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笑う門(第9回) 秋ですね! 今年もイベントシーズン突入です。

by staff on 2015/10/10, 土曜日
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合資会社 笑う門代表 山田浩和

PROLOGUE 連載に寄せて

こんにちは!
合資会社 笑う門の山田浩和と申します。

1971年8月生まれ。保土ケ谷生まれの保土ケ谷育ち。
獅子座のO型。動物占いは「磨きぬかれたたぬき」。
歴史上のヒーローは前田利家と土方歳三。
好きなマンガはワンピースです。
仕事は「販売促進企画」という名称で、中小企業・小規模事業者・個人商店・商店街などのコンセプトづくりや販売促進に関する企画立案、販促物(名刺やパンフレットなど)のデザイン・制作などをしています。
また、それに関連して地元・保土ヶ谷の地域まちづくりや商店街活動、あるいは所属している中小企業団体の活動などに取り組んでいます。

ヨコハマNOWでは、2011年6月号から3年半、私が事務局を努めさせていただいている「保土ヶ谷宿名物会」のコラムを書かせていただいていました。この度、新企画として、2015年1月より、(名物会も含め)前述のような私の業務や活動に関して書かせていただくことになりました。
改めまして、よろしくお願いいたします。

 

ほどがや弁当つくってます!

保土ヶ谷の魅力を「味」で伝える

保土ヶ谷の各市民活動団体が連携して組織しているている「ほどがや 人・まち・文化振興会」。
「地産地消」「歴史」「多世代交流」を柱に様々な活動を展開しています。
(毎月第1日曜日に開催している「宿場朝市ごうどいち」も同団体の主催)

彼らが今春から取り組んできた新たな事業「ほどがや弁当」の開発がクライマックスを迎えています。

「ほどがや弁当」開発のコンセプトはズバリ「保土ヶ谷の魅力を「味」で伝える」。
地元の老舗「オードブルの店・ワイズ」さんの全面的な協力を得て、企画を進めてきました。

今回、私が関わらせていただいたのは、「掛け紙のデザイン」。
やってみると、コレが中々、奥が深かったです。

「紙媒体を作る」となると、どうしてもナンでもカンでも情報を詰め込みたくなるものです。
でも、弁当の掛け紙って、それで良いのか?ということになり、関係者全員で、市販されている弁当をリサーチしました。

意外にも、こういうことをして初めて「そんなこと、前から常識的に知っていた」と気づくものです。
例えば、コンビニの弁当に掛け紙なんて掛かっていません。
透明の蓋で直接中身を見せて、ボリュームと中身で食欲を刺激しています。
チョット高級路線なると、商品名でどんなお弁当かが想像できる商品や、地域ブランドを確立しているようなものは、中身は見せません。
「うなぎ弁当」のように、和紙のような掛け紙に筆文字をあしらっていたりします。
意外に多かったのが、透明の蓋で「帯」を巻いたパターンです。
中身が分かりつつ、帯一つ巻かれていることでコンビニ弁当とは一線を画す上品さが出ます。

そんな感じで、各自が持ち寄ったリサーチ結果に基づき、アレコレを試作を繰り返してみました。
その結果・・・、中々良いものができたのでは、と自画自賛しております。

掛け紙のデザイン案
掛け紙のデザイン案

肝心な中身ですが、9月3日(木)に開催された試食会では、協力店のワイズさんが腕を振るい、かなりの充実したお弁当が登場しました!
保土ヶ谷のかつての名産、じゃがいもをバーンとメインに押し出しつつ、肉・魚・野菜をバランス良く取り入れ、また、スッキリした小さめな箱から受ける印象とは異なり、ボリュームもガッツリ。
ワイズさんの少し甘めで優しい味付けが「地元の弁当」という印象を一層強く際立たせているように感じました。

「ほどがや弁当」試食版
「ほどがや弁当」試食版

さてさて、そんな形で市民・行政・事業者がコラボレーションして開発した「ほどがや弁当ですが、弁当で、そして「味」で表現した保土ヶ谷の魅力とはいかに?

第一弾は10月11日(日)・12日(月・祝)で開催される「保土ヶ谷宿場まつり」で販売です。
(詳細は、後述する「お知らせ」をご参照ください)

笑売繁盛・販売促進5W1H

小規模事業者ならではの販促企画、お伝えします!
小規模事業者ならではの販促企画、お伝えします!

【其の参】価値フレーム設計①

【参照】価値フレーム
【参照】価値フレーム

とりあえず、前回の復習です。

前回まで、「AIDMA(アイドマ)の法則」と「販促ステップチャート」について書かせていただきました。

消費者には、商品やサービスの存在を知ってから、それを実際に購するまでには、一定の心理的法則がある。
(AIDMA(アイドマ)の法則)

なので、販促活動も、その心理に合わせてするのが良い。
(販促ステップチャート)

というものです。

ここから本題です。

ただし、この販促ステップチャートにも弱点があります。
集客からファン化までの販促活動を行う際、例えば、集客の段階ならWebサイトやブログ、Facebookなどを使う、見込み客を顕在化するためには、メルマガをる、あるいはもう一歩踏み込んでセミナーや体験会を開催するなど、販促のツールや企画は思い浮かぶかもしれません。
しかし、そこに「自社・自店ならでは」「オンリーワン」「強み」「トンガリ」など、あなたでなくてはできない、あなたこそが選ばれる理由が必要です。

それを見直し、構築するのがコンセプトデザインです。

弊社ではまず、各社の「オンリーワンの価値」を掘り起し整理するために「価値フレーム」というものを作ります。
価値フレームを作るシートは、極めてシンプルです。
四角い枠を4つに区切ります。

まず、中央には経営理念やコンセプトが入ります。

そして、上部は「感覚的価値」、下部は「実質的価値」の枠になります。
更に、左上は「感動」、右上は「ステータス」、左下は「機能」、右下は「情報」という枠になります。

コレだけです。
このシンプルなシートに設けられた各々の枠に、該当する各社の価値を落とし込んでいくだけです。

なのですが、謙遜や「当たり前すぎて見落とす」などの理由があり、意外と自社のコトは書きにくいものです。

それでも、出来上がると、コレが様々な販促活動に役立つツールになります。

次回から、各項目の説明をさせていただきます。

チョット待って!次回の予告

そんなワケで、次回は価値フレームの中の「機能」のお話をします。
商品・サービスにおいて、もっとも基本的な部分になります。
ご期待ください!

【参照】笑売繁盛・販売促進5W1H Webサイト
http://warau-5w1h.jimdo.com/

お知らせ

保土ヶ谷宿場まつり

保土ヶ谷が、かつて東海道の宿場町であったことをきっかけにスタートし、今や季節の風物詩となっている「保土ヶ谷宿場まつり」。
今年も賑やかに開催されます!
※「ほどがや弁当」の販売もあります。

日 時 10月11日(日)・12日(月・祝)11:00~17:00
会 場 保土ヶ谷駅西口商店街および周辺地域
会 費 入場無料
参 照 http://syukuba.net

合資会社 笑う門 代表 山田浩和

 

合資会社 笑う門
〒240-0006 横浜市保土ヶ谷区星川3-7-22田中ビル2F
TEL.045-333-3068 FAX.045-333-3068
E-mail yamada@hesochiku.com
Websie http://www.warau-kado.com/

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