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永岡鉄平の「若者にフェアなスタートを」(第9回) 進学 —› 就職を意識したキャリア教育企画始動

by staff on 2016/10/10, 月曜日

ハマっ子社会起業家「永岡鉄平」の『若者にフェアなスタートを』


 
 

 

株式会社フェアスタート、NPO法人フェアスタートサポート
代表 永岡 鉄平

横浜生まれ、横浜育ち。株式会社フェアスタート、NPO法人フェアスタートサポートの2法人の代表を務め、日々、児童養護施設の若者達を中心に18歳で親を頼れずに自立する若者達への就労支援活動に取り組む永岡鉄平が、日々の活動で感じたことを話します。
想いは「かわいそう」ではなく「もったいない」

 

進学 —› 就職を意識したキャリア教育企画始動

皆様こんにちは。
9月も終わるというのに、刺激的な残暑ですね。
まだまだジャケットを着るには辛い今日この頃、皆様、いかがお過ごしでしょうか。

さて、児童養護施設等の高校生達の、大学や専門学校等の進学率は全国平均で約20%といわれているのをご存知でしょうか。

高校生全体の進学率が約70%と言われる中、この数値は極めて低いです。
なぜ低いのか、大きな要因は、金銭面のようです。

ただ、この進学率に関して、大幅な上昇を達成している自治体があります。
それは、東京。

東京都内の児童養護施設等で生活をしている高校生達の進学率については、ここ1、2年で40%を超えているようです。

この数値上昇の背景には、給付型を含む奨学金制度の充実、そして、施設職員の方々のご尽力(奨学金情報の収集、高校生達への周知、進学していいんだよ、という後押しなど)があると感じております。

進学を達成した施設出身の若者達は、学業と生活費や学費を稼ぐためのアルバイトの両立に苦労し、中退率が高い現実はあるようなのですが、例えば4年制大学に進学した若者がいた場合、施設で生活できる年齢を最大22歳まで引き延ばすという法案も議論が始まっており、目的意識をしっかり持った進学者が、報われるインフラが整備されていくことを僕も祈念しております。

そして、こうした流れの中、フェアスタートとしても、これまであまり手を出してこなかった「進学前提の仕事」をしっかり施設の子達へ案内し、本人達の目標設定につながるような機会提供を開始しました。

第1弾は、国内最大手航空会社ANAさんとのタイアップです。

チラシのPDFを表示

11月に、ANA乗員訓練センターにて、航空業界の仕事について、中高生たちが知る、体験する機会をご用意しました。

知る、体験することで、その仕事が身近になり、イメージがわいてくる。

このANAさんとのコラボをきっかけに、進学することで就くことができる、様々な職種を知る機会を提供していきたいと考えています。

これからのフェアスタートに、どうぞご期待ください。

永岡鉄平

永岡鉄平プロフィール

株式会社フェアスタート 代表取締役
NPO法人フェアスタートサポート 代表理事
ホームページ:http://fair-start.co.jp/

経歴

2004年に明治学院大学経済学部を卒業後、リクルートグループに入社し、求人広告の法人営業に2年間従事。その後、当時の顧客に誘いを受け、大学院生の就職問題を解決することを目的とした就職支援会社の設立に参画。幹部として、フリーペーパーの発行や求人ポータルサイトの制作といった新規事業を立ち上げながら、法人営業、登録者へのキャリアカウンセリング、広報、採用担当と幅広い業務を兼任しながら約3年間会社の発展に貢献。
約5年間のサラリーマン生活の中で、働くことから遠ざかろうとする若者の増加、若者が採用できずに苦しむ中小企業の増加を感じ、若者と雇用の世界で根深い社会課題を認識。この課題に起業という形で対峙したいと決意しサラリーマンに終止符を打つ。様々な教育事例、子育て環境、貧困問題などを勉強していくうちに、社会的養護の子ども達・若者達の存在を知る。親からの支援が見込めない中、逆にだからこそ同世代よりは働くことに真剣に向き合い、高校卒業後18歳という若さで社会に挑戦するものの、多くがワーキングプアとなる彼等・彼女等の現実を知り、人材業界で培った経験を活かし、彼等・彼女等の就労支援を決心する。起業準備期間を経て、株式会社フェアスタートを2011年8月に起業。2013年1月には、NPO法人フェアスタートサポートも設立。

受賞歴

  • 2010年9月 第1回社会起業プランコンテスト(内閣府地域社会雇用創造事業)最優秀賞受賞
  • 2014年2月 キララ賞受賞(かながわ若者活き活き大賞)

その他役職員

  • 横浜YMCA常議員
  • 明治学院大学同窓会評議員

 

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