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絵本から笑本へ(第4回) 新しい絵本作家

by staff on 2016/8/10, 水曜日

今。この連載コラムが掲載される、まさに今。

ぼくはめちゃめちゃいそがしい夏を過ごしています。
本当に、いそがしい夏。
そして、ありがたい夏。

どんな事をしているのかというと…
その名も『笑がおな一週間』!

横浜市の神奈川区にある
7つの会場で、7つの企画を、7日間連続で開催する。
というイベント。

全て違う会場で、
全て違う内容で、
全て面白い事をやっています。

絵本作家 保科琢音として
また、もうひとつの家業
落語家 絵書家筆之輔として
神奈川区を笑がおにつなぐ一週間。
だから、『笑がおな一週間』!

我ながら、良いイベントだと思います。
そして、こんな良いイベントは、
なかなか出来ない事だと思います。

このイベントに関して、本当にたくさんの方々に
ご理解、ご協力、そして賛同頂きました。
感謝です。
本当に感謝です。

ぼくは腹をくくって、絵本作家になったときから、

「日本一の絵本作家になるにはどうしたら良いか」
を、いつも考えています。

一番初めに考えたのは、
今いる絵本作家の人達とは
違う道を歩かないといけないという事。

好きな絵本作家さんはたくさんいますが、
憧れる絵本作家さんはいないから。
いや、憧れてちゃ駄目だというのが正解かな。

日本一の絵本作家になりたい人間が、
今いる絵本作家に、憧れてちゃ駄目でしょ。

だから、他の絵本作家さんが歩いた道は歩かない。
そう決めています。

ほとんどの絵本作家さんは、「絵あがり」です。

絵あがりというのは、
画家とかイラストレーターとか、
絵を描く事、絵を作る事を仕事にしていた人が、
絵本作家になるという事。

ぼくが勝手につくった言葉ですけどね。

今いる絵本作家さんは、ほとんど「絵あがり絵本作家さん」です。
ぼくはまず、絵あがり絵本作家さんにはなりたくないと考えました。

あ、絵あがり絵本作家さんがいけないと言ってるんじゃないんですよ。
ただ、憧れないというだけ。
いや、感じ悪いな。
まぁ、いつもの事だからいっか。
いや、よくないか。

絵本は絵が「大事」です。
だから、必然的に絵あがり絵本作家さんが多くなるのは当たり前。

でもぼくは、絵が絵本の「一番大事」じゃないと考えています。

「物語」も一番大事。
「言葉」も一番大事。
そして、ぼくは何より絵本は
「伝える事」が一番に「一番大事」だと感じています。

今いるほとんどの絵本作家さんの仕事は、

絵本を作って。
絵本を出版して。
たまに、イベントして。
です。

いや、だいぶ偏見も入っていますけどね。

でもぼくは、日本一の絵本作家になると決めたときから、
絵本を作って。
絵本を出版して。
たまに、イベントして。
この、サイクルには絶対に乗らない。
と、決めました。

そりゃ作りつづける事はすごい事。
出版だって、出せるに超した事はない。
たまのイベントで、たくさん稼げれば嬉しいだろう。

それでもぼくは、「伝える事」というのを大事にしたかった。
一番の一番、大事にしたかった。

だからぼくの考える絵本作家の仕事は、
絵本を書き続ける。
絵本を創り続ける。
そして、絵本を伝え続ける。
です。

それも自分自身で。

自分で書いた絵本を。
自分で創った絵本を。
自分自身の言葉で伝える。

それがぼくが考える
「新しい絵本作家」のあり方だと、確信しています!

自分にしか出来ない
絵本作家としての「生き方」だと、確信しています!

そして今年の夏、

その「新しい絵本作家としての生き方」を
たくさんの方々に見せれるときが来ました!
後押ししてくれる、方々がたくさんいてくれました!

それが「笑がおな一週間」です。

絵本作家 保科琢音の
人生をかけた!
一大イベントなのです!
いや、言い過ぎか。
まぁ、もっと言い過ぎてるとこあるからいっか
いや、よくないか。

このイベントがどう終わるか。
終わったとき、
自分自身がどういう気持ちでいられるか。
自分自身がどういう顔でいられるか。
自分自身が物凄く楽しみです。

新しい絵本作家の生き方を見せられているか。
はたまた、
アホらしい絵本作家の恥をさらしているか。

その答えは、もうすぐ出るところ。
来月のコラムで笑って報告出来るといいな。

絵本から笑本へ!
また、次回。

(文・イラスト:保科琢音

イベントスケジュール

最新のイベントスケジュールは こちら をご覧ください

筆者紹介

 

絵本作家 保科琢音
1983年、神奈川県生まれ。
横浜市の小・中・高を卒業。
公立図書館に10年間勤める。
2013年、絵本「あっかんべー」出版。
絵本作家の活動として、絵本や紙芝居の製作だけでなく、「読絵ん会」という名の「読み笑わせ」口演を行っている。
神奈川区三ツ沢下町にある「笑がおが 集まる みんなの広場 おかげさま亭」プロデューサー。
 
また、落語家「絵書家 筆之輔」としても活動。
2013年、横浜市職員落語愛好会会長に就任。
漫才コンビ「ワンダフルワンダ」としても所属。
 
目のおおきな妻とほっぺのやわらかい娘と、おもしろおかしな三人暮らし。

ヨコハマNOW取材記事
「僕にとっての横浜は「未来へ笑がおをつなぐ街」。絵本作家の保科琢音さん」
http://yokohama-now.jp/home/?p=13904

『読絵ん会(どくえんかい)』の様子を動画でご覧下さい。

 

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