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2018年2月 三ツ池だより 「多様性の大切さを考えたい!」

by staff on 2018/2/10, 土曜日
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「初春や信号塔が大きく見ゆ」
横須賀詢

新年の朝、窓を開けると信号塔が目に入った。大きな塔が近くにあるのだ。新年はなぜか大きく大きく見えた。どれだけ情報がとびかっているのかわからない。得体が知れないほどの量が飛び交っている。それでも新年はまたまた大きく信号塔を感じたのであった。

「新しき光の中に山茶花咲く」
横須賀詢

一歩外を歩くと山茶花が目に入った。あちこちにだ。公園の木々に芽吹きが始まっている。しっかり咲いているのは山茶花である。三ッ池公園は私を育ててくれた公園である。中学も高校でも、マラソンというと三ッ池公園であった。体操の時間のその季節になると、校庭の横を通って公園にはいるのであった。

「枯葉満つ足踏み入れし山の道」
横須賀詢

少し山側の道を歩いていると、道の横に、枯葉というより咲き終わった山茶花などがいっぱい散っている。上の道に行くためにその横を通って登っていく。今は散歩というと三ッ池公園を歩くことになる。新しい年もそうなのだった。45分ほどの歩く距離であるが池が三つもあって楽しい散歩なのだ。

新年は恒例の師岡熊野神社に参拝にいった。家族のこの一年の幸を祈り、会社、従業員の繁栄を祈った。

「新年の御籤は凶でありしかな」
横須賀詢

おみくじを引いたら凶だった。参ったなと思いながらおみくじを綱に結わえた。不思議なことに心が落ち着いている。「そうだスタートなのだ」と思った。今がスタートなのだ。さまざまなことがあった昨年だった。12月には脳梗塞の診断も出たのであった。お医者さんに入院しているあいだの治療で回復していて「仕事をしてください。運転もしてください。」といわれているのだった。御神籤が凶は、そのことをしっかり意識して生きていくようにと言われているのだと感じた。

これからの生き方を考える時に、入院して売店でもとめた星野道夫さんの「魔法のことば」を読んだことで感じたことがあった。都会で生活している私の目線にたいして、「それだけでいいの?」ということであった。「多様性の大切さを考える」ことだった。本を読み終わって探していた「いろは」が見えてきた。

多様性の大切さを考える「いろは」

(1月14日のこと)




今は今 朝5時頃に月が出る
いろんな世界がある 大雪で列車がとまっている
色が変わる 神奈川の朝は空が赤くなる
いっぱいの夢を持つ やれることをやっていく
(一人でやるからよろこばれるのではなく、力を合わせるんだ
今日も“ごくろうさん”“ありがとうございます”の声が聴こえる)

(1月15日のこと)




はかることで基準がみえる 比較できる
はるか遠くをみながら 今ここを見ている
春が待ちどおしい 今は冬
端と恥 一人で生きているのではない
(力を合わせていこう 意見の違いは発展の要素だ ありがとう)

多様性を認めるのは実は簡単な事ではない。だが多様性をみとめることで新たな展開が起こるのではないか。その新たなことに挑戦していく人を育てていく。現状を守る人も今以上に大切にしていくのだ。今年は変化の年。オリンピックのあとの世界も作り出す準備の年だ。いろんな可能性が広がることを期待したい。

 

Photos

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(文・写真:横須賀 健治)

 

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