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横浜から食とコミュニティを育てたい!! 冷蔵庫収納家 福田かずみさん

by staff on 2017/3/10, 金曜日

「『美人冷蔵庫』とは、食品ロスがなく、何がどこにどれだけあるか一目瞭然であること。そして、調理をスムーズに手助けしてくれる冷蔵庫のことです。私が名づけました。」 「お料理って美味しいことが大切だけれど、作る過程や環境も大切です。整理整頓がストレスにならないように楽しく冷蔵庫が『美人』になるお手伝いをしています。」 今回は冷蔵庫収納家の福田かずみさんにお話を伺いました。

美人冷蔵庫LIFE 福田かずみさん
美人冷蔵庫LIFE
福田かずみさん
 
お名前 福田 かずみ(ふくだ かずみ)
お生まれ 昭和43年1月
お住まい 横浜市泉区
ご家族 夫、長女、長男
趣味 料理
HP 美人冷蔵庫LIFE
http://reizouko-club.com/

 

父の背中に教えられたこと

小学校の卒業文集に将来の夢は『お母さんになること』と書きました。温かい家庭を築くことが夢でした。わたしは、父子家庭で育ちました。小学4年生になった頃、父との2人暮らしが始まり料理をすることが大好きだった私は、自然に台所に立つことが増えていきました。サラリーマンだった父でしたが、残業や同僚とのお酒も控え、夜7時には帰ってきてご飯をつくってくれました。そんな父を助けたくて「わたしも家事を積極的にするようになりました。」と言っても今思うと料理を作る以外は、何もしていなかったかな? (笑)
その時、お小遣いで買ったはじめての料理本を今でも捨てられなくて・・・
ページを開くと懐かしいレシピが蘇り、当時を思い出します。

小学校の時は給食でしたが、中学、高校はお弁当でした。この本を見ながら始まったお弁当づくりは中学生の頃からでした。

料理を作ることは、大好きなのでどんどん作ってしまいます。でも、片付けが苦手だったわたし。作り終えたあとの台所は、いつも洗い物でいっぱいでした。その時は、手順も悪く台所を整えながら調理をすることができなかったのですね。

食後の片付けは、決まって父の役割でした。最後に、炊飯器を洗い翌日のためにお米を研ぐ。いつもの風景でした。その時、幼いながらにも鮮明に覚えていることがあります。それは、お米を洗う際にこぼれてしまった米粒を、指で押し付けながら一粒一粒拾う姿でした。食べ物を大切にする父の背中でした。

あこがれの専業主婦

学校を卒業し、OL時代に28才で結婚。出産を機に、憧れの専業主婦になりました。二人の子どもにも恵まれました。
子育てに追われながらも「バランスの取れた食事をつくって子ども達に食べさせたい!」とがんばる私に、やがて宿題ができました。 それは息子が少食で好き嫌いが多かったこと。あれやこれやと考え、ひと口食べさせては、褒めてみたり、みじん切りにしてハンバーグにまぜたりと工夫してみたり。

そんな息子が中学生になり毎日お弁当を持っていくようになりました。案の定、お弁当を食べきれずに残してくることが多くなりました。わたしは、その残ったお弁当をゴミ箱に捨てることが出来ず、この気持ちをどう伝えたら良いか悩みました。もちろん、傷んでいたら仕方がないのですが、季節によってはまだ食べられることが多く、とても悩みました。“食べ物を大切にする”ということをどう伝えたら良いのか。

はじめは、残ったお弁当を息子自身に食べてもらっていました。でも、その姿が可哀想に思えこのままでは、食べることが嫌いになってしまう。それでは本末転倒です。そこで私は、息子が残したお弁当を私自身が食べることにしたのです。ちゃんと息子の前で、タイミングは夕飯の時にです。
でも、決して暗い雰囲気にせず、至って明るく。彼が残したことを肯定するコメントも忘れません。「あ~、これじゃ味が薄くて食が進まないよねー。」「今度は、こんな味付けにしてみるね!」などなど。お弁当をつくる私と食べる息子とのコミュニケーションを測ってみたのです。その背景にある“食べられる物をどうしても捨てられない”という私の気持ちを伝えながら。

それが、ちょうど一年前のこと。そんなわたしの思いが通じて、彼もどうしたらちゃんと食べられるか考えてくれました。今ではキレイに食べて帰ってくるようになりました。お弁当箱はいつも空っぽです。

ふつうの主婦から料理家へ

子どもの入学を機に、主婦ならではの目線から食を伝えるため、地元横浜の料理研究家フルタニマサエ先生の下で3年間勉強させて頂きました。料理教室、TV撮影、料理本製作のアシスタントを務めながら、食育も学びました。
フルタニ先生のカリキュラムは、座学から実践まで幅広いものでしたが、中でも最も心に残っているのは、デモンストレーションの授業でした。受講役の生徒たちからは、料理のデモンストレーション後には、褒めるのではなく、改善点を発言しなければなりませんでした。その時にいただいた貴重な意見により、多くのことを気付かされ成長する機会を頂きました。

“失敗は成功の基” と言いますが、まさにその通りで、料理の試作段階でいかに失敗を経験できるかがプロとしての成功のカギだと感じるようになりました。だから、わたしは失敗すると嬉しくなります。たまたま成功したものは、本番で失敗します。失敗を重ねてこそが本物の成功です。

それでも、本番のお教室で失敗してしまうこともあります。料理は、生きている食材を扱います。水分、甘み、苦味、旨み、海産物や加工品ならば塩味も。また、扱う調理器具によっても仕上がりが随分と変わってしまいます。そんな中、様々な組み合わせで私の経験値以上のことが起こってしまうことも。そんな時は、変にごまかさないこと。失敗した原因も含めて生徒さんにお伝えするようにしています。

背伸びせず、でも常に自分にとっての高峰を目指していたいですね。

冷蔵庫から家族をしあわせに!

しばらくの間は、自宅などで料理教室を主催していました。そんな中、どうしたら忙しい女性(男性)に台所に立ってもらえるだろうか。と考えるようになりました。
ある時、自身の片付け下手を改善したく、生活空間の整理収納を学びに行きました。当時は真剣で自宅でのお教室を一旦閉じ、1級取得まで取り組みました。その知識を冷蔵庫に当てはめ、冷蔵庫収納術を構築しました。今では、そのノウハウをメール講座で配信するようになり受講者は500人を超えるようになりました。

美人冷蔵庫LIFE
無料メール講座『理想の食生活をかなえる “美人冷蔵庫術” 7つのステップ』は
こちらまで

家族のしあわせは、一緒にごはんを食べることから。その食事づくりを助けてくれるのは、毎日あける冷蔵庫です。冷蔵庫が使いやすいと調理工程がシンプルになり、気持ち良く料理をつくることができます。イライラしてつくるよりも笑顔でつくった方が美味しいに決まっていますもの。

世の中には、様々なレシピがあふれています。食材を入力すればすぐに検索することができますね。でも、どうでしょう。その料理が出来上がるまでの時間の使い方、空間、気持ち・・・どれもわたし達にとってレシピ以上に大切なことだと思います。

日本人の嗜好が大きく変化した今、家庭の味を伝えていく難しさを感じます。母と娘、姑と嫁で台所に立つような光景はTVの中にしか見られなくなったのではないのでしょうか? しかしながら時代は移っても、家族の団欒を思うと、食卓を囲みおしゃべりをして笑っている姿を思い浮かべます。「家庭をしあわせにするのは食」そのお手伝いをより具現化するために『美人冷蔵庫収納術』が生まれました。

食品ロスを防ぐのは美人冷蔵庫です

冷蔵庫に入れて「忘れたり」 「傷んだり」、どこの家庭でも多かれ少なかれ「食品ロス」が出ています。そんな食品のロスを防ぐ冷蔵庫の収納法をひとつ紹介します。忙しい主婦が、時間とお金を掛けないでできる方法です。
まずは、100円ショップで売っているキッチントレーを使います。ココに、よく食べている食品を入れるようにします。冷蔵庫内にトレーを設置することにより、定位置が決まり他の食品に押されて迷子になってしまうことを防いでくれます。

では、どんな食品をいれるとよいでしょうか? 例えば、納豆や豆腐など。健康のために毎日献立に取り入れるようにしているもの等、食べて無くなっても、また買っておきたい食品を入れるようにします。
また、使用頻度によっても収納方法が異なります。よく使うものは、取り出す時のアクション数が少なくなるような浅いタイプの収納用品を選びましょう。あまり使わないものは、アクション数より目隠し収納を重視し深いタイプのものを選ぶようにします。それぞれの目的にあった収納用品の選択が必要です。

さて、冷蔵庫を開けて、干からびたり、カビが生えたりして傷んでしまった食べ物を見つけたらどんな気持ちになりますか?ゴミ箱に捨てるとき、「もったいないなぁ?」と罪悪感を持たれる方が多いと思います。
でも、何がどこにどれだけあるか一目瞭然の冷蔵庫なら在庫管理がしやすくなり、ムダな買い物がなくなります。庫内の食料品を見渡すことができ、鮮度の把握もしやすくなりますね。

その結果食品ロスをなくすことができるのです。

いかがでしたか? 美人冷蔵庫に挑戦してみたくなりましたか?
そんな方にお勧めするのが冷蔵庫内の写真撮影です。そう、まずは現状を把握することから始めます。
写真を眺めながら普段どんなものを食べているのか、それぞれの配置に問題はないか、日頃使いながら感じているストレス(使いにくさ)と照らし合わせてください。冷蔵庫は、普段慌ただしく開け閉めしているので、このようにじっくりと見る機会がないものです。

わたしが始めて撮影した冷蔵庫内を見たとき、なぜか恥ずかしい気持ちになりました。ココロの中を見られているような・・・。冷蔵庫の中が整うと、不思議とココロも整うようになります。
美人冷蔵庫には、セラピー効果もあるんですよ。日々のお手入れを習慣化し、キッチンのパワースポットにしてくださいね。

お話しきれない『コツ』をWEBサイトで紹介しています。 「美人冷蔵庫」で検索してみてください。

冷蔵庫収納家として

冷蔵庫の収納法は「ESSE」 「クロワッサン」などの情報誌でも取り上げていただき、セミナーや講演の依頼が来るようになりました。少人数のママサークルや小中学校のPTAから地方自治体、また企業からもオファーがありニーズにあった美人冷蔵庫収納術をお伝えしています。

例えば、横浜市は中学校から給食がなくなりお母さん(お父さん)達は、お弁当用づくりが始まります。そんな中学校での講演では、サブタイトルに「給食に負けないお弁当レシピ」としてお話をさせていただいています。

講演風景
美人冷蔵庫LIFE 講演依頼はこちらまで

また、住宅展示場では新しい住まいからはじまる暮らしへの憧れを具体的に実現するための「お料理上手になる♪冷蔵庫収納術」として講座を組み立てました。

「冷蔵庫の収納法」の話だと敷居が高くストレスに思われる方もいらっしゃると思います。でもそんなことはありません。何か一つでも取り入れていただけたら。

また、マンツーマンで冷蔵庫の収納法を教える「プライベート出張レッスン」も行っています。お宅に伺う前に電話やメールで充分なカウンセリングを行い、今どんなことでお困りなのか、家族構成から食生活までお聞きしています。そして、生徒さんがお使いの冷蔵庫の機種から適切な冷蔵庫収納用品を選び提案しています。

美人冷蔵庫LIFE 美人冷蔵庫プライベート出張レッスンはこちらまで

私にとっての横浜は

子どもの頃から、料理をすることが好きだったわたし。でも、片付けが苦手で、父には「まったく使った物を元に戻さないなー」と言われていたわたしが「収納家」として仕事をさせていただけるようになったこと。人生って不思議ですね。
家族や大切な人の喜ぶ顔が見たくて「お料理」をし、夢は「食で家庭が幸せになること」でした。私の食に対する思いは娘や息子に伝えることができました。

そして私の新たな目標は、「横浜から食とコミュニティを育てたい!!」家族のコミュニティ、地域のコミュニティ、友人と、これから始まる仲間たちと・・・

現在の横浜市内の活動としては、老人福祉センター泉寿荘にて “男の料理教室” の講師をさせていただいています。4月からは、女性向けのクラスも始まります。
また、現在参加している第5期泉区まちづくりみらい塾では “まちづくりのマイプラン” を提出します。こちらのプランも軸となるのは「食とコミュニティ」です。

私にとっての横浜は
「横浜から食とコミュニティを育てたい!!」

どんな活動の場面でもわたしが大切にしたいことがあります。それは、きっと誰にでも持っている“食べものを大切に思う” ココロです。これは、コミュニティの中でこそ持続していかれるのだと。小さな働きかけが横浜の街全体で良い循環となりますように。

(インタビュー/写真:浅川義治 文:高野慈子  資料提供:福田かずみ)

 

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