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駐車場で駐めてる間にあなたの車を職人技で磨き上げ驚きのすべすべピカピカに。 株式会社カーケアセンター代表取締役 丹羽英雄さん

by staff on 2015/3/10, 火曜日

「頭の中で考えていたことが、形となって世に出て人の役に立つ・・・そう言ったクリエイティブなことに関わるのが楽しいです。」 バブル絶頂期のアパレル業界で活躍し、そこで培った人脈を大いに活用し、新しいビジネスを起業し成功している丹羽英雄さんに新ビジネスについて伺いました。

株式会社カーケアセンター代表取締役 丹羽英雄さん
株式会社カーケアセンター
代表取締役 丹羽英雄さん
 
お名前 丹羽 英雄(にわ ひでお)
お生まれ 1942年1月8日
ご出身 大阪市
お住まい 横浜市中区石川町
お仕事 株式会社カーケアセンター 代表取締役
http://www.carcare-center.co.jp/
ご趣味 車に乗って出掛けること

経営のセンスはこうして磨かれました

丹羽  僕は1942年に大阪で生まれました。大阪で服飾デザインの専門学校を出て、東京の人形町にあるアパレル関連の会社に勤めました。
東京住いが長かったです。
僕の原点はアパレルにあると思っています。
担当は営業と企画でした。営業では素材を扱う会社、デザインをする会社、縫製をする会社、町工場・・・いろいろな場所に入っていくことが出来ました。
企画はブランディング力です。これは良いと思った素材(ファブリックマテリアル)をどう世の中に生み出していくかをメーカーやデザイナーと話し合い、ロゴマークやブランド名を決めて形にしていく、こういったクリエイティブな仕事が好きでしたね。
僕の経営のセンスは、アパレル業界で磨かれたと言ってもいいです。

26才で起業しました

丹羽  世界中を回りました。フランス・イタリア・アメリカ・・・当時、世界の流行はパリ、ミラノ、ニューヨークから発信されていました。縫製は技術力のある日本はもとより、工賃の安い中国や東南アジアが主流でした。
出来あがった製品の販売路も開拓しなければなりません。世界を股にかけ、売買に奔走する、まるで商社のようでした。
時代はバブルの絶頂期を過ぎたころです。しかし、当時はそうは思わなかった。好景気はまだまだ続くと思われていましたから、大手メーカーにも勢いがありました。外部へ委託する仕事が多く、その受け皿が求められていました。26才で独立できたのも、ブランディングの企画で信用を得たこともあり、また当時の流れがOEM製造に力を入れ始めたことで、『クリエィティブディレクター』が求められていたからだと思います。

海外のヨットレースを見に行き、愛すべき小物たちと出合った

丹羽  欧米ではヨットレースが盛んに行われていてよく見に行きました。実は、僕もヨットマンでして、油壺にクルーザーを所有しています。羨ましいのは、欧米のハーバーにはヨットマンや家族のためのオシャレな施設が整い、お店にはオシャレな小物が並んでいて購買意欲を掻き立てます。そこで売られている素敵な小物を日本で売りたいと思いました。

1992年は日本チームが初めて「アメリカンスカップ」に「ニッポン・チャレンジ」として参加した時でした。大手食品メーカーの代表取締役が30社から30億円余りを集めて参加するに至ったと聞いています。某テレビ局がアメリカンスカップの放映権の取得に動いていました。実現はしなかったけれど、その時のプロデューサーと知り合いになりました。
公認ポスターのアーティストとも知りあうことが出来ました。ヨットが取り持つ縁で、「マリタイム」という名のインテリア雑貨店を三越、高島屋、そごう、京王デパート・・・そして横浜ランドマークタワーに出店することができました。そこではもちろんそのアーティストの絵を置くことができました。
人脈は人財だと思いました。人生で一番面白かったと思われる時代でした。

えくぼを直す技術を日本に

丹羽  アメリカの中西部ではピンポン玉やゴルフボール大の雹(ヒョウ)が降ることがあります。車は凹になってしまいます。叩いて直す板金塗装は、叩くことで塗装を痛めてしまい、再塗装をするため高額になってしまいます。だから頻繁には直せません。そこで、それとは違った技術がアメリカで生まれました。通称「デントリペア」と呼ばれております。正式名はペイントレスデントリペア(Paintless dent repair, PDR)です。道具を使って凹み(えくぼ)を修復する方法なので安価で済むのです。

仲間のヨットクルーが「えくぼが直せる技術がある」と日本に持って来たのですが、海外ほど普及しません。そこで、この技術を広めるためにも、洗車とデントリペアをやってやろうと思いました。

ビジネスとしてのブランディング化

丹羽  ビジネスとしてやるなら「良い所へ出る」「他の人が出さない所を探す」。。。そこで考えたのが「駐車場内でのビジネス」です。「車を駐めて仕事や買い物をしている間、映画を観ている間に車がキレイになる」という発想です。
店舗は車2~3台程の駐車スペースが必要です。洗い終わった車の一時保管場所にも駐車スペースが必要です。いつも混雑しているパーキングは不向きです、空くのを待つ長蛇の列ができる所で、洗車用に駐車スペースが欲しいと言ってもオーナーは首を立てには振りません。

そこで大型商業施設に出店することを考えました。横浜ランドマークタワー店が1号店となったのは、インテリア雑貨店での経営実績がかわれたからだと思います。

六本木ヒルズの時は4年がかりでした。ヒルズには1階の基礎工事の頃から通いました。ここでも「横浜ランドマークタワーの駐車場でビジネス展開をしている」ことが信用に繋がりました。もしも、ここが1号店だとしたら4年では済まなかったと思いますよ。良い場所で実績を積むことが大切だと実感しました。

西銀座駐車場は東京都の「都営駐車場」です。都営の駐車場が民間のビジネスに使えることが「新しい」と思いませんか? 駐車場で他の店を開くことは前例が無いのですから、パイオニアの精神を持って挑戦していかないとダメですね。 西銀座駐車場は地方都市に話を持って行くときに力になります。
なにせ「都営」ブランドの駐車場ですから(笑)

東戸塚オーロラシティ店は女性客を意識してメニューを考えています。リーズナブルな金額のメニューを前に出し、時間も短くしています。お買いものやレッスンの間に手軽に利用できることをPRしています。

サービスに満足していただけたら、リピーターになり、そして固定客になります。ですから「サービスに満足していただくこと」がとても大事になります。

 

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株式会社カーケアセンター
 

株式会社カーケアセンター
 

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汚れはどんな時代にもある

丹羽  洗車はお天気に左右されます。気象予報で雨ともなると「前日」も「当日」もお客様は激減します。梅雨や秋雨の季節になると売上は下がります。しかし、異常気象続きの日本ですから、アメリカ中西部のような「ひょう」が降ったり、ゲリラ豪雨で車体にキズがつくことがあります。
これからの花粉の季節、花粉は車体の塗装の中に入り込むのをご存知ですか? 火山灰や空気の汚染物質でも塗装が痛みます。
「好景気でも不景気でも、汚れはどんな時代にもある」と思います。ですから、洗車は無くならないですね。お天気に左右される分、晴れの日には洗車を楽しむ習慣が生まれるように頑張りたいですね。出張洗車とか、洗車の様子を見ながら「お茶する」カフェとか。。。発想はつきません(笑)

起業を目指す若者集まれ

丹羽  ビルの駐車場は地下が多くて日が当たりません。冬の水仕事はキツイです。夏は猛暑で駐車場は車の熱気でむせ返るような暑さになります。そんな環境で頑張っている社員には、もっともっと待遇を良くしてあげたい気持ちになります。その待遇の向上として考えているのが、社員の独立です。頑張れば頑張った分オーナーへの道が開けるのなら、頑張れると思います。

若い日の僕がそうだったように「起業させ利益を生み出すことができるように面倒を見る」ことが僕の社会への恩返しです。

あなたにとっての横浜とは

丹羽  1号店は横浜ランドワークタワーの駐車場出口付近にあります。黄色い色が駐車場のランドマークになっています。
ロゴマークから店舗の内装、名刺に至るまでデザイナーと話合いプロデュースしました。その時間は、自分の原点、アパレル時代に戻ったかのように楽しいものでした。
ごらんのように、薄暗い駐車場でカーケアセンターだけ黄色く光って見えます。中型~大型施設の駐車場には「駐車場の光」カーケア―センターがあるんだと周知していただけるように、横浜から日本全国に向けてカーケアサービスの光を放ちたいと思います。

 

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株式会社カーケアセンター 丹羽英雄さん
 

手洗い洗車、ワックス、コーティング、ポリマーコーティングなど、駐車場で駐めてる間に、あなたの車を職人技で磨き上げ、驚きのすべすべピカピカに。

 
カーケアセンター店舗

  • 横浜ランドマークタワー店
    横浜みなとみらいランドマークタワーB1 (アクセス)
  • 六本木ヒルズ店
    六本木ヒルズP2駐車場B3F (アクセス)
  • 東戸塚オーロラシティ店
    西武館オーロラモールP2駐車場 (アクセス)
  • 銀座店
    外堀通り 西銀座駐車場地下2F (アクセス)
  • 池袋サンシャインシティ店
    サンシャインパーキング地下2F (アクセス)

 

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