絵本から笑本へ（第８回）　絵本作家 VS. 芸人

今年は絵本作家として「初めての試み」を
たっくさんやらせて頂きました。
本当にたっくさん！

絵本の原画展も開催しました。
一週間連続イベントも開催しました。
紙芝居教室を開校したり、
野外で読み笑わせをしたり、
チャリティーイベントの司会、
子育て祭の主催もしました。
あ、このコラムもそうですね！

「初めての試み」をたっくさんやらせて頂いた事で、
「初めての出会い」にもたっくさん恵まれました。

それは・・・
腹話術師。
大道芸人。
奇術師。
漫談家。
音楽家。

え？思ってたのと違うって？
絵本作家として影響をうけたって言ったら・・・
画家とか、イラストレーターとか、他の絵本作家の人とかと思った？
違うんですね。

ぼくは絵本作家であって、
やっぱり「芸人」でもありたいんです。

自分の「芸」で、
自分の「間」で、
自分の「道」をつくる人。

そんな「芸人」に今年はたっくさん出会い、影響をうけました。

他の絵本作家の人よりも、芸人の方々と出会う機会は多いです。

落語家として、他の芸人さんと同じ板の上に立たせてもらう事は今までもありました。

しかし今年は、
絵本作家として、他の芸人さん達と同じ板の上に立たせてもらう事が多くありました。

芸人さん達と同様に、絵本作家として、
お客様を楽しませなくちゃいけない。
お客様を笑わせなくちゃいけない。

まさに「絵本作家 VS. 芸人」！

絵本作家として、芸人さんに勝ちたい。
「芸人に勝つ」とは、
「芸人よりも笑いを獲る」という事。
それも、絵本作家として。

そんな無謀な、
でもワクワクする挑戦を、
今年は多く経験しました。

いつもと同じ様に、絵本や紙芝居をただ披露するだけじゃ駄目。

子育てひろばや保育園、幼稚園や小学校なんかで、
絵本や紙芝居を披露する時とはまた違った事を、
考えないといけない。
準備しないといけない。

芸人に勝つための「芸」を、新たに身に付けなくちゃいけないな。

そんな事を考えながら、
今年は作品創りをしていました。

そして新たに出来上がったのが、
「歌う紙芝居」！
「遊ぶ紙芝居」！です。

他ではまず誰もやった事のない、
使い方、
遊び方、
楽しみ方、
をした紙芝居です。

絵本作家として、
芸人に勝つための「芸」です。

こんな事を思いも付かなかったでしょうね。

絵本作家を芸人として捉え、
絵本作家として芸人に勝ちたい。
そんな事も考えなかったでしょうね。

ぼくの開催している、
絵本作家 保科琢音「読絵ん会」に
まだ参加した事の無い人は、
是非一度、参加して頂きたいです。

ぼくが考え、創りだす、
絵本と紙芝居の「芸」で、
あなたをきっと笑顔にしてみせます！

「絵本から笑本へ」
また、次回。

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