再び大槌へ
2013年の夏。 大槌町は東日本大震災で津波とその後に起こった火災で、人口15,000人のうち1,200人を超える死者行方不明者がでました。岩手県の市町村の中で死者行方不明者の割合が最も多い自治体です。津波で職員の多く生命が奪われた役場建物の前に立った時復興への道のりの厳しさが感じられました。 その大槌町を再び訪れるとは・・・。 3年ぶりに訪れた大槌町は、ゆっくりとした歩みですが、復興へ踏み出していました。城山公園から見ると、かさ上げ工事がようやく始まっていました。仮設住宅と隣接して災害公営住宅も建てられ、入居が始まっていました。 大槌町のシンボルは、NHKの人形劇「ひょっこりひょうたん島」のモデルとなったと言われている「蓬莱島」です。「蓬莱島」は大槌湾赤浜地区の対岸にぽっかり浮かぶ周囲200mの小さな島です。 大槌町の紹介(蓬莱島) 私が訪れた4月29日、赤浜地区では東日本大震災で被災した「弁財天」が島に戻る遷座式が開かれていました。「弁財天」が戻ったことを祝って、「ひょうたん島まつり」が開催され、地元の人たちが集まって郷土芸能の虎舞を披露したり、ホタテや牡蛎、ワカメ汁などが振る舞われていました。牡蛎の殻むき大会や地域アイドルの歌謡ショーなどもあり、人々は心から蓬莱島が元に戻ったことを喜んでいました。 ひょうたん島まつり 大槌の蓬莱島に弁財天像が戻る 毎日新聞 大槌町では、午前6時に「ひょっこりひょうたん島」の音楽が流れます。 大槌町とのご縁は「にんにくスプラウト」の存在もあります。 「にんにくスプラウト」のにんにくを乾燥した「乾燥にんにく」や加工品である「黒にんにく」は健康食材としても注目されています。これからヨコハマNOWのオンラインショップ「濱よせ」でも取り扱いたいと考えておりまして、ただ今交渉中です。 いつまでも下を向いていられない・・・「ひょっこりひょうたん島」の歌詞にあるように「泣くのはいやだ笑っちゃおう進め」という大槌町の人たちの心意気が感じられました。 ※熊本地震の復興支援のための「応援ナイト」をNPO法人横浜コミュニティデザインラボと共催で5月13日(金)の夜に関内にある「さくらWorks」で開催いたします。 ※「ヨコハマNOW」の顔の見える熊本・大分地震復興支援についてはこちらをご覧ください。 |
(クリックで拡大画像) |
ヨコハマNOW 動画
新横浜公園ランニングパークの紹介動画 | ||
ランニングが大好きで、月に150kmほど走っているというヨコハマNOW編集長の辰巳隆昭が、お気に入りの新横浜公園のランニングコースを紹介します。 |
横浜中華街 市場通りの夕景 | ||
横浜中華街は碁盤の目のように大小の路地がある。その中でも代表的な市場通りをビデオスナップ。中華街の雰囲気を味わって下さい。 |
Comments are closed.