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ブラとも みなとみらい21地区

by staff on 2010/10/10, 日曜日

先日、久しぶりにみなとみらい21地区を散策しました。

ここでは1989年(平成元年)、市制100年と開港130年を記念して、横浜博覧会(YES’89)が開催されました。博覧会の開催期間は3月25日から10月1日までの半年間で、入場者数は1333万人と地方博としては大規模なものでした。会期末近くには、目標入場者数を達成するための動員が行われ、私も何度か会場に足を運びました。

それから20年余り、みなとみらい21地区はすっかり様変わりしました。その当時の建物は、博覧会開幕に合わせて開館した横浜美術館と横浜マリタイムミュージアムだけです。大観覧車「コスモクロック21」は、1999年に現在の場所に移転しましたが、その後も稼働していて観光名所となっています。

現在、中心部には高さ296mの日本一高いビル、横浜ランドマークタワーがそびえ、11月に横浜で開催されるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳・閣僚会議の会場になる「パシフィコ横浜」などがあります。

当初はオフィス街にする予定だったこの地域ですが、経済情勢の悪化に伴ってオフィスの誘致は難航し、昨年の日産自動車本社に続いて、今年の4月に「富士ゼロックス R&D スクエア」が建てられたくらいです。

オフィスに替わって目立つのが高層マンションです。タケノコのように建設されています。新住民のためにスーパーマーケットなどの生活インフラもあり、街全体が公園のようにきれいに整備されています。

私が散策した休日も広い歩道に大道芸人が登場して、人だかりを作っていました。

ただ周りを見ると、まだ空き地がアチコチにあります。そこは草がぼうぼうと生えていて、華やかな街の賑わいとは対照的に一抹の寂しさが感じられます。

「この地区から空き地がなくなる日が来るのだろうか」
APECを控えて警備が厳しくなり、警官が立っている空き地の前で、思わず呟いてしまった私でした。

 
画像をクリックして拡大写真をご覧ください。
 





<参考>
横浜市「みなとみらい21」地区に「富士ゼロックス R&D スクエア」竣工

 

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ヨコハマNOW 動画

新横浜公園ランニングパークの紹介動画

 

ランニングが大好きで、月に150kmほど走っているというヨコハマNOW編集長の辰巳隆昭が、お気に入りの新横浜公園のランニングコースを紹介します。
(動画をみる)

横浜中華街 市場通りの夕景

 

横浜中華街は碁盤の目のように大小の路地がある。その中でも代表的な市場通りをビデオスナップ。中華街の雰囲気を味わって下さい。
(動画をみる)

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