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キッチンスタジオ「ジュイエ」の天才をつくる料理事典(第15回) おやつに潜むわな!?

by staff on 2014/12/10, 水曜日

おやつに潜むわな!?

おやつにはどんなものを食べていますか?

子供のみならず、おとなでもおやつを食べる習慣がある人は多いはず。もちろん、お腹がすいたので、ということもあると思いますが、特にお腹が減っている訳ではないけれど、つい習慣で、口寂しくて、止まらない?という場合も多いのではないでしょうか?

適量の甘いものは、リラックスできて気分転換にもつながるのでいいものですが、必要以上に食べ過ぎて、肌荒れ、体重増加なんてことになったら、かえってストレスですよね!

 

おやつにはどんなものを食べていますか?
 

そんな時は、おやつの『質』を見直してみて下さい。

あなたが、つい食べてしまうおやつは、スナック菓子や、チョコレート菓子、大量生産のクッキーなどではないですか?  または、缶やペットボトル入りの甘い飲み物ではないですか?
どこでも買うことができ、比較的安価で、おいしくて! いいことづくめ、ですよね。しかし、それらは何から作られているのでしょう?

スナックなどには化学調味料(さまざまな味付けに使われます)、そして大量生産のチョコレートやクッキー、甘い飲料などには、白砂糖や人口甘味料、香料、着色料などの添加物が使われています。すると無意識にかなり多くの科学物質を口にすることになります。

これらは自然界には無いものなので、大量に、また継続的に摂り続けることで様々な弊害が出て来ます。
先に書いた、肌荒れや体重増加などの分かり易いこと以外にも、一見、関係のなさそうな、風邪を引きやすい、けがをよくする。だるさが抜けない。夜、なかなか寝付けない。など、日常よく起こり、見逃しがちなことも、実はこれら食品添加物が大いに関係しています。
また、摂り続けることで、大病にもつながる恐れがあります。

おやつのみならず、調理済み食品、野菜を炒めて和えるだけの、○○のタレ、ドレッシングなどなど。食品添加物を一切経とうとしたら『何も食べれない!!』なんてことになりかねない、現代日本です。
だからこそ、まずは現状を知り、出来る限り摂らないという選択を、一人一人がして欲しいと思いますし、特にお子様にそのことを教えて頂きたいと思います。

食品添加物(白砂糖、人工甘味料含む)の弊害はさまざま、挙げられ、ここで細かくは触れませんが、困ったことに、食べるとどんどん欲しくなる!やめられない、止まらない!という、いわゆる中毒性があるのです。
一切とらないのは無理だとしても、大量に食べ続けなかれば、まだいいのですが、実際はちょっとだけ食べてやめる、ということがしにくいのですね。またこれらのものは、食感も柔らかいという特長がありますので、食べ易いのですね。その結果、お腹がいっぱいなのに、食べてしまうということも容易に起こってしまうのです。

どういうおやつをたべたらいいの?

では、何を食べたら良いのでしょう?
おにぎりなども理想ですが(もちろん、手作りで!)ここではお菓子、と限定してご紹介します。
なんといっても避けたいのは、白砂糖や人口甘味料を使ったもの。きび砂糖、てん菜糖、黒砂糖、メープルシロップなどの甘みが好ましいです。

 

どういうおやつをたべたらいいの?
 

手作りだとそれらを使用すれば安心です。しかし、作れない、そんな暇はない、と言う方。
お母さんの手作りでなくても、お菓子屋さんのものでもいいです。
専門店に行くと、添加物は使用していないもの(または、少ししか使用していないもの)が手に入り易いです。
または、最近増えて来た、自然食品のお店にはさまざまなお菓子も売られていますし、ネットショップでも手に入ります。
もしくは、フルーツや、ドライフルーツなどもいいですね。
最近、流行っているグラノーラなども、牛乳をかけるのではく、そのままつまむと、いいおやつになります。

これらは先にあげたおやつより『手軽』とは言いにくいですよね。
売っている場所もある程度限定されるし、お値段はちょっと高くなりますし、テレビCMなどで見たおいしいそうで、華やかなパッケージものを食べたくなる気持ちもよく分かります!
なので、いきなりゼロにするのではなく、少しずつ試してみてはいかがでしょうか?

化学調味料に慣れた舌では、はじめは甘さが足りなかったり、スナック菓子なども強いコンソメ味などの刺激がなく物足りないかもしれません。

ただ、人の味覚は変わり易いのです。慣れてくると、自然の甘さや、噛みごたえ(健康的なものはちょっと固めです)が心地よくなって来ます。
その割合が増えてくると、人工的なものが『美味しくない』と感じて来るはずです。

『おいしいのに、食べちゃダメ』は人にストレスを与えます。
『おいしいから、食べたい!美味しくないから食べたくない』これが自然の流れです。
『体に悪いものはおいしいんだよね?』なんて、たまに聞きますが、
正常な味覚、健康な体を作ってしまうと、
『体にいいものが、美味しい!』ということになるのです。

そして、売っている場所やお値段で手に入りにくい『不便さ』。
これも、『ありがたみ』に変えてみましょう。
簡単に手に入ると、人は感謝もしないし、感謝してない食べ物には無関心になり、食べること自体にも無関心になります。
当然、その先の体に入った時、体に与える影響にも無関心になります。無関心は病気につながります。

工夫したり、意識して、少し高いお金を出して手に入れたものは、大事にするのではないでしょうか?
一口ずつ、噛み締め、味わいながら食べれば、大量に、お腹いっぱいなのに一気に食べてしまう、ということにもなりにくい。
一回の量が減れば、結果的に掛かるお金もそう、大差ないのではないでしょうか?

飽食の時代だからこその落とし穴。
食べ物に感謝する気持ちを、おやつ選びから、思い出してみて下さい。

健康&美人おやつ、作っています

ジュイエでは、白砂糖、卵、バターなど不使用、全粒粉やライ麦粉、ドライフルーツやシード、ナッツ類などをふんだんに使ったお菓子を作っています。
食物繊維、ビタミン、ミネラルをふんだんに含み、優しい甘味。しっかりした噛み応えで、食べ過ぎを防ぎ、キレイになれるお菓子です。
もちろん、味もおいしいですよ!

健康おやつ
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グラノラスパイス
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12月の料理コースのご案内

私が行なう料理教室では、毎月、フランス料理がコース2つと、家庭料理のコースを開講しています。フランス料理は、基本コースと応用コースの2コース。家庭料理の方は幾つかのメニューよりお好きなものを組み合わせていただけます。

12月のコース内容

 受講日程や、受講方法などは、キッチンスタジオ・ジュイエのホームページより、『料理教室』のページをご参考ください。
基本のコース、応用コースではXmasメニューでお待ちしています。

http://www.7juillet.com/kyousitu.html

プロフィール


フード・エデュケーション・コミュニケーター
キノケイコ

 

フード・エデュケーション・コミュニケーター キノケイコ

女子栄養短期大学卒業 栄養士免許取得
エコール・キュリネール国立(現 エコール辻東京)にてフランス料理を学ぶ
同校 フランス・リヨン校、フランス1つ星レストランにて研修。
帰国後、都内フランス料理教室にて、アシスタント、講師を務める
独立し、キッチンスタジオ・ジュイエ開設。
現在、フランス料理のみならず、家庭料理、玄米、麹料理など幅広い分野を得意とする。
URL:http://www.7juillet.com

 

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