やくもたつ　出雲やえがき　妻ごみに　八重垣作る　そのやえがきを

A HAPPY NEW YEAR　お正月気分はもう抜けましたか？ さて2011年初めの和歌うたコラムは・・・ 新年の一月にふさわしく、日本神話で和歌の始まりの歌とも言われている、あの高天原を追い出されて、地上に降り下った、スサノオのミコトさまの歌を紹介したいと思います。 スサノオのミコトはアマテラス様の弟。天界の暴れん坊でした。 お姉様を困らせて、やがて天界から地上に降ろされてしまいます。今でいう島流し？左遷みたいなものかし

画像をクリックして拡大写真をご覧ください。   昨年11月に結婚しました！

ら。そして降り立った地上で、悲しんでいる老夫婦と出合い、理由を尋ねると、彼らの末娘、稲田姫が恐ろしい怪獣のヤマタノオロチに食べられてしまうというのです。

そこでスサノオのミコトはヤマタノオロチを退治して稲田姫を無事助け出し、美しいヒロインと恋に落ち、めでたく結婚します。そして二人の新居を島根県の出雲地方に作るときに、幸せいっぱい、夢いっぱい、最高にハイな気分で詠んだ歌がこの

♪八雲たつ　いずもやえがき　つまごみに　八重垣つくる　その八重垣を♪
でした。

来年は古事記1300年という区切りの年でもありますが、古事記ではこのうたが、みそひと文字（三十一文字）の和歌の発祥と言われています。

出雲地方や広島の山沿いでは今でも神楽が盛んで、その神楽の人気テーマはもちろんこのヤマタノオロチとスサノオ様の物語。稲田姫は天界ではただの暴れん坊でどうしようもなかったスサノオのミコトを弱き者を守る正義の味方に変えてしまった、日本女性のシンボルのようなお姫様。クシナダ姫とも呼ばれています。島根県に行くことがあったら、ぜひ奥出雲町の稲田神社にまで足を伸ばして下さい。稲田姫が産湯を使った場所があるのですが、マウイ島のククイプカというヒーリングスポットと、ととてもよく似た波動を持ったイヤシロチです。ちなみに私は昨年の11月22日・いい夫婦の日・にその稲田神社で簡易な結婚式をいたしました。夫はドイツ人ですが、8年前から稲田姫さまのご縁に導かれてのお付き合いでした。出雲の神様たちは本当に縁結びの神様だと思います。皆様にも今年は良いご縁がたくさんありますように。

2011年3月3日　早苗ネネ 『和歌うた』　ひな祭りディナーコンサート

		出演　早苗ネネ（じゅん＆ネネ） ビアノ　塩谷翔 バイオリン・ビオラ・チェロ 会場：目黒雅叙園 開場（受付開始）：17:30 ディナータイム：18:00 開演：19:10（終演予定 20:30） チケット代金：20,000円 （全席指定・和洋折衷料理・百段雛まつり入場料含む） チケットのお申込み・お問い合わせ（担当：村中） 電話＆FAX：048-224-8255　携帯：090-7403-3277 ← この画像をクリックして拡大画像をご覧ください。