ハチゴロウの鳥撮り日記 第13回「帷子川に春が来た(横浜)」
第13回 帷子川に春が来た(横浜)
某TV番組で「帷子川」を読めるのは生粋のはまっこだと言っていましたが、「かたびらがわ」と読みます。 鳥撮り日記では第二回の「帷子川の野鳥のハイライト」※で川について詳しくご説明いたしましたので、今回はパスいたしますが、横浜市旭区若葉台に源を発し、旭区、保土ヶ谷区、西区の市街地を通って横浜港に注いでいます。
(※『帷子川の野鳥ハイライト』 http://yokohama-now.jp/home/?p=17538)
2019年、2月も20日を過ぎると、帷子川中流域の河畔では、梅が咲き、ウグイスが鳴き始めました。(ウグイスの姿は見かけていません)『梅咲いて ウグイス鳴けば 春近し』 と詠んでみました。
紅梅にメジロが来ています。略して、「ウメジロー」です。『梅にウグイス』と言われているためウグイスと間違えられることもありますが、梅にくるのは目の周りが白いメジロです。メジロは、梅の香りに誘われ、蜜を吸いに来るようです。青空にピンク色の梅の花、緑のメジロと、色彩豊かです。
メジロ
ヒヨドリも来るのですが、花びらを散らしてしまいます。こちらは、花芽を食べているようです。散歩道で落ちた花びらを見かけますが、散らした犯人は風だけではなく、このヒヨドリが犯人です。
『ヒヨドリは 地面の上に 花咲かせ』
ヒヨドリ
エナガは、桜の木の幹に付いた苔を、口いっぱいに頬張って、運んでいきます。何処かで巣を作っているようです。エナガは小さく、チョコマカ動くので、撮りにくいですね。
エナガ
ガビチョウやシロハラは、エサとなる虫を探して、枯れ草をひっくり返していました。
ガビチョウ
シロハラ
川べりには、ゴイサギとアオサギがいました。
奥がゴイサギ 手前がアオサギ
カワセミは、盛んにエサを捕っています。
ここのカワセミの撮影ポイントには、いつもメスがいるのですが、久しぶりにオスが来ました。
カワセミ
メスは今までオスが近づくと追い出していたのですが、この日は追い出しませんでした。メスが立ち去ると、オスは追いかけていきました。カワセミも春を感じ、恋の季節になったようです。
3月になると、河畔の河津桜が満開になりました。帷子川沿いの公園でも桜桃(さくらんぼ)(注1)の蕾が膨らんできました。今にも弾けそうです。
晴れた日は、冷たい北風も心地よく感じるようになりましたが、4月に入って、雨の日が多いですね。今日も冷たい雨が降っていました。『冷めた雨 今日は一日 引きこもり(注2)』
桜桃のつぼみ
それでも春は確実に来ています。
注1)さくらんぼの花の蕾です。桜の仲間であることは間違いではありません。近所の方が、挿し木で育てた苗木を植えてくれ昨年から、実をつけるようになりました。
注2)俳句の中に、“ひきこもり”という言葉が出てきますが厳密な意味での“ひきこもり”ではありません。
朝一緒に散歩している女の人が盛んに“ひきこもり、ひきこもり”というのであんな句を詠んでみました。
厚生労働省では社会と隔絶していて、6か月以上自宅にひきこもっている状態を“ひきこもり”というそうです。
筆者紹介
|
ヨコハマNOW 動画
新横浜公園ランニングパークの紹介動画 | ||
ランニングが大好きで、月に150kmほど走っているというヨコハマNOW編集長の辰巳隆昭が、お気に入りの新横浜公園のランニングコースを紹介します。 |
横浜中華街 市場通りの夕景 | ||
横浜中華街は碁盤の目のように大小の路地がある。その中でも代表的な市場通りをビデオスナップ。中華街の雰囲気を味わって下さい。 |
Comments are closed.