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横浜にも縁の深い映画 『レオニー』 イサム・ノグチの母の物語 (1)

by staff on 2010/10/10, 日曜日

横浜みなとみらい地区、ショッピングや観光に訪れる人々で賑わうみなとみらい地区に位置する「JICA横浜」。国際協力、国際交流の拠点として2002年に設立され、日系移住者支援の事業や情報の発信、研修員と地域住民の方との交流が日々行われています。

このJICAで定期的に行われている「公開講座」で、9月26日に講師として登場したのが、映画監督の松井久子さん。

第二次世界大戦後、アメリカ人の妻として海を渡った「戦争花嫁」と呼ばれる女性をテーマに取り上げた『ユキエ』で1998年に映画監督デビューをした松井監督が、今年、第三作『レオニー』を完成させました。

この映画は、世界的に活躍した彫刻家イサム・ノグチの母、レオニー・ギルモアの生涯を描いた物語。
約100年前、ニューヨークで働いていたレオニーは、日本人の詩人野口米次郎と出会って恋におちます。しかしレオニーの妊娠を知った米次郎は日本へ帰ってしまいます。やがてレオニーは、産まれた幼いイサムを連れて日本へ。しかし米次郎は日本人の女性と結婚していました。レオニーはシングルマザーとして、イサムに日本の美を教え、イサムを芸術家に育てあげます。実話に基づく日米合作の壮大な作品です。

レオニーが最初に日本の地を踏んだのは横浜港。映画の撮影は昨年夏に行われ、映画の中に登場する船内のシーンは、みなとみらいにある帆船日本丸でロケが行われました。

横浜にも縁の深い映画 『レオニー』 は、11月20日(土)より109シネマズMM横浜ほかで全国ロードショーです。

映画『レオニー』公式サイト http://leoniethemovie.com

海外移住資料館 企画展・催し物のご案内
公開講座 「『ユキエ』と『レオニー』―映画のなかの海を渡った女性たち―」

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