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【新年のご挨拶】
みなさま、新年明けましておめでとうございます。
旧年中は大変お世話になりました。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

ゆるマナー講座(第16回) 海外旅行、ちょっとしたマナーで気持ちの良い旅に

by staff on 2017/2/10, 金曜日

マナーアドバイザー/フレアLLP 柳田 圭恵子

春休みに卒業旅行や家族で海外旅行を計画している方々も多いでしょう。今回は海外旅行を楽しむために知っておきたいマナーをお伝えします。
習慣の違いから、日本人がうっかりしてしまいがちなマナー違反を知っておきましょう。

ホテルのエレベーターで挨拶を

ホテルのエレベーターに乗るときは、中にいる人に「Good morning」「Hello」などと挨拶しましょう。にっこり微笑んで。挨拶は敵意のないことを表す方法の一つで、特に密室となるエレベーターでは、お互いに不安な気持ちをなくすためのマナー。日本では、挨拶をしても一方通行の空振りになることが多くちょっと恥ずかしくなるときがあります。でも、挨拶されたら挨拶で返すのがマナーです。

エレベーターの乗り降りはレディ・ファーストが基本です。女性に先に乗ってもらい、先に降りてもらいます。女性は「Thank you」と伝えましょう。

また、ホテルの廊下は公共の場です。部屋用のスリッパで歩いたり、友人の部屋が隣だからといってもパジャマで出るのは厳禁です。旅館の浴衣とは違います。

ドアを閉めるときは、後ろの人への気配りを

建物や部屋のドアを閉めるときは、後に続く人のためにドアを支えましょう。たとえ全く知らない人だとしても。日本で、ドアが目の前でバタンと閉まってしまったという経験をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。でも、後ろにもちょっとした気配りが大切です。もちろんドアを支えてもらったら、「Thank you」のひと言を。

人の体に触れたら、Excuse me-

ほんのちょっとでも人混みで体が触れたときには、すぐに「Excuse me」と言いましょう。都会では混み合った電車やバスに乗って体が触れることが多く、そんな当たり前の感覚さえ忘れがちになりますが、欧米では、このようなとき本当に素早く口に出します。これも無用な争いを避けるためのマナーですね。

お店に入る時は、挨拶を

あまり馴染のないお店に入るとき、無言で入って、無言で商品を触っていませんか?
これらの行為は海外ではタブーです。お客様であっても店側へのマナーを忘れてはいけません。お店の人からの挨拶には挨拶を、また商品に触るときは許可を得てからにしましょう。そして帰り際の挨拶も忘れずに。ショッピングも気遣いの“ひと言”で、お店の人とのコミュニケーションもスムーズになり、楽しい思い出ができるかもしれません。

レストランで勝手に料理をシェアしない

欧米のレストランでは、他の人のお皿にフォークを入れて料理を取ったり、自分たちで勝手にシェアしていただくのは、マナー違反です。日本人は色々な種類の料理を分け合っていただくことに抵抗はあまりありませんから、おいしい料理を目の前にするとお互いに料理の味見をしたくなりますね。そんなときは料理を注文する際、「こちらの料理はシェアできますか? 少し量が多いので」などと、サービス係に相談しましょう。レストランによっては一人前の料理をそれぞれにきれいに分けて盛り付けてくれるところもあります。
食事を楽しんだら「美味しかったです。」のひと言を伝えましょう。

国による習慣の違いやタブーについて、事前準備を

海外旅行は異文化に直に触れ、土地の人とコミュニケーションが取れることが醍醐味です。それぞれの国には異なった文化や習慣、宗教、歴史があり、マナーやタブーも異なります。
訪問先の人々に失礼にならないように事前準備として確認しておきましょう。
観光客に人気のある身近な国について、以下はほんの一例ですがご参考になさってください。

“タイ”は、上座部仏教で敬虔な仏教徒の国。僧侶に女性が気安く話しかけたり、握手などを求めるのはタブーです。また精霊が宿ると言われる子どもの頭に触れるのもタブー。現在国王の崩御に伴い国民は喪に服していますから、そういう状況を理解して振舞う気遣いも必要です。

“韓国”は、儒教思想により年長者を敬う国です。食事や乗り物など様々な場面で年長者を優先するのがマナーです。年長者の頭をなでたり軽くたたいたりするのは失礼な行為ですから、親子でじゃれあっていても、そのようなことをする日本人を見るとびっくりされることがあります。

“バリ”は、ヒンドゥ―教徒やイスラム教徒が多い国です。宗教施設は信者の神聖な場所、寺院を訪れるときは、肌をあまり出さないように短パンやタンクトップは避けましょう。寺院によっては大判の布(サロン)を貸し出してくれるところもありますが、一枚大判のスカーフをもっていると冷房にも対応でき何かと便利です。バリだけでなく、どこの国でも寺院やモスク、教会を訪れるときは、信者の方々への配慮をしましょう。

宗教による習慣やマナーの違いには、異教徒であっても敬意を払った振る舞いが大切です。

セキュリティ-情報に敏感に

ガイドブックの情報だけでなく、最新のニュースや外務省のセキュリティ情報も確認しておきましょう。安心で安全な旅行にするのは、あなたの危機管理も重要です。

それでは、楽しい思い出がたくさん作れますように! Have a nice trip!


(フリーイラストより転用)
http://www.irasutoya.com/2016/04/blog-post_415.html

 

筆者プロフィール

柳田 圭恵子(やなぎだ けえこ)  

柳田 圭恵子(やなぎだ けえこ)
マナーアドバイザー/フレアLLP
日本航空株式会社国際客室乗務員を経て、2009年よりマナー講師に。企業や自治体、大学、専門学校で接遇研修や マナー・プロトコール講座を行っている。NPO法人日本マナー・プロトコール協会認定講師。

岡田 承子(おかだ しょうこ)  

岡田 承子(おかだ しょうこ)
マナーアドバイザー/フレアLLP
日本航空国際線客室乗務員を経て、国際交流協会での仕事、また社会福祉法人では障がい者国際スポーツ大会事務局の運営業務やマナー研修に携わる。現在は、自治体、企業での接遇研修や、NPO法人日本マナー・プロトコール協会認定講師として大学で指導をしている。

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