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八雲たつ 出雲やえがき 妻ごみに 八重垣つくる その八重垣を

by staff on 2020/5/10, 日曜日

日本神話の中で、スサノオの尊が八岐大蛇を退治して、稲田姫との新居を構える時に歌った和歌。
この歌が31文字の和歌の発祥と言われて古事記 日本書紀に記されています。
いつも疑問になっていることがありました。
神代とは神様の世の事ですが、この歌が神代の時代に残されてその後 第40代の天武天皇、41代の持統天皇と、律令国家が出来上がる8世紀に古事記や日本書記が作られた時、それは漢字によって書かれました。理由は日本には文字がなかったからと言われています。
では、いったいどうやってこの和歌がスサノオの尊の唄として残されてきたのか?
令和元号の出典となった万葉集は奈良時代末期に編纂されてこちらも全て漢字で書かれました。 日本の歴史は 縄文時代があって、弥生時代に外国から稲作が導入されてそれから文化と言われる物が出来てきた。小学校でも確かそんな風に教わった記憶があります。
和歌を歌うようになって神代の時代と言われる太古の昔から和歌と言う文化があった事を知り、今から二千年ほど前の日本には文字がなかった。という事がありえないような気がして、そんな疑問がいつも脳裏にちらついていました。
長い間、私たちは古事記と日本書記に書かれていることが日本史としての最古のもの。という概念から一歩も外に出ることはありませんでした。その常識が覆され始めたのは最近の事です。縄文時代の発掘に伴って年代的な科学調査が発展してきたことによって、弥生時代よりも文化が低かったと思われていた縄文時代が、実は高度な精神文明を持っていたのではないかと言う意見が出てきました。今の時代の閉塞感や行き詰まり感を打開するためにも、もう一度1万6千年もの長い間 平和に共存してきたとされる縄文時代に人々の関心が寄せられてきた事、それに伴い太古の神代文字と言われてきた文字をもう一度見直してみよう、偽物だと言われて退けられてきた歴史書をもう一度調べてみようという動きが出てきて、沢山の方が個人で調べて、ネットにあげている記事などが増えてきました。
それらが丁度、新型コロナウイルスの時期と重なって、この長期に渡る自粛生活の中でネットを使っていろいろ和歌の事や縄文時代に関する事等、私自身が好きな歴史の世界を調べていくうちに今まで知りえなかった記紀以前の文章の存在に確信めいたものが生れてきた次第です。
今私が認識している事、それは「秀真」という古文書が伝えている和歌の事。その古文書、ホツマツタヱによれば、神代の天皇たちがその時代に生きていた本物の人間だと言われている事。 天照大神が女神ではなくて男性だったといわれる事など。まったく今の教育の中では絶対あり得ないような事柄が載っていて、さすが江戸時代には偽物と言われても仕方がないようなその展開なのですが、今 この時代になって色んな矛盾があぶりだされてきたことによってこの古文書が全部とはいかないかもしれませんがある程度の信ぴょう性をもって私に訴えかけてくる何かを感じます。ホツマツタヱは3世紀ごろに編纂されたと言われます。8世紀に編纂された古事記や日本書記の参考文献として稗田阿礼(古事記の編纂者と言われる)はこの古文書を知っていて参考に読んでいたと思います。この古文書はヨシデ文字と言われる神代文字で書かれています。その頃奈良に住み、日本のまつりごとを仕切っていた人たちが使っていたのが中国伝来の漢字だったという事は、それ以前の日本の地方の王族や豪族の人々が、これらの神代文字を使っていた人々であって、その人たちが統一国家として大和朝廷に組み込まれていったプロセスがあった。という事なのでしょうか。
どちらにしてもぜひ神代文字の解明や研究が進んでくれることを願うばかりの私です。

最後に「コロナの子守歌」を二つの神社にて、
無事に奉納できましたことを報告させて頂きます、ありがとうございました。
 松江市八雲町 熊野大社(ご祭神スサノオの尊様)
 仁多郡奥出雲町 稲田神社(ご祭神 稲田姫さま)

稲田神社にて

コロナの子守歌
 
コロナ ころころ コロナ みんなが怖がるコロナ 怖がらなくてもいいよ
あなたが悪いわけじゃない みんなの怖いに煽られて 怪物コロナになっちゃった
 
コロナ ころころ コロナ 怖がらなくてもいいよ 可愛いコロナ 優しいコロナ
みんなの怖いが張り付いて 身動き取れないコロナ ブルブル震えるコロナ
ごめんねコロナ 泣いてるコロナ あなたが悪い訳じゃない
 
私の愛でつつんであげる  私の愛で満たしてあげる
コロナ ころころ コロナ  安心コロナ 微笑むコロナ ゆっくりおやすみコロナ
 
心地良いのがコロナの子 惹かれるコロナ 楽しいコロナ 腑に落ちコロナ
ワクワクコロナ 喜びコロナ
 
コロナ ころころ コロナ
ありがとコロナ さよならコロナ 光の中におかえりコロナ
やすらかコロナ しあわせコロナ 光の中でおやすみコロナ

(早苗ネネ♪)

 

迎春

 

ネネグースプロジェクト(Nene Goose Project)を立ち上げました

日本古来の大和ことばで綴られた和歌を現代の調べにのせて歌う「和歌うた」。私 早苗ネネはもう20年近くこの「和歌うた」を歌い続けています。お蔭様で、じゅん&ネネと共に「和歌うた」は私のアーティスト活動の中心軸となり、多くの方々からご支援を賜り各地で和歌うたライブを開かせて頂いております。

この度立ち上げたネネグースプロジェクト(Nene Goose Project)は、「和歌うた」とHULAや太極拳などの異文化や全国に受け継がれている伝統文化とのコラボレーションをはかります。世界の民族が持つ固有の文化とその文化の根底にある言霊が「和歌うた」と融合することで生まれる新しい表現をみんなで共有する取り組みです。

「和歌うた」のライブは歌い手と聴き手という構図です。ライブ会場はみんなで一体になって盛り上がりますが、歌い手と聴き手という構図は否めないものがありました。ネネグースプロジェクト(Nene Goose Project)ではワークショップ形式で参加して下さったみなさんと一緒に作品を作り上げていきたいと考えております。みんなで作った作品にはみんなの愛情が込められています。出来上がった作品はみなさんの元気の源の一助になることでしょう。

ネネグースプロジェクト(Nene Goose Project)Official Website:
nenegoose.love

 

三十六歌仙CDアルバムによせて

 

10代の頃、じゅん&ネネのネネとして歌っていた時、多くの方から「北の政所のねね様と同じ名前ですね」と言われ、歴史上に残る方と同じ名前を頂いた事で直ぐに覚えて頂き、良い事が沢山ありました。時が経ち、50歳を過ぎた頃にやっと自分のライフワークを見つけ、「和歌うた」を歌い続けて13年程に成りますが2014年の京都高台寺音楽祭に出演させて頂いた折に、三十六歌仙が高台寺様に遺されているのを知りました。その時にぜひ三十六歌仙にメロディーを付けて同じ名前のねね様に奉納したいとの思いを抱き、2015年9月6日、ねね様のご命日に発表させて頂く事に成りました。

和歌のアルバムとしては10年ぶりでやっと二枚目アルバムです。一枚目のアルバム「花のいろは」は蟠龍寺スタジオの仲間に助けられて生まれました。そして今回のアルバムも製作費は今まで私の和歌うたを聞いて応援して下さった方々のご支援で賄われています。暗中模索と無我夢中で今までよろよろと歩いてきましたが、そんな私を支えてくれる大きな愛情に気が付いて、なんて幸せ者なのかしらと思います。有難うございます。これからも自分の道を信じて歩いてゆきます。

早苗ネネ/京都・高台寺 北の政所・ねねさまに捧げる三十六歌仙 『和歌うた』CDアルバムは、 ヨコハマNOWオンラインショップ で販売しております。

 

早苗ネネさん 和歌うたLIVE

 

早苗ネネさん プロフィール

木々や鳥や魚や精霊…人間以外の存在達との交流が当り前に語れるくらい、いのちのひろがりに気づくと、共に生きている喜びや、苦しみや悲しみにもナイーブになる。

心と野生がひとつながりになると……こんな風に人は年を重ねられる。ひとりひとり、ユニークにもっと自分になれる。

早苗 Nene さんは、そういう人生の先駆者です。 感性を解放しながら、40代で高校生に仲間入り卒業後、マウイのカレッジに留学中、突然半生記が受賞しました。

そんな新たなシーズンを迎えて、今エッセンスを分かち合いたい。

<天性の歌い手>というだけでなく、その存在感、溢れる活性のバイブレーションは、光のシャワーのよう。彼女と語り歌い、魂の成長を旅している現在の、自分の位置を確かめてみませんか?

早苗ネネさんHP

 

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ヨコハマNOW 動画

新横浜公園ランニングパークの紹介動画

 

ランニングが大好きで、月に150kmほど走っているというヨコハマNOW編集長の辰巳隆昭が、お気に入りの新横浜公園のランニングコースを紹介します。
(動画をみる)

横浜中華街 市場通りの夕景

 

横浜中華街は碁盤の目のように大小の路地がある。その中でも代表的な市場通りをビデオスナップ。中華街の雰囲気を味わって下さい。
(動画をみる)

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