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笑う門(第20回) 環境に適合する商いを創る!

by staff on 2016/9/10, 土曜日
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合資会社 笑う門代表 山田浩和

PROLOGUE 連載に寄せて

こんにちは!
合資会社 笑う門の山田浩和と申します。

1971年8月生まれ。保土ケ谷生まれの保土ケ谷育ち。
獅子座のO型。動物占いは「磨きぬかれたたぬき」。
歴史上のヒーローは前田利家と土方歳三。
好きなマンガはワンピースです。
仕事は「販売促進企画」という名称で、中小企業・小規模事業者・個人商店・商店街などのコンセプトづくりや販売促進に関する企画立案、販促物(名刺やパンフレットなど)のデザイン・制作などをしています。
また、それに関連して地元・保土ヶ谷の地域まちづくりや商店街活動、あるいは所属している中小企業団体の活動などに取り組んでいます。

ヨコハマNOWでは、2011年6月号から3年半、私が事務局を努めさせていただいている「保土ヶ谷宿名物会」のコラムを書かせていただいていました。この度、新企画として、2015年1月より、(名物会も含め)前述のような私の業務や活動に関して書かせていただくことになりました。
改めまして、よろしくお願いいたします。

 

恐竜

近い将来、無くなる職業!?

「たまたま」なのですが、先日、「(近い?)将来、無くなる職業」という記事や投稿を立て続けに(タイトルだけを含めて)読みました。
基本的にはITやAIの発達による影響を想定して、という意見が多いようです。

たしかに、この10年間を振り返っても、時代の激変ぶりは納得できます。
スマホもタブレットもFacebookもlineもありませんでしたよね。

以前も、

「2011年度にアメリカの小学校に入学した子どもたちの65%は、大学卒業時に今存在していない職業につくだろう」

という記事を読んだコトがあります。

アメリカの大学って日本と違うらしいので、大学卒業が何歳くらいって分かりにくいけど、ザックリ30歳くらいってしましょうか。
5~6歳で小学校に入学するなら2005~2006年生まれ。その30年後だから2035~2036年。ちょうど今から20年後くらいですかね。
驚きと言えば驚きですが、パーセンテージはともかく、案外、そんなモノかもしれませんね。

で、1つ読み間違えてはいけない、と思うのは「職業が無くなる=会社や店が無くなる」とは限らない、というコトです。
三越だって松坂屋だって、最初からデパートだったワケではないし、ヤマハなんて、その変遷(沿革?)たるや、ホントにお見事です。
要するに、時代に合わせて変わっていけるかいけないか、というコトではないでしょうか?

弱肉強食ではなく適者生存

別の記事ですが「弱肉強食ではなく適者生存だ」というのも先日、読みました。
読んで納得。
たしかに、強かった恐竜は滅びました。
その環境に馴染めたモノだけが生き残ったワケです。

たしかに、恐竜の話に比べると近視眼的かもしれませんが、この数十年を振り返っても、経済力が伸びている時代に設備投資をして、手仕事から機械による大量生産に切り替えた会社は伸びました。
一方で、バブルの限界に気づかずに投資を続けた会社は、というと・・・。
商店街も厳しい状況が続く一方で、個人起業家やNPO法人など、従来、無かった業態が生まれてきました。

私の師は、「業種ではなく業態を見直すべき」と良く言います。

たしかに。
今、個人の物販店は本当に苦戦を強いられていると思います。
ただ、私たち消費者がそれらの品々を要らなくなったワケではありません。
買い方が変わっただけです。
あるおそば屋さんが、数十年前に「宅配ピザ」という業態が日本に登場した時、従来の「おそば屋さん」から、それをモチーフにした業態に切り替え大成功した、という話を聞きました。
そういうコトなのでしょう。

「自分らしい商いこそ」、時代に適合!?

「物語を売る」販促企画では、本来の各社・各店の「価値」を見直すコトによって、時には業種・業態の見直しも提案します。
と書くと、少々大げさに聞こえるかもしれませんが、つまりこういうコトです。

ある自営業のミニスーパーが、大型スーパーの進出に苦戦を強いられているとします。
でも、そのミニスーパーは地域では「顔」で、更には料理好きでやりくり上手の健康オタクだとします。
そうすると、自店の材料で創る「美味しくて(材料に)無駄の無い体に優しい料理」のレシピを配ったり、店の一角で簡単な講座なんかが出来たりします。

これが実現すると、業種は既にミニスーパーでは無く「美味しくて無駄の無い体に優しい料理」道場みたいになるのです。
と、なれば、お店の価値は、「美味しい料理(を自分創れる)」「脱・無駄遣い」「健康」です。
で、あれば、それを求めるお客様は、大型スーパーではなく、こちらに通うことになります。
また、それまでに扱っていなかったとしても、参考書籍や健康グッズ、調理器具などを販売しても良い、というか「世界観」が充実するワケです。

こんな感じで、現在の商いから半歩ずつ、「自分ならでは」の業種・業態を創っていくコトで、「無くならず」「適者になる」方法の一つなのかな、なんて思ったりします。

笑売繁盛・販売促進5W1H

小規模事業者ならではの販促企画、お伝えします!
小規模事業者ならではの販促企画、お伝えします!

【其の十一】商圏モデルデザイン②

商圏モデルデザイン
商圏モデルデザイン②

前回まで

前回から「商圏モデル」についてお伝えしています。
商圏モデルとは、いわゆる「商圏」つまり営業エリアのことです。
私たち小規模事業者の最大の強みは「顔の見える関係づくり」。
それを活かすには、最適な商圏モデルをデザインするコトが必要と考えられます。

ここからが本題です。

商圏の設定方法ですが、良くある方法が、自社自店を中心に「半径〇km」の円を描く方法です。
基本的には間違えていないのですが、それだけでは片手落ち、というよりむしろ、ここからが肝心です。

その円の中を良く見てください。
線路はありませんか?
幹線道路はありませんか?
河川はありませんか?

あなたの街で暮らす人、もしくはあなた自身「実際の動き」を思い出してみてください。
生活圏って、線路や幹線道路、河川で区切られていませんか?

「距離は近いけど、線路の向こう側って意外と行かない」
「距離は近いけど、あそこに行くにはグルッと回らないといけないので行かない」

ってコト、ありませんか?
コレ、意外と明暗を分けるポイントです。

線路や大きい道路、あるいは河川って、心理的にも現実的にも往来を遮るものです。
「人の動き」にフォーカスして商圏をデザインしましょう!

次回、もう一つ重要な「人の動き」をご紹介します。
お楽しみに!

笑売繁盛・販売促進5W1H Webサイト
http://warau-5w1h.jimdo.com/

お知らせ

宿場朝市「ごうどいち」

保土ヶ谷区内で採れた新鮮な野菜や保土ヶ谷宿名物、横浜市内のコロッケグランプリ「ガチコロ」で準優勝したコロッケなど、保土ヶ谷のイイモン揃えてます。
皆さまのご来場をお待ちしています。

日 時 10月2日(日)10:00~13:00
会 場 北川製粉所
神奈川県横浜市保土ヶ谷区帷子町2-82
JR横須賀線・湘南新宿ライン 保土ヶ谷駅西口から徒歩3分
参加費 入場無料
参 照 https://www.facebook.com/goudoichi/

下記URLからメールアドレスをご登録いただければ、開催日程等をお知らせいたします。
ご興味ある方は、よろしければ以下のフォームからメールアドレスをご登録ください。

QRコード
http://qq4q.biz/tBEO

ごうどいち: https://www.facebook.com/goudoichi/

全ほどスリッパ卓球選手権・松原地区予選大会

全ほどスリッパ卓球選手権

現在、保土ヶ谷区内各地で開催されている「全ほどスリッパ卓球選手権」の松原地区予選が開催されます。
参加無料・参加資格ナシ。
優勝・準優勝者は11月12日(土)に和田町で開催される「頂上決戦」に出場できます!

皆さまのご参加をお待ちしております。

日 時 10月2日(日)14:00~16:00
会 場 洪福寺松原商店街内・神奈川銀行洪福寺支店前
相鉄 天王町駅から10分
参加費 入場無料
お問い合わせ 洪福寺松原商店街事務所
Tel. 045-332-5962

合資会社 笑う門 代表 山田浩和

 

合資会社 笑う門
〒240-0006 横浜市保土ヶ谷区星川3-7-22田中ビル2F
TEL.045-333-3068 FAX.045-333-3068
E-mail yamada@hesochiku.com
Websie http://www.warau-kado.com/

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ランニングが大好きで、月に150kmほど走っているというヨコハマNOW編集長の辰巳隆昭が、お気に入りの新横浜公園のランニングコースを紹介します。
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