに際して、私はフリーマーケットやバザーを開催したい方々にも参加してもらって、出店者を増やして、出店者が購入者になる構図を作ることを提案しました。大学の中庭では演奏もできますし、教室を使えば、セミナーを開くことも可能です。いろいろなものがごった煮のように集まって楽しめる「場」にしたかったのです。 朝8時、神奈川県各地から物販や飲食のお店の方々が集まってきました。日頃は大学生がくつろいでいる中庭にお店のテントが張られ、食べ物の美味しい香りが漂います。私も「被災地支援ショップ」をここで開いて、宮城県山元町のアクリルたわしなどを販売したこともあります。秋田の物産を販売するお店もあります。 9時から販売開始。近所のおばさまたちがお目当ての無農薬野菜やパンを目指して訪れます。人気店はあっという間に売れ切れになります。中庭のステージでは、音楽が演奏されています。 今回は特別出演として全日本製造業コマ大戦協会会長の「おかしら」こと緑川さんに登場いただき、ステージでちびっ子たちのコマ大戦をやっていただきました。ちょうど体育館で子供の空手大会が開催されていて、胴着を着たちびっ子が大勢参加してくれました。子供たちの笑い声が大学の構内に響くのはいいものですね。 全日本製造業コマ大戦 緑川さんには、日本のものづくりの技術と心意気が詰まったコマをたくさん持ってきていただいたのですが、残念ながら販売のほうは全くふるいませんでした。「人のものを売ることが得意」を自任していた私ですが、ダメでしたね。(笑) 次回からは子供用のコマセットに絞ることにしました。販売は、横浜商科大学の学生に任せます。これも彼らの人生勉強です。 あっという間に4時間が経ち、「商大バザール」は終わりました。「地域とつながろう」という大学の構内でのバザールは始まったばかりです。次回は12月22日。皆様のお出かけをお待ちしております。 |
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ヨコハマNOW 動画
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