横浜市の「山元町」から宮城県の「山元町」へ -「竹灯り」を創って送りました-
2016年1月末のことでした。 江口さんが懇意にしている、竹灯りアーティストの「CHIKAKEN」さんが東日本大震災5周年に宮城県山元町で「竹灯り」を創って追悼式を行うことになったとのこと。そして全国各地で「竹灯り」を創ってもらう活動を展開していることを伺いました。 竹灯りアーティスト「CHIKAKEN」 横浜市の山元町の皆さんは、同名つながりということで大震災直後から二丁目商栄会の方々を中心に、復興支援活動を続けています。 3月11日まで時間もないし。できるかな?? 2月初めに熊本県在住の「CHIKAKEN」さんが、首相官邸で「竹灯りワークショップ」を開催され、その帰りに横浜に寄ってくださってお会いすることができました。 「横浜の竹でやりたいですね。用意できますか。電気ドリルなどの道具はこちらで用意します。もちろんボランティアでやらせていただきますよ。」という彼らの言葉にこれは実現させなければならないという想いを強くしたのでした。 「横浜の竹」は、教育支援協会の沖田さんのご紹介で、横浜市戸塚区にある竹林の竹を伐採することになりました。伐採には、「盆栽カフェ」の先生である石井造園の石井社長が登場してくださいました。私は、生まれて初めて竹きりに挑戦。沖田さんの協力も得て「竹筒」を50本用意しました。 そして会場は、山元町二丁目町内会長の簑島さんのご尽力で、山元小学校コミュニティハウスをお借りすることになりました。 2月28日、山元町二丁目商栄会では8時からの「朝市」の後に、宮城県山元町復興支援の「餅つき大会」が開催されていました。 どれだけの人が参加して下さるのか・・と不安に思っていたところ簑島さんが声掛けをしてくださって、第六地区の町内会長である柳島さんや横浜市中区の職員が来てくださいました。山元小学校のお子さんたちやお母さまたちも参加して、会場は満杯になりました。 「CHIKAKEN」さんの指導でワークショップが始まりました。 「こちらの山元町でも追悼しましょうよ。」という声が上がって、10本ほど横浜の山元町用に創りました。私も竹筒に「山元」という文字を彫りました。 3月11日、山元小学校のコミュニティハウスで開催されていた「ふれあい給食」の前に「竹灯り」を灯して参加者一同で黙祷を行ない、東日本大震災の犠牲者を追悼しました。横浜市山元町の皆様の温かい気持ちに涙が出てきました。 宮城県山元町では、3月12日・13日の夜に、私たちからの「竹灯り」を含めて全国から寄せられた600本が灯りました。見に行った夫(渡邊圭祐)の話では壮大で荘厳な風景だったそうです。 河北新報ニュース <震災5年>被災沿岸見詰める竹あかり 今回の「竹灯りワークショップ」は、多くの皆様のご協力で実現できたものです。本当にありがとうございました。 東日本大震災から5年。 ※2016年3月15日の朝日新聞神奈川版に「山元町同士 支援が育む絆」という記事が掲載されました。 |
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ヨコハマNOW 動画
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ランニングが大好きで、月に150kmほど走っているというヨコハマNOW編集長の辰巳隆昭が、お気に入りの新横浜公園のランニングコースを紹介します。 |
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横浜中華街は碁盤の目のように大小の路地がある。その中でも代表的な市場通りをビデオスナップ。中華街の雰囲気を味わって下さい。 |
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