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笑う門(第13回) 行動させるスイッチを押す!

by staff on 2016/2/10, 水曜日
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合資会社 笑う門代表 山田浩和

PROLOGUE 連載に寄せて

こんにちは!
合資会社 笑う門の山田浩和と申します。

1971年8月生まれ。保土ケ谷生まれの保土ケ谷育ち。
獅子座のO型。動物占いは「磨きぬかれたたぬき」。
歴史上のヒーローは前田利家と土方歳三。
好きなマンガはワンピースです。
仕事は「販売促進企画」という名称で、中小企業・小規模事業者・個人商店・商店街などのコンセプトづくりや販売促進に関する企画立案、販促物(名刺やパンフレットなど)のデザイン・制作などをしています。
また、それに関連して地元・保土ヶ谷の地域まちづくりや商店街活動、あるいは所属している中小企業団体の活動などに取り組んでいます。

ヨコハマNOWでは、2011年6月号から3年半、私が事務局を努めさせていただいている「保土ヶ谷宿名物会」のコラムを書かせていただいていました。この度、新企画として、2015年1月より、(名物会も含め)前述のような私の業務や活動に関して書かせていただくことになりました。
改めまして、よろしくお願いいたします。

 

心を動かし行動させる「切り口」とは!?

思わず「キュン」ときちゃいました

『友達と登って、恋人と下りてきた。』

突然、失礼しました。

↑コレ、ご存知でしょうか?
私、今回初めて知りました。
2014年の東京スカイツリーの広告用キャッチコピーだそうです。

タイトルとサブタイトルも素敵です。

「TOKYO SKYTREE LOVERS SKY 2014
  地上350mでふたりの距離は0になる」

う~ん。
中々、出てきませんね、この表現は。
秀逸!キュンと来ました。
(笑)

でも、こういうコトなんです。
「モノではなく物語を売る」とは。

東京スカイツリーのキャッチコピーを考えろ、というお題をもらったとします。
私たちがやってしまいがちなパターンとして、

「地上350mの絶景」
「最高の夜景で最高のひととき」
「(今は違うけど)日本で一番<高い>夜景」

みたいな切り口になってしまうのではないかと・・・。

注目すべきは「切り口」です

くれぐれも、ここで言いたいのは表現ではありません。
良いキャッチコピーの作り方の話ではありません。

むしろ、その手前の「切り口」の話です。

「地上350m」「絶景」「夜景」は素材です。
商品で言えば「〇〇産の▲▲を使った~」、みたいな感じです。
「禁じ手」というワケではありませんが、これらはあくまでも提供側の視点。
つまり「モノ(=商品)」の説明です。

一方で、「友達と登って、恋人と下りてきた。」は物語を表現しています。
ストーリーがあります。お客様側の視点です。
主人公(=お客様)の「成りたい自分」「あこがれの自分」を描いています。
東京スカイツリーはそれの実現を助ける魔法、つまり商品・サービスです。

今、私たちに求められているのは、こういう切り口で相手の心を動かし行動させる、という発想なのだと思います。

もっと身近な物語もあるのです

もう一つ。
上記とは、コンセプトもストーリーもかなり違いますが。
(笑)

思わず多くの人が心を動かされ、行動させられてしまう秀逸なキャッチコピーを紹介します。
2013年から(?)、毎年期間限定で専門ショップまでオープンしている有楽製菓株式会社のバレンタイン向け「ブラックサンダー」用キャッチコピーです。

『一目で義理と分かるチョコ』

有楽製菓株式会社「ブラックサンダー義理チョコ」サイト
http://blackthunder-girichoco.com/

前の事例の物語が「壮大」(?)なので、少し分かりにくいかもしれません。
この物語は、主人公を何にしてくれるのでしょうか?

(良し悪しや好き嫌いはともかく)義理チョコは、言わば「季節のご挨拶」。
年賀状や暑中見舞いと同じと考えるならば、それをすることによって周りと「良い関係」を構築できます。
そして、年賀状や暑中見舞いと同じと考えるならば、そこに「自分らしさ」を表現したいところです。
「一目で義理と分かるチョコ」は、バレンタインデーにあげるチョコだけど、変な誤解もない、煩わしさもない、経済的な負担も少ない。
「はい、はい」って渡せて「はい、はい」って受け取れて、シャレが通じてイヤミがなくて、ちょっと面白い。
まさにそんな自分を表現できるのではないでしょうか?

繰り返します。
くれぐれも、キャッチコピーではなく「切り口」のお話です。
あなたのご商売の物語では、最後にお客様は「何に」なれますか?

笑売繁盛・販売促進5W1H

小規模事業者ならではの販促企画、お伝えします!
小規模事業者ならではの販促企画、お伝えします!

【其の五】価値フレーム設計④

【参照】価値フレーム
【参照】価値フレーム

とりあえず、前回までの復習です。

新規集客・リピート化に必要なのは、「自社・自店ならでは」「オンリーワン」「強み」「トンガリ」など、あなたでなくてはならない●●●●。
そこで、弊社が提唱しているのがコンセプトデザイン。
そして、その一歩としてやっているのが「価値フレーム設計」です。

前回は、価値フレーム設計の第三弾「ステータス」についてお話しました。

ここから本題です。

今回は、価値フレーム設計の第四弾「情報」についてお話します。

あなたは、あなたの業界のプロフェッショナルであり専門家でありアドバイザーでありコンシェルジュでありコンサルタントです。
あなたの専門知識やプロならではの情報は、あなたが思っているよりお客様が知らないコト、知りたいコトがあり、ウンと価値があります。
お客様の視点から言えば、あなたの商品・サービスを通じて「成りたい自分」を実現させるためには、「単なる取引」として商品・サービスを利用しているだけでは不十分なのです。
あなたから情報を発信するコトで、あなたの商品・サービスの魅力が増し、お客様の感動が大きくなり、お客様は「成りたい自分」に近づけるのです。

ただし、情報発信と言っても内容は様々。
発信の手段はもちろん、発信する内容も様々。
また、「販促のステージ」に合わせた情報発信の使いわけも非常に重要です。

チョット待って!次回の予告

価値フレームは今回が最終回です。
次回は、クライアントモデルのお話をさせていただきます。

クライアントモデルとは、あなたの理想のお客様像。
あなたの価値を求めている人。
あなたの商いの物語の主人公です。

ご期待ください!

笑売繁盛・販売促進5W1H Webサイト
http://warau-5w1h.jimdo.com/

お知らせ

宿場朝市「ごうどいち」

保土ヶ谷区内で採れた新鮮な野菜や保土ヶ谷宿名物、横浜市内のコロッケグランプリ「ガチコロ」で準優勝したコロッケなど、保土ヶ谷のイイモン揃えてます。
皆さまのご来場をお待ちしています。

日 時 3月6日(日)10:00~13:00
会 場 北川製粉所
神奈川県横浜市保土ヶ谷区帷子町2-82
JR横須賀線・湘南新宿ライン 保土ヶ谷駅西口から徒歩3分
参加費 入場無料
参 照 https://www.facebook.com/goudoichi/

下記URLからメールアドレスをご登録いただければ、開催日程等をお知らせいたします。
ご興味ある方は、よろしければ以下のフォームからメールアドレスをご登録ください。

QRコード
http://ur0.link/oU5j

ごうどいち: https://www.facebook.com/goudoichi/

合資会社 笑う門 代表 山田浩和

 

合資会社 笑う門
〒240-0006 横浜市保土ヶ谷区星川3-7-22田中ビル2F
TEL.045-333-3068 FAX.045-333-3068
E-mail yamada@hesochiku.com
Websie http://www.warau-kado.com/

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