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「豆まき」は必要ない??

by staff on 2019/2/10, 日曜日

 

今年(2019年)の節分は2月3日ですね。
節分とは「季節を分ける」、季節の変わり目のことで、立春、立夏、立秋、立冬それぞれの前日のことでしたが、日本では立春が1年の始まりなので、立春前日の節分だけが残ったそうです。

現在の大晦日にあたる「節分」に旧年の災いや厄を祓い清めるために、鬼を追い払う邪気祓いの行事が、平安時代に宮中で行われていたのが「豆まき」になったと言われています。「鬼は外、福は内、」と掛け声をかけながら豆まきをするのが、庶民に広がったのは江戸時代からだと言われています。

私の実家では、炒った大豆を、鬼は夜に出てくるからと夕食後に撒いていました。大人が撒いた豆を子どもたちは年齢に1を加えた数だけ拾って食べます。そうすれば一年間病気しないよ・・と言われたものです。

15年ほど前から、「恵方巻」をその年の「恵方」の方角に向かって無言で食べるという風習が、あっという間に広がって一般的になってきました。食品ロスが問題視されて、今年はどうかな・・と思ったのですが、スーパーなどでは例年通り「恵方巻」のオンパレードでしたね。

我が家ではここ数年、「渡邊姓は節分をする必要がない」という説を信じて「豆まき」をしておりません。

「渡辺」姓が豆まきをしなくてよいのは、「鬼が恐れるため」だからだそうです。平安時代の武士、渡辺綱(わたなべのつな)の活躍に由来します。渡辺綱は、武将源頼光の四天王の1人に数えられ、頼光に従って酒呑童子や鬼同丸を退治した話や、一条戻橋で鬼婆の腕を切ったという話が伝えられています。そのため、渡邊・渡邉も含めて「渡辺」姓には、鬼が怖がって近づかないので、節分に「豆まき」は必要ないということになっています。四天王の一人である「坂田」姓も「豆まき」をしない地域があるそうです。

「豆まき」をめぐるこの伝説・・・どこまで真実かは不明ですが、我が家は、今年も「豆まき」のない節分を迎えています。

写真は、12月の「盆栽カフェ」で創ったお正月盆栽です。節分と同時に梅が開花しました。ご覧くださいませ。

お正月盆栽に梅が開花しました

 

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