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ハマの銭湯の今・・・

by staff on 2019/4/10, 水曜日

 

私の銭湯デビューは今から45年ほど前、大学浪人で東京都葛飾区に下宿したときのことでした。

田舎の純情娘(?)が毎日のように一人で銭湯に通うのが珍しかったのか下町の人情にあふれた常連のおばさんたちに可愛がられました。浪人生の私にはおばさんたちに声をかけてもらうのが本当に有難かったですね。

その後、お風呂付の部屋に住むようになって銭湯通いはしなくなりました。

横浜市港北区に引っ越してきてから、近所に温泉の銭湯が何軒かあって、週末には銭湯に行ってリフレッシュするようになりました。

大きなお風呂に入るとアルファ波がでるというのは医学的に立証されているようです。

東京銭湯
「大きな風呂に入ると気持ちがいい」その理由は脳波の変化にあった!
http://www.1010.or.jp/mag-column-03/

「ヨコハマNOW」の第2号(2010年6月)に登場いただいた「横浜銭湯をめぐりの会」会長の大森さん(現在は名誉会長)とのご縁で、私の銭湯好きに拍車がかってきました。

人との距離感が短くなるから面白い。
「横浜銭湯をめぐりの会」会長 大森美津男さん
http://yokohama-now.jp/home/?p=681

「銭湯」は、横浜の発展の歴史にも貢献しているようで、昨年、横浜市歴史博物館と横浜開港資料館の連携企画展「銭湯と横浜」が開催されました。私も拝見しましたが、京浜工業地帯の労働者の癒しの場としての銭湯の役割がわかりやすく解説されていました。

「銭湯と横浜」企画展のチラシです。
https://www.rekihaku.city.yokohama.jp/files/…

昭和40年代には横浜市内に340軒を超える銭湯があったそうですが最近は70軒を切っています。

内湯が当たり前になっている上に、スーパー銭湯などの登場で、このままだと銭湯は減少していく一方です。我が家の近所だけでもこの2、3年で数軒の銭湯が廃業したり休業中だったりしています。

外出先で2時間ほど時間があるときは近くにいい銭湯がないかなと探してしまいます。ほとんどの銭湯に貸タオルがありますし、「てぶらセット」という料金設定をしているところもありますので、思い付きでも大丈夫なのです。

私が訪れる銭湯の基準は、温泉であること(黒湯が多いです)とサウナがあることです。銭湯で温泉・・・と思われるかもしれませんが、横浜には天然温泉の銭湯が結構あります。海沿いのせいか塩分を含んだ黒湯が多いようです。またサウナについても100円~300円をプラスすると利用できる銭湯が結構あります。470円の入力料に貸タオル代やサウナ利用料を入れても1000円未満でゆっくり温泉気分を味わうことができますよ。

神奈川県公衆浴場業生活衛生同業組合のWebサイトには、各銭湯について設備を含めて詳しく説明されています。

横浜市の銭湯
https://k-o-i.jp/search_area/yokohama/

数えてみると20軒を超える銭湯を訪問していますね。

銭湯で黒湯にゆっくりつかり、サウナに入って水湯に入る時間は私にとってかけがえのない癒しの時間です。

残念ことに、私がよく訪れる銭湯は繁華街に近いせいか、ほとんど日本人の利用客がいません。先日訪問した(打合せと打ち合わせの間の2時間で行ったのですが・・) 伊勢佐木町の某所では、韓国語・中国語が飛び交っていました。

国際化という意味では、横浜の銭湯の女湯の外国人率は物凄く高いと思います。
(男湯は不明です・・・笑)

このままでは横浜から「銭湯」が消えてしまいます。
皆様・・たまにはご近所の銭湯に行ってみませんか。リフレッシュできますよ。

 

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ヨコハマNOW 動画

新横浜公園ランニングパークの紹介動画

 

ランニングが大好きで、月に150kmほど走っているというヨコハマNOW編集長の辰巳隆昭が、お気に入りの新横浜公園のランニングコースを紹介します。
(動画をみる)

横浜中華街 市場通りの夕景

 

横浜中華街は碁盤の目のように大小の路地がある。その中でも代表的な市場通りをビデオスナップ。中華街の雰囲気を味わって下さい。
(動画をみる)

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