Skip to content

絵本から笑本へ(第52回) 絵本作家と、笑顔をつなぐ笑顔な女性たち。
~菅原 理美さん~

by staff on 2020/10/10, 土曜日

絵本作家としてこれまでにご縁のあった

「笑顔をつなぐ笑顔な女性たち」をご紹介しています。
絵本作家 保科琢音の連載コラム「絵本から笑本へ」の第4期。

第4期7回目にご登場は…
ライフスタジオ湘南店店長のフォトグラファー菅原理美さん。

ライフスタジオは、関東を中心に約20店舗を展開している
写真スタジオさんです。
スタジオの名前と同じく「人生の写真館」という命題を掲げ、
人生の瞬間を楽しく美しく残すお手伝いをされています。

菅原さんとはヒョンな事で知り合いまして(笑)

これまでも、お店の写真スタジオで一緒に
色々なイベントをさせてもらってきました。

写真スタジオなのに、絵本や紙芝居の読み笑わせをやったり。
写真スタジオなのに、紙芝居ワークショップをやったり。
写真スタジオなのに、落語会まで開催しちゃいました。

今までやった事のないことをしたい。
固定概念が無い。ワクにとらわれない。
ぼくはそういう菅原さんの感覚が好きで、
自然なながれで楽しい企画をたくさん開催してきました。

そんな企画に参加してくれたお客様の中には、
これまでに菅原さんが写真で笑顔にしてきた人たちも多く、
菅原さんの人柄にふれる機会にもなりましたね。

菅原さん達、ライフスタジオの皆さんが

数年前からとり組んでいる活動があります。

「カンボジアに写真学校をつくる」というもの。
カンボジアは年々発展はしていますが、
まだまだ豊ではない。
子ども達の成長、家族との思い出を
日本の様に写真に残す事もない。
子ども達の笑顔を、
家族との掛け替えのない瞬間を
写真におさめる文化をつくりたい。

数年前から各地で写真展を開催したり、
ボランティアや募金活動をして、
少しずつ確実にカンボジアとの関係も築いていらっしゃいます。

そんな話を聞く中でぼくも、
カンボジアにもとても興味がもてましたし、
とても素晴らしく面白い活動だと思いました。

実は、そんなライフスタジオさん達と

一緒に新しい企画を始めています。

ぼくが考えた新しい出版システム「声援出版」。
この出版に興味を持って頂き、
一緒に企画する事になったのです。

企画を簡単に説明すると…
カンボジアの子ども達は絵本にふれる機会が少なく、
村には幼稚園や図書館もない。
そこで、日本でぼくが創った絵本「よぞらのおくち」を
たくさんの方に買ってもらい、
そのお金で、同じ絵本「よぞらのおくち」を
カンボジアの言葉「クメール語」に訳して、
カンボジアのたくさんの子ども達へ届けるというもの。

今年はコロナの影響もあって、
なかなか思うような動きが出来ていないのですが、
必ず成功させて、菅原さん達ライフスタジオの皆さんと、
カンボジアのたくさんの笑顔に会いに行きます!!

日本だけじゃなく、世界を笑顔にさせるチカラが写真にはある。
時代は変わっても、国は違っても、子ども達の笑顔は万国共通。

そんな事を教えてくれた菅原さん達ライフスタジオの皆さんに、
是非、会いに行ってみてください。

菅原理美
(フォトグラファー・ライフスタジオ湘南店店長)

絵本作家 保科琢音からのご質問

※毎回、登場頂くみなさんへ同じ質問をしていきます。

① 『子どもの頃はどんな子でしたか?』
「岩手県の田舎育ちなのもあり、子どもの頃は川で遊んだり野草をすりつぶしたりして遊んでいました。アウトドアで遊ぶけど遊び方はインドアっぽさがあって、野良猫の集まる小屋で漫画を描いたりしていました。特に何かに集中してものを作る作業が好きな子どもだったと思います。」

② 『子どもの頃の夢はなんでしたか?』
「夢も漫画家、アイス屋さんでした。アイスはただ好きだったからですが…。」

③ 『これからの夢はなんですか?』
「ライフスタジオで行っている活動を未来に繋げていくことですかね。写真スタジオは毎年いらっしゃるお客様も多いので、おかえりなさいと迎えられる雰囲気づくりを何より大切にしています。スタッフが変わったとしても、来ればホッとできる場所を守っていきたいです。そして今はコロナの影響でストップしていますが…[カンボジアに写真学校を作る]という活動を数年間に渡って継続してきたので、そちらにも注力していきたいです。」

④ 『悩みはありますか?』
「たくさんありますよ!(笑) いつも悩みはあります。今はコロナの影響もあってその対応にてんてこまい気味でしたが、最近やっと少し落ち着きましたので、キャンセルや延期になったいろいろなイベントに代わる何かが出来ないかなと考えています。ただこれはありがたい話ですが、自粛期間が明けて少しずつ営業再開してから撮影のご予約が更に増えているので、なかなか時間が捻出しにくいというのも悩みではあります。」

⑤ 『今、一番楽しい事はなんですか?』
「スタジオの事務所にキッチンを設置しており、スタッフの昼食を毎日手作りしているのですが、スタッフに感想を聞くのが楽しみです(笑) あと作る過程をInstagramのストーリーにも時々アップしていまして、見た方から反響を頂くのも嬉しいです。コロナの自粛期間は対策でランチ作りもストップしていたのですが、最近また気をつけながら再開しています。[ストーリーを見てその日の献立を決めました] という声もいただきます。何屋なんだか。」

<ライフスタジオ湘南店>

https://www.lifestudio.jp/studio/shonan

<声援出版の詳しい情報>

http://ehonsakka-hoshinatakuo.net/mamamo

<絵本作家 保科琢音ホームページ>

http://ehonsakka-hoshinatakuo.net/

<絵本作家 保科琢音YouTubeチャンネル>

『笑える絵本ダナ』 https://www.youtube.com/channel/…

(文・イラスト:保科琢音

筆者紹介

【保科琢音】
絵本作家・紙芝居作家
公立図書館に10年間勤務。
2013年 絵本「あっかんべー」出版
2019年 絵本「ままも」出版
2020年 絵本「ちーちゃんのおなかのあな」出版
絵本や紙芝居の創作だけでなく「読絵ん会」という名の
読み笑わせ口演を精力的に行っている。
口演場所はこれまでに600カ所以上。
2017年 ベトナムホーチミンの幼稚園、障害児施設で口演。
2019年 ベトナムにて絵本「ままも」、絵本「よぞらのおくち」の2冊同時発売。
 
また、絵書き家筆之輔(えかきやふでのすけ)の芸名で落語家としても活動。
神奈川県を中心に落語会や落語教室を開催。
様々な企業からのご依頼により創作落語をつくり口演。
保土ヶ谷区にて定例落語会「しばた。寄席」を毎月開催。
 
横浜市内の小学校では落語の授業を数多く担当。
2017年 神奈川公会堂にて「大黒寄席」開催
(※青葉区黒須田小学校、南区大岡小学校の2つのクラス総勢60名の児童が出演)
2020年 横浜にぎわい座にて「ビックブック寄席」開催
(※南区大岡小学校、中区本町小学校の2つのクラス総勢60名の児童が出演)

ヨコハマNOW取材記事
「僕にとっての横浜は「未来へ笑がおをつなぐ街」。絵本作家の保科琢音さん」
http://yokohama-now.jp/home/?p=13904

『読絵ん会(どくえんかい)』の様子を動画でご覧下さい。

 

Comments are closed.

ヨコハマNOW 動画

新横浜公園ランニングパークの紹介動画

 

ランニングが大好きで、月に150kmほど走っているというヨコハマNOW編集長の辰巳隆昭が、お気に入りの新横浜公園のランニングコースを紹介します。
(動画をみる)

横浜中華街 市場通りの夕景

 

横浜中華街は碁盤の目のように大小の路地がある。その中でも代表的な市場通りをビデオスナップ。中華街の雰囲気を味わって下さい。
(動画をみる)

Page Top