横浜の銅像・石像・その他の像(その8)
五十嵐 洋志
偉人の像の巻その2です。東京には負けますが、横浜にもそれなりに偉人の銅像があります。今回は、さまざまな側面から横浜の発展に尽くした方々の銅像をご紹介します。
まずは横浜公園にあるお馴染みのリチャード・ヘンリー・ブラントンの胸像。イギリスの技師ブラントンは1868年に来日し、8年後に日本を去るまでの間、数多くの技術を日本にもたらしているが、横浜に限って言えば、日本大通の整備、横浜公園の設計などの功績がある。というわけで横浜公園に彼の銅像がある。
続いて、横浜駅西口ジョイナス最上階にある川又貞次郎の胸像。川又は戦後相鉄が東急から独立した際の初代社長で、不動産事業を推し進め、横浜駅西口の開発にも尽力し「相鉄中興の祖」と呼ばれているとのこと。
新子安駅近く浅野学園内にある浅野総一郎の巨大な像(許可を得て撮影しています)。彼が育んだ京浜工業地帯を見守るように建っている。いわゆる横浜の港湾開発の父である彼は、なんと政府の支援を受けずに独力で15年の歳月をかけて横浜の臨海工業地帯の埋め立てを完成させた、とのこと。
港南台駅近くにある渡邉幸雄氏の胸像。氏は日本住宅公団(当時)による港南台地区100万坪の開発計画の推進に、港南農業協同組合理事の立場で深く関わったとのこと(by タウンニュース)。
三ツ沢公園にある平沼亮三の躍動感あふれる銅像。彼は横浜市出身で慶応義塾大学のOB。後に東京六大学野球連盟会長や横浜市長となった人物。野球以外のスポーツの発展にも積極的に関わり、体操、陸上、バレーボールなどの団体の要職を歴任した、とのこと。
では、また次回。
(各プロフィールは、記載があるものを覗いて Wikipedia から引用しました)
筆者紹介
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ヨコハマNOW 動画
新横浜公園ランニングパークの紹介動画 | ||
ランニングが大好きで、月に150kmほど走っているというヨコハマNOW編集長の辰巳隆昭が、お気に入りの新横浜公園のランニングコースを紹介します。 |
横浜中華街 市場通りの夕景 | ||
横浜中華街は碁盤の目のように大小の路地がある。その中でも代表的な市場通りをビデオスナップ。中華街の雰囲気を味わって下さい。 |
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