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第2回 冬を迎え、今年を終える準備を。

by staff on 2015/11/10, 火曜日

 上り路線の満員具合に未だ慣れません、白崎文子です。
 十一月は、前後と違ってこれといった行事がないようにも思います。強いて挙げれば、七五三が代表的な催しと言えるでしょうか。日に日に寒さは増しますが紅葉シーズンでもありますから、よく晴れた日に出掛けるには良い時期なのかもしれません。

 私が抱く十一月のイメージは、『冬を迎える準備、今年を終える準備の月』です。
 制服は十月に夏服から冬服へと変わりますが、私生活でもこれと前後して夏服から秋服へと移行するのではないでしょうか。そして、十一月の冷え込みに合わせ、より暖かい冬服へと装いを変える人が多いものと思います。
 日本の四季を感じる季候の移ろいの中、先に述べたように大きなイベントがないのは幸いでもあります。年末の忙しい時期に入る前に、ゆっくりと『今年の内に済ませておきたいこと』を見直すのにちょうどいいのです。
 今年の初めに立てた目標、やりたい事は、達成できたでしょうか。途中でやめてしまった事、先延ばしにしてしまった事は、年末を前にどのような状態になっているでしょう。
 もし気持ちが変わって目標に魅力を感じなくなってしまったならば、それは悪い事ではないと思うのです。けれど、気持ちはあるのに中途半端になってしまっている事があるなら、立て込む前に手を着けてしまいたいですね。
 また、年末の忙しさに対してどう対処するべきか、去年を思い出し、今年の流れを振り返り、今から考えておくのも有効かもしれません。
 ちなみに私は、今年最大の目標を放り出してしまっています。年初に計画を立てていた時ほどの魅力を感じなくなってしまい、別の事にその分の力を割いている所です。その一つが実を結び、こうしてコラムを書かせて貰っているので、この方向転換は間違っていなかったのでしょう。その他の細かな事柄についても、十一月の内に振り返り、今年の目途を立て、来年に活かしたいと思っています。
 成功論などで『やりたい事や目標を紙に書き出す』という方法がよく挙がっていますが、私は効果に関わらずこの作業が好きです。コーヒーと少しの焼き菓子をお供に頭の中を棚卸するのは、心を安定させ、やる気を引き出す手助けになってくれます。気負わずに書き出せるようになるまで少しの練習が必要でしたが、今では良いリラクゼーション方法です。

 「気負わずに何かを書く」という事が、特に私にとって大切な事のようです。
 このコラム『小石で落書き』も、「小石で砂地に落書きをするみたいに、力を抜いて書いていきたい」という思いで命名しています。
 まだまだ緊張の抜けない部分もありますが、今後ともどうぞお付き合い下さればと思います。

 白崎文子でした。

(文:白崎文子/)

 

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