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書評「願う前に、願いがかなう本」大和出版 Keiko 著

by staff on 2017/11/10, 金曜日
 
タイトル 願う前に、願いがかなう本
単行本(ソフトカバー) 158ページ
出版社 大和出版(2013/6/15)
ISBN-10 4804704663
ISBN-13 978-4804704661
発売日 2013/6/15
購入 願う前に、願いがかなう本

「自分のホームに身をおく」+「ピンときたらアクション!」→「運命の輪がまわり出す!」

この裏帯のメッセージに、ふとなんだろうと興味をもった。

「願いは、自分でかなえるものじゃーない。宇宙に気づいてもらうものなのだ。」と著者は最初に話される。宇宙は「光を放っているものしか感知しない」という。宇宙の目にとまるためには、自分が光を放つ人になる必要がある。この光は「それは、あなたの中の“愛”」なのだという。それは「自分以外の存在を理解、信頼し、受け入れ、応援する力、包み込むようなエネルギー」というのが一番近いようだ。

「いくら清く正しく生きていても、人と交わらなかったら、愛は決して大きくならない。ましてや、光を放つ人になんかなれない。」愛を増やす3つの習慣は、笑顔で挨拶(相手の目を見て)、目が合ったらニッコリ(知らない人でも)、ありがとうを忘れない(何かを受け取るときは必ず!)、これを習慣にすることだけで、自分の愛はどんどん大きくなる。そうやって光を放つ人になっていくことが大切なのだ。

もうひとつ、愛を大きくする秘密兵器があるという。愛は色がついているのだそうだ。「マゼンダのエネルギー」という。愛は色がついていて、マゼンダとよばれるヒューシャピンク、シクラメンの濃いピンクをイメージしてくれるといいと話される。マゼンダ・エネルギーを送ることが大切なのだ。「運というのは、他者に与えたエネルギーの見返りなの。願いをかなえるために、頑張りは必要ないわ。ひとりでがんばっても、愛は生まれないもの。それより笑顔で挨拶して、多くの人と仲良くなって、心の窓を全開にする。自分の中にしまいこんだ愛を、外に放っていけばいいのよ。」

イメージングをしただけでも、それがかなうかどうかある程度判断できる。でも、それより、すんなりイメージできるものから入る方がいいと語られる。そして宇宙のサインを受け取るコツは瞬間的に感じたことが答えなのだ。「NO」サインは見落としやすいようだ。思いが強すぎると宇宙のサインを正しく受け取れないから、「執着を手放して」それでも思いが強すぎると、すり替えがおこる。宇宙のサインは無防備な時に降ってくることが多いと言われる。

「宇宙のサインはあくまでも現時点での回答であって、“あなたは将来ゼッタイこうなります” という予言ではないのね。」つまり宇宙のサインは現時点の答えなのですね。宇宙からのサインを受け取ったら、行動に移すことなのですね。それが宇宙に対する「サインありがとう!」の意思表示なのですね。

「運やチャンスは未来からやってくる、ということ。」だから、強運を目指すなら、意識を未来に向けなきゃいけない。運と同じ方向を向いていることだと言われる。成功している人はちょっと先を読んでいる。彼らの共通点は過去にとらわれず、直観を信じて行動している。直観というのは、チャンスや運という未来情報をキャッチするアンテナなのだ。

今すぐ「運命の輪」をまわすには? 「強運の人だけがやっている7つのアクション」という章がある。「人の願いをかなえてあげれば、あなたの願いがかなう」人の願いに協力すると自分の願いもかなうという。次に誘いに乗ってみる。時にはなんとなく決めてみる。ピンとこなくても、嫌な感じがなければ人のお誘いにはとりあえずのってみるのだ。一般的にはよいとされているが、常識や几帳面さや計画性は運命の輪をまわすどころか錆つかせて動かなくなってしまうことがある。人間の常識は宇宙には通じないと言われる。そして次は「迷ったら高い方を選ぶのだ。」と言われる。「豊かさを基準に物事を決める」習慣に替えていくことだという。ハプニングやドタキャン、スケジュール変更などは宇宙の常とう手段。その裏に、あっと驚く隠し玉があったりする。「がっかりすることは、ラッキーの前触れ」という。発想を「キャンセル、スケジュール変更、ハプニングはいいことが起こる前触れ。」としていくのだ。

「頑張りすぎると上手くいかない」と言われる。「かなったら嬉しいけど、かなわなくてもま、いっか」そんなゆる~いきもちでいると、スンナリかなうことが多い、と言われる。 そして「いくら願ってもかなわない、という人は、いったん願いを手放してみて」と。そうすると一か月もしないうちに風向きがかわって、自分にムリのないこと、楽しいことだけが集まってくるようになる。エネルギーバランスが戻って、スコーンと願いがかなったりすのだ。そして「かなわない夢は2年が限度」と言われる。次の機が熟すまで、別のことをやってみることだと。そして次のように言われる。「あなたの願いは“願いをかなえること”じゃない。“幸せになること“でしょう?」宇宙がそれ以上のものを用意してくれているってこと。水面下で、準備は着々とすすんでいるってことのようだ!

「あなたの味方になってくれるのは、人間だけとは限らない。食べ物、側物、テーブル、いす、ベッド、アクセサリー・・・この世にある者はすべて意識を持っていて、あなたが愛をもって接すれば必ず愛を返してくれる。スポーツ選手であれ、料理人であれ、一流とよばれる人は必ず道具を大切にするでしょ?彼らは知っているのよ。道具を愛し意識を通わせることで、道具に応援してもらえることを。それは、私達だって同じこと。」「今日一日、よろしくね。」「たすかった、ありがとう。」「そんなふうに、いろんなものと心かよわせてみて。」身のまわりのものすべてがサポーターなのだ。

Keikoさんは「運命の輪をまわすのに勇気はいらない。頑張る必要もない。ただ微笑んで、感謝し、愛を送る。あらゆるものと心通わせ、宇宙と調和し調和して生きる。愛を広げる喜びを知ったとき、運命の輪は勢いよくまわりだすわ。」と言われる。励ましになる本なのだった。

(文:横須賀 健治)

 

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