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絵本から笑本へ(第2回) 自信過剰な絵本作家

by staff on 2016/6/10, 金曜日

さて、前回から始まった

絵本作家 保科琢音の「絵本から笑本へ」

本当に好き勝手な事を「おしゃべり」しています・・・
こんなんでいいのか。
どうなんだ。
まぁいいか。

とにかく、少しずつでも読んでくれている方が増えて
楽しみにしてくれるような話をしていこう。
と思ってます。

そして今回は「絵本作家」についてしゃべってみようと。

ぼくは絵本作家になる前、

10年間公共図書館で働いていました。

児童担当として、おはなし会を毎週やっていた時期もあります。
赤ちゃんのための初めての絵本を紹介する、ブックスタートという活動も
長年、担当していました。

もともと、絵本作家になるために、
絵本がたくさん読みたくて図書館で働きだしたので、
10年間で絵本や児童書は合わせて10,000冊は読みました。

だからぼくは、絵本作家になるまでに
一番絵本を読んで、
一番絵本を人に読んで、
一番絵本に対しての質問をされて答えてきた絵本作家です。
たぶん。
たぶんね。

もちろん絵本を読むのは楽しいし、

絵本は大好きなんです。

でも、絵本を10,000冊読んで感じた事は
「あんまり面白い絵本てないんだなー」
「これなら、おれが考えている絵本の方が何百倍も笑えるなー」
という事。
感じの悪い素人です。

それでも、
「この絵本作家さんはすごいなー」
と感じた人が二人います。
まぁそれは、またいつかしゃべります。

たくさんの絵本を読んだお陰で、

絵本作家になるための「自信」がつきました。

よく、かみさんに「自信家」だと言われます。
でも、自分では自信家どころか「自信過剰」だと思っています。

自信過剰って悪口みたいに使われますが、
自信過剰って良い言葉じゃないですか?
ぼくは結構好きなんですよ、自信過剰。

自信とは「自分を信じる」事。
ぼくは人一倍、ぼくの事を信じています。

自分にとっては、かなり当たり前の事。

だから、ぼくは「自分を信じていない人」を
信じません。

自分を信じていない人に、
他人を納得させられる仕事が出来る訳がない。
と思っているから。

図書館で読んだほとんどの絵本に対して
「これは、本当に自分を信じて描いた絵本なのか」
そう感じていました。

自分を信じて描いた絵本じゃなかったら
面白いはずないじゃん。
笑えるはずないじゃん。

だから、ぼくは「ぼくの絵本」を信じています。

人を笑わせる事が出来る絵本だと信じています。

新しい絵本を書くときも
この絵本は日本で一番笑える絵本だ。
そう信じて書いています。

なのでウケないと、
めちゃめちゃヘコみます。
めちゃめちゃ。
そりゃあもう、めちゃめちゃヘコみます。

まぁ、それはしょうがない事。
まぁ、そんな事はめったにないですが。
まぁ、たまにはあります。

こんな「自信過剰な絵本作家」の絵本
見たくなりません?

こんだけ言ってんだから、そりゃ面白いんだろうなー
よっぽど笑えるんだろうなー、というようなハードルを
是非、あげて見てもらいたい。

軽く越えていきますよ!

ほら、自信過剰でしょ。

こんな自信過剰な絵本作家、他にいるかな。
いないだろうな。
だってあんまり好かれるタイプじゃないしね。

真似はしない方が良いと思います。
真似したい人なんかいねえか。

それだけ他にいないタイプの絵本作家だ。
という事です。

だからこの連載も、他に無いタイプの連載になるように
自信を過剰にしてしゃべっていこう。

あ、でもね。

子ども達の絵本に対する反応には、物凄く謙虚です。

唯一、と言って良い位。
子ども達に対しては謙虚。

それは大人達だけが笑えて、子ども達は笑えない
そんな絵本は書きたくないから。

子ども達も大人達も、みんなで一緒に笑える絵本を
創り続けられる、
書き続けられる、
そんな「絵本作家」として生きていきます。

絵本から笑本へ!

また、次回。

(文・イラスト:保科琢音

筆者紹介

 

絵本作家 保科琢音
1983年、神奈川県生まれ。
横浜市の小・中・高を卒業。
公立図書館に10年間勤める。
2013年、絵本「あっかんべー」出版。
絵本作家の活動として、絵本や紙芝居の製作だけでなく、「読絵ん会」という名の「読み笑わせ」口演を行っている。
神奈川区三ツ沢下町にある「笑がおが 集まる みんなの広場 おかげさま亭」プロデューサー。
 
また、落語家「絵書家 筆之輔」としても活動。
2013年、横浜市職員落語愛好会会長に就任。
漫才コンビ「ワンダフルワンダ」としても所属。
 
目のおおきな妻とほっぺのやわらかい娘と、おもしろおかしな三人暮らし。

ヨコハマNOW取材記事
「僕にとっての横浜は「未来へ笑がおをつなぐ街」。絵本作家の保科琢音さん」
http://yokohama-now.jp/home/?p=13904

『読絵ん会(どくえんかい)』の様子を動画でご覧下さい。

 

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