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ハチゴロウの鳥撮り日記 第7回「ヤマセミ(広島・栃木県大田原・北海道)」

by staff on 2019/3/10, 日曜日

第7回 ヤマセミ(広島・栃木県大田原・北海道)

『ハチゴロウの鳥撮り日記』第6回ではアカショウビン(赤翡翠)をご紹介いたしました。
カワセミ(翡翠)、アカショウビン(赤翡翠)とご紹介しましたので、今回はヤマセミ(山翡翠)のお話といたしましょう!

ヤマセミの体長は約38cm、翼を広げると約67cm、カワセミ(翡翠)の仲間の中では一番大きな鳥となります。特長として頭には冠があり、背中と胸に白黒の細かいまだら模様があります。
まだら模様の「かのこ」からカノコショウビンと呼ばれたこともありました。
一般に鳥はオスの方がメスに比べて美しいといわれますが、カワセミの仲間はオスとメスはよく似ていて、ヤマセミのオスとメスの違いは、オスのあごと胸にうすい褐色が混じっていることです。
ヤマセミ(山翡翠)という名のとおり、「山」の渓流や湖沼など水辺に生息しています。冬場は餌を求めて平地の河川や海岸近くにやってくることがあります。

2014年2月11日、広島のとある川で探鳥中、憧れのヤマセミと出会いました。カメラを構える手が震えたのを覚えています。

コンパクトデジタルカメラで撮影したので画質は良くありませんが、
ヤマセミは写ってくれました。

同じく広島でレンズを一眼レフに換えて撮影しました。

2015年5月の中頃。渡良瀬遊水地で知りあった方から栃木県大田原で「ヤマセミの幼鳥が出ている」との情報をいただきました。さっそく撮りに行ってきましたのでご紹介いたします。

ヤマセミのホバリング(低空飛翔)です。

ヤマセミはカワセミと同様に、川の中の餌となる魚が見にくいとホバリングします。
行ったのが遅かったのか(5月26日)、ヤマセミの幼鳥と親鳥の区別がつきません。幼鳥は親鳥からエサをもらっているのか? 盛んにエサを運んでいるのが親鳥です。

エサを運ぶ親鳥。

われ先にとエサを持つ親鳥を追いかける幼鳥。

この後、しばらくヤマセミとは縁がありませんでした。2018年の1月から2月にかけて北海道に野鳥撮影に行きました。

円山公園で出会った人から「真駒内公園にエゾフクロウが出ている」と聞いたので行ってみることにしました。真駒内公園ではオオアカゲラやエゾフクロウを撮る事ができました。
初めて行く探鳥地では、その鳥を探すよりも鳥を撮りに来たカメラマンを探します。そこで、「ヤマセミが出ているよ」と聞きしばらく待つことにしました。
午後になり、人も居なくなり、諦めて帰ろうとした時にヤマセミの「キッキ、キャッキ」と鋭く鳴く声が聞こえました。ヤマセミは近くの木の枝にとまってくれました。 『天は我を見捨てなかった』ようです。

水面は凍っていましたが流れの速いところは川面があらわれています。
そこで魚を捕ります。

ヤマセミのホバリング。

2018年2月20日、北海道でのヤマセミの撮影日記は自身のブログでも公開しております。

筆者紹介

 
本 名 樋口 幸春 (ひぐち ゆきはる)
略 歴 1950年6月、母の実家の東京都中野で生まれ、横浜市南区万世町で育ちました。現在は帷子川近くの保土ヶ谷区西谷町で生活しています。
県立高校の電子科を卒業し、計算機の保守サービスの仕事を約10年間従事しました。
1970年後半になると、公共の上下水道プラントシステムが計算機により制御されるようになってきたので、それらの設備の現地試験調整する部門に転籍しました。
2003年に早期退職し、アルバイトをするようになりました。この頃、近くの公園にカワセミがいることを知りました。自由な時間が増えたので、頻繁にカワセミを撮影するようになりました。
昔から鉄道を撮影していたので、カメラは持っていました。そのうちにカワセミ以外の野鳥にも興味を持つようになりました。
今では、年に数回、北海道や沖縄で、野鳥を撮影しています。
ブログ 八五郎の思い出写真館
http://08561926.at.webry.info/

 

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