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ハチゴロウの鳥撮り日記 第16回「ヤマセミの捕食/面白シーン:札幌(北海道)」

by staff on 2020/9/10, 木曜日

第16回 ヤマセミの捕食/面白シーン:札幌(北海道)

2020年1月22日から24日まで札幌真駒内川(まこまないがわ)でヤマセミを撮影しました。真駒内川は石狩川水系の豊平川の支流で札幌市南区を流れる一級河川(下流より15km区間を一級に指定)です。「まこまないがわ」はアイヌ語で「背後にある川」を意味するマク・オマ・ナイに由来しているそうです。

2019年もこの川へ来たのですがヤマセミには出会えなかったので、今年はあまり期待していませんでした。午後2時40分、2018年2月2日以来2年ぶりにヤマセミを撮影することができました。ヤマセミは対岸の木の枝にとまっていて、細かい枝の中にいることが多く、見つけにくいです。雪の背景ですと後ろが白いので、露出が難しいです。

ヤマセミについては『ハチゴロウの鳥撮り日記第7回』で詳しくご紹介しておりますので、今回は、面白い捕食の連続シーンを紹介します。
(第7回はこちらから:http://yokohama-now.jp/home/?p=18553

日付と時刻は2020年1月23日午前9時12分。

ヤマセミが川岸でホバリング(滞空飛行/静止飛行)をしていました。

餌になる魚をみつけたのでしょう。川へ飛び込みます。
川岸に近い流れの緩やかな水面は、薄く氷が張っています。
氷を突き破る勢いです。水しぶきが上がっています。

水面から顔を出した時、魚を咥えていました。
飛び出して行きます。

捕らえた魚の尾ひれを咥えて、飛んで行きます。

「アッ」、魚も必死で暴れています。落としてしまいました。

「オッ」と羽を広げて、急ブレーキです。

魚にとって運悪く、落ちたところが、柔らかい新雪の上でした。
頭から新雪に突き刺さり、身動きがとれません。

ヤマセミは翼を広げて滑り込み「セーフ」、
スライディングキャッチです。

捕まえてホッとしたのか、しばらくジッとしていました。

魚の頭の方をシッカリ咥えて、運んで行きます。
お気に入りの場所へ向かいます。

食事する所に着いたようです。
小枝のバリヤーで安心して食事ができる場所です。

味しくいただきました。「ご馳走さまでした」
餌の魚を落とした時のあわてた様子、いかがでしたか!

筆者紹介

 
本 名 樋口 幸春 (ひぐち ゆきはる)
略 歴 1950年6月、母の実家の東京都中野で生まれ、横浜市南区万世町で育ちました。現在は帷子川近くの保土ヶ谷区西谷町で生活しています。
県立高校の電子科を卒業し、計算機の保守サービスの仕事を約10年間従事しました。
1970年後半になると、公共の上下水道プラントシステムが計算機により制御されるようになってきたので、それらの設備の現地試験調整する部門に転籍しました。
2003年に早期退職し、アルバイトをするようになりました。この頃、近くの公園にカワセミがいることを知りました。自由な時間が増えたので、頻繁にカワセミを撮影するようになりました。
昔から鉄道を撮影していたので、カメラは持っていました。そのうちにカワセミ以外の野鳥にも興味を持つようになりました。
今では、年に数回、北海道や沖縄で、野鳥を撮影しています。
ブログ 八五郎の思い出写真館
http://08561926.at.webry.info/

 

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