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絵本から笑本へ(第15回) 絵本のある場所。~子育て広場~

by staff on 2017/7/10, 月曜日

先日、父方の祖母のお墓参りへ行った。

父方の田舎は長野県塩尻市。

その際、塩尻市の「えんぱーく」という施設へ行った。

地域の総合施設で、多目的ホールや会議室、
音楽練習室にケーブルテレビの放送局、
ハローワークまであった。
そして図書館に子育て支援センター。

今、この『絵本から笑本へ』の
連載テーマである「場所」の集合体だった。

何に一番驚いたって、図書館の児童書コーナーと、
子育て支援センターが合体していた事。
全国的に見ても珍しいんじゃないかな。

ひと昔前には「子育て支援」なて言葉

なっかった様に思う。
それこそ「子育て広場」もなかった。

今、横浜市内には各区に少なくても
3ヶ所は子育て広場があります。
そして、それぞれの区には子育て支援拠点もあります。

それだけ子育て中のお母さん達に
必要とされている場所だという事。

それが子育て広場。

じぁ一体何をする「場所」なのか?

答えは「何もしない場所」です。

ただただ、おしゃべりしたい。
ただただ、子どもを遊ばせたい。
ただただ、時間をつぶしたい。

「子育て広場」とはそんな場所。

まぁ多少のイベントがあったり、
市民サークルなんかのたまり場になったり、
色いろな形で使われてはいます。

でも基本は、赤ちゃんや子ども達、
お母さん達が安心して何もしないですむ場所。

それが、ぼくの考える子育て広場です。

それじぁ子育て広場で、

絵本作家として何が出来るのか?

まぁ何もしない場所と言っておきながら、
何かしようというのもおかしな話ですが(笑)

絵本作家 保科琢音は
子育て広場をプロデュースしています!

まぁプロデュースって言ったって、
スゲー事をしている訳じぁありません。

ただただ、おしゃべり出来る様に。
ただただ、子どもを遊ばせれる様に。
ただただ、時間をつぶせれる様に。

そんな事を考えながら、
「おかげさま亭」という
子育て広場を開放しています。

まぁ絵本作家ですから、絵本や紙芝居は読みます。
しかし基本は、何もしません。

でも、そんな何もしない絵本作家に、
子ども達やお母さん達はたくさんの物をくれます。

物をくれるって、本当に物じゃないよ。
一応言っときますが。

子ども達やお母さん達から
得る物がたくさんある。って事。

常に、子ども達やお母さん達と
ふれ合える環境があるって事は、
絵本作家として、とてつもない
財産になっているんです!

そんな絵本作家、日本中、
いや世界中探したっていないでしょうね。

これからも絵本作家 保科琢音は、
子育て広場で、子ども達お母さん達に、
笑顔の恩返しをしていきます!

『絵本から笑本へ』
また、次回。

(文・イラスト:保科琢音

イベントスケジュール

最新のイベントスケジュールは こちら をご覧ください

筆者紹介

 

絵本作家 保科琢音
1983年、神奈川県生まれ。
横浜市の小・中・高を卒業。
公立図書館に10年間勤める。
2013年、絵本「あっかんべー」出版。
絵本作家の活動として、絵本や紙芝居の製作だけでなく、「読絵ん会」という名の「読み笑わせ」口演を行っている。
神奈川区三ツ沢下町にある「笑がおが 集まる みんなの広場 おかげさま亭」プロデューサー。
 
また、落語家「絵書家 筆之輔」としても活動。
2013年、横浜市職員落語愛好会会長に就任。
漫才コンビ「ワンダフルワンダ」としても所属。
 
目のおおきな妻とほっぺのやわらかい娘と、おもしろおかしな三人暮らし。

ヨコハマNOW取材記事
「僕にとっての横浜は「未来へ笑がおをつなぐ街」。絵本作家の保科琢音さん」
http://yokohama-now.jp/home/?p=13904

『読絵ん会(どくえんかい)』の様子を動画でご覧下さい。

 

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