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絵本から笑本へ(第41回) 絵本作家がゆく。~青葉区 ラフール~

by staff on 2019/9/10, 火曜日

絵本作家 保科琢音 連載コラムの第三期。

横浜市内全18区の「子育て支援拠点」を、
18カ月かけておしゃべりしています。

第三期も残すところあと二回となりました。
17区目の今回は青葉区。
青葉区の子育て支援拠点は「ラフール」。

絵本作家として活動する中で、ラフールさんには
かなり初期の段階からお世話になりました。

数年前、青葉区のとある小学校で
一年間授業を任せて頂いていた事があります。

青葉区は横浜市の中でも一番端にあります。
同じ横浜市内とはいえ、
正直なかなかご縁の無い区でした。

そんな訳で、せっかく頻繁に青葉区へ行くのであれば、
この機会に子育て支援拠点さんへも遊びに行ってみよう
と思ったのがキッカケ。
まぁ、ようは営業です(笑)

お陰様で数ヶ月後に「パパ講座」の講師依頼を頂きました。

最近はこういったパパ講座の講師依頼が多いのですが、

なかなか参加者が集まっていない場所がほとんどです。

しかし、ラフールさんではこれまで
パパ講座へとても力をいれてこられたのでしょう、
たくさんの親子が集まってくれていましたね。

ぼくはお父さん達へむけた口演やイベントをする時、

心がけている事があります。

それは…絵本作家としてお話しをする。
という事。

先輩パパとしてとか。子育て経験者としてとか。
主催者側は話して欲しいみたいですが。

ぼく自身、そんな話は別に聞きたくないんです。
そんな話、お父さん達も期待してないんです。
それをぼくは、今までの経験上よく知っています。

先輩パパ講師なんてかっこわるい立場じゃなく、
ただの絵本作家 保科琢音としてお話をする。

絵本と紙芝居で赤ちゃんとお父さん達を
たくさん楽しませて、たくさん一緒に笑います。
ぼくは、それが一番だと思っています。

時には、即興で数名のお父さんに
絵本の「読み笑わせ」をしてもらったり、
ムチャぶりもしたりしてね(笑)

イベント後に開催されたお父さん達との交流会にも

参加させて頂き、他愛のない話で盛り上がりました。

子育てがどうとか。育児がどうとか。
それよりも、子どもと一緒に楽しいし時間を過ごせる場所が
お父さん達にもあるんだよ。
その一つが子育て支援施設であり、子育て広場なんだよ。
それを伝えたいと、ぼくはいつも思っています。

青葉区の「笑い声」がたくさん集ま「る」、
「ラフール」へ是非遊びに行ってみてください。
ラフールサテライトも出来たので、そちらも是非。

『絵本から笑本へ』
また、次回。

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<今回訪問した施設のご紹介>

青葉区子育て支援拠点 「ラフール」
HP: http://lafull.net/

(文・イラスト:保科琢音

筆者紹介

絵本作家。紙芝居作家。
公立図書館に10年勤める。
2013年 絵本「あっかんべー」出版。
絵本や紙芝居の創作だけでなく「読絵ん会」という名の読み笑わせ口演を精力的に行っている。
口演場所は計500ヵ所以上。
2017年 ベトナムホーチミンの幼稚園にて口演。
横浜市神奈川区にて開放している、赤ちゃんとお母さんが集える広場「おかげさま亭」プロデューサー。
 
また、絵書家筆之輔(えかきやふでのすけ)の芸名で落語家としても活動。
神奈川県を中心に落語会や落語イベントを開催。
横浜市内の小学校にて落語の授業を数多く担当。
2017年3月小学生60名が出演した「大黒寄席」プロデュース開催。
父親と子ども達による演芸クラブ「背中の集い」企画代表。
毎月定例の落語会として横浜市保土ヶ谷区の「しばた。寄席」。

ヨコハマNOW取材記事
「僕にとっての横浜は「未来へ笑がおをつなぐ街」。絵本作家の保科琢音さん」
http://yokohama-now.jp/home/?p=13904

『読絵ん会(どくえんかい)』の様子を動画でご覧下さい。

 

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ヨコハマNOW 動画

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ランニングが大好きで、月に150kmほど走っているというヨコハマNOW編集長の辰巳隆昭が、お気に入りの新横浜公園のランニングコースを紹介します。
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