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あたらしくて、どこかなつかしい新感覚のエンタメコンテンツ
『横濱Jazz寄席2011』と『アート大喜利』 (その2)

by staff on 2011/1/10, 月曜日

「Jazz寄席」聞き慣れないのに、なんだかしっくりと語呂もいい。ジャズ、寄席、大道芸、アート・・・ジャンルも発祥も全くの別物なのに、それぞれ横浜に縁が深くて重なるところがいくつもある文化やエンターテイメント。それぞれのプロが真剣勝負でセッションを繰り広げ、融合するライブが「Jazz寄席」。今回は、いよいよ今月22日から開催する『横濱Jazz寄席2011』本陣の気になる中身とその魅力に迫ります。

「アート大喜利☆百ten寄席」も好評開催中。

その前にまず「アート大喜利☆百ten寄席」を。先月号の記事でお伝えした『横濱Jazz寄席2011』の連動企画の公募展「アート大喜利」に出品いただいた作品の展示会が、12月20日から〈創造空間のげ(東横線旧桜木町駅舎跡)〉で始まりました。その名も「アート大喜利☆百ten寄席」。

「アート大喜利☆百ten寄席」は、ご来場いただいた方々に投票していただく参加型の展覧会。投票を基に次回Jazz寄席のポスター、サイトなどのビジュアルに採用されるなどの各賞が決定します。今回の目玉は詩人・谷川俊太郎賞。選ばれた作品と詩がJazz寄席当日(22日)にステージ上でセッションするというビッグな賞です。
 投票方法にもひと工夫があって、1人持ち票が3票で、座布団のような正方形の用紙になってます。3票の内訳は「気に入った作品」、「部屋に飾りたい作品」、「ユニークだと思った作品」の3つ。

「投票するというのはいいわね。真剣に作品を観るものね」という感想をご婦人からいただいたり、「画廊やギャラリーだと、常連ばかりが観に行く。ここはいいね。いろんな人が観ることができる」という男性のお客さんからの声をもらってうれしいかぎりです。ご来場のお客さんが本当に1つ1つ丁寧に作品を観てくださっていて、アートに関心のある方ばかりではなく、老若男女あらゆる方に楽しんでいただけるアートイベントだと、会場での様子を観ていて実感しています。作品を観ていると、作家の皆さんが真剣に向き合い、時間を費やし、作品を創りあげてくださったことが伝わってきますし、ご来場くださるお客さんが、楽しそうに作品を観ている風景からは、アート大喜利が人と人、作品と人あらゆる出会いの場になっていることを感じて、とてもうれしく感じています」(アート大喜利スタッフ談)

好評開催中の「アート大喜利☆百ten寄席」は今月19日まで。1月は会場で落語会や朗読会、ライブなどのやイベントも行われて連日賑やかになりそうです。11日にはにぎわい座でのJazz寄席本陣に出演の三遊亭圓福師匠(22・23日出演)、川柳つくしさん(22・24日出演)による落語会。9、10日には若手期待のミュージシャン<RED FRIP>のライブなど続々決定。毎日来ても楽しめる展覧会です。落語会やライブなどの詳細はhttp://www.jazzyose.comの「アート大喜利」「最新情報」で随時更新しますので、チェックしてみてください。

Jazz寄席の見どころ「じゃらく」?落語家とジャズマンが真剣勝負?

今回で4回目のJazz寄席、過去1度も同じ演目はなく、毎回様々な企画や新しい芸人さんと共に新ネタにトライしてきました。なかでも柱のプログラムのJazzと落語のセッション「じゃらく」は、段々とトライする落語家さんが増えてきて、古典から創作まで幅広い「じゃらく」ならではの作品が毎年誕生しています。

お馴染みの古典落語でも、Jazzが加わったり、噛み合ったり、反発したりしながら展開していくと、時にはスリリングだったり、音楽に乗せられたり、言葉に音が融合したりと、普段聞く落語とはひと味もふた味も違って聞こえます。

「Jazz寄席って、お囃子の演奏がジャズだったり、効果音みたく音が入るんでしょ?って聞かれますけど、もちろんお囃子の演奏や効果音としての要素もありますが、実際の落語の中に即興でどんどん入っていったり、落語の中にジャズマンにも登場させてしまったりと、まるでフリージャズでジャズマン同士がセッションを楽しそうにしているのに似てますね。時には噛み合わずにギクシャクすることもありますが、それもまたウケたりもします。音楽と噛み合ってすごくかっこいい場面になることも…。前回に続いて出演してもらう笑福亭鶴笑師匠のの師匠である笑福亭松鶴師匠は「落語はジャズだ」と言っていたそうで、お馴染みの話でも演者によって違ったり、アレンジがあったり、話が脱線したりしながらもちゃんと戻ってきてオチまでたどり着く、まさにジャズとの共通点だと思います。ジャズもお馴染みの曲でもミュージシャンによってアレンジも違うし、ループがあって自由に演奏をしながら戻ってきたり…上手く融合できたら面白いだろうというのがJazz寄席のアイデアの素になってます。(Jazz寄席席亭談)」

 

ミュージシャンと芸人さんの「即興の会話」のようなステージ

『横濱Jazz寄席2011(本陣)』の前に、お試し感覚でJazz寄席のエッセンスを先取りで楽しんでいただこうと、野毛のジャズライブハウス「ドルフィー」で行なわれた昨年12月18日(土)プレライブ「じゃらくナイト」では、Jazz寄席初登場の入船亭扇辰師匠とJazz寄席最多出演のピアニスト谷川賢作さん率いるバンドがセッションを繰り広げました。
 30分そこそこの本番前のリハのみで挑む4人のミュージシャンは、扇辰師匠の噺にどんなスパイスをちょうどよいタイミングで加えるようにと耳をすまし、時には話をひっぱるように曲を奏でていました。

「じゃらくの面白さは、噺家さんとミュージシャンの即興の会話なのですよね。噺家さんからミュージシャンに「ここでこんな音がほしいな」「今のはもう一つ、やりなおして」と噺を振っているところが今までになく楽しかったです。ミュージシャンは、噺の展開に音を合わせようとしてぴりぴり張り詰めているのがわかるだけに、面白さが増すのよね」というこの日のお客さんの感想は、まさにJazz寄席の見どころが即興にあるということがわかると思います。落語家さんとミュージシャンの他にも、寄席でお馴染みの紙切りや曲ごま、和の手品である和妻や大道芸も、ジャズマンとの即興はとてもアグレッシブで、お互いが駆け引きを楽しんでいるような雰囲気、寄席や落語会に通い慣れてる人も普段の寄席とは違った場面にとても新鮮なはずです。

今回は寄席の芸人さん以外にも、大道芸からクラウン(道化)の2人組YEN TOWN FOOLs、日本を代表する詩人・谷川俊太郎、パントマイマーの本多愛也とバラエティに富んだアーティストが次々登場します。

 

五感で楽しめるJazz寄席

今回の『横濱Jazz寄席2011(本陣)』では、「前回のアンケートでJazzがもっと聞きたいという声もあって、Jazzの演奏もたっぷり楽しんでいただけるように構成を思案中です。今回も新しい試みのJazz寄席大喜利のお題も考え中です(席亭談)」

Jazz寄席では、寄席の定席ように美味しいお酒やおつまみも楽しめるんでいただける「Ja・Raku・Bar」もロビーにオープンします。毎回席亭とスタッフでチョイスしているお酒は、2009年のジャズ寄席から毎回、フルーティーな香りと濃厚な味わいの本格派のクラフトビール「よなよなエール」と今回は新潟の銘酒「久保田」でお馴染みの朝日酒造さんのお酒が楽しめます。お酒にほろ酔いのお客さんの掛け声や大きな拍手も、セッションのひとつとなりJazz寄席のステージを盛り上げてくれます。

「こわいイベント!だけど、楽しそう。Jazz寄席出演者の方々は、なにがあるかわからない、どこでどんなことがわからないを出来てしまう、そしてそれを愉しめてしまう凄腕ばかりの集まりです(めおと楽団ジキジキのキヨシさん談)。」 今回の出演メンバーの共演、演目のすべてが、22日からの3日間それぞれの1回きりのステージ。横濱Jazz寄席2011の名場面をぜひ会場でジャズマンや芸人さんと一緒に楽しんでみてはいかがでしょう。

 

『横濱Jazz寄席2011(本陣)』の見どころ、出演者紹介

Jazz寄席の魅力にぐっと迫ったところで、『横濱Jazz寄席2011(本陣)』の内容。3日間それぞれテーマも出演者もいろいろです。お気に入りのアーティスト、芸人さんの回に行くもよし、テーマで選ぶのも良し、迷った方は3日間連続で出かけてみるのも楽しそうです。

1月22日(土) テーマ:「映画のように」

たくさんの名曲が映画音楽としても使われているJazz!あの映画のあの曲がジャズに変身するなんてこともあれば、谷川俊太郎さんとパントマイムがコラボレーションしてひとつのお話が表現されたり、落語を映画的な演出で演じたりと、映画をキーワードにあらゆるジャンルの9人のアーティストが1つの映画を感じるステージ世界を創りあげます。
また、この日は『横濱Jazz寄席2011』連動企画の「アート大喜利」の「谷川俊太郎賞」に選ばれた作品とつけられた詩を、詩人の谷川俊太郎さんご本人が発表してくださるドキドキの日です。

出演:会田桃子(バイオリン)、谷川賢作(ピアノ)、三塚知貴(トロンボーン)、渡辺亮(パーカッション)青空麒麟児(紙切り)、川柳つくし(落語)、三遊亭圓福(落語)、笑福亭鶴笑(パペット落語)、谷川俊太郎(詩)、本多愛也(パントマイム)、やなぎ南玉(曲独楽)

1月23日(日) テーマ:「アクティブ・バラエティー」

今、勢いに乗る注目の若手ジャズピアニスト・スガダイロー、山下洋輔トリオのドラマーで大御所の小山彰太、そしてRCサクセションでもシルクハット姿でサックスを吹いていた梅津和時など強力なこの日のためのJazzカルテットが登場。粋な演奏はもちろん、クラウン(ピエロ)のデュオ、曲独楽、音楽漫談、和妻(伝統的な和の手品)、ボードビルとアクティブな芸人陣が躍動感たっぷりのステージを繰り広げます。USTREAM、ニコニコ動画生放送で放送いたしました、公開ミーティングでの予告お聞きしていましたか?三遊亭圓福師匠 × YEN TOWN FOOLsのビリーさんによる会津弁対決!?圓福師匠の爆破予告!どうなることやら、ぜひその目でご確認ください。

じゃらくでも動きの多い演目を、スイングしながらのアグレッシブにお届け。とにかく、スピード感と躍動感にハラハラドキドキ、スイングたっぷりのステージに乞うご期待の23日です。

出演:梅津和時(アルトサックス,クラリネット)、小山彰太(ドラム)、スガダイロー(ピアノ)、立花泰彦(ベース)、YEN TOWN FOOLs(クラウン)、三遊亭圓福(落語)、三遊亭遊史郎(落語)、藤山晃太郎(手妻)、めおと楽団ジキジキ(ギターとピアニカ、夫婦漫才)、夢集竹内(ボードビル、タップとハーモニカ、大道芸)、やなぎ南玉(曲独楽)

1月24日(月) テーマ:「アラウンド・ざ・ワールド」

もともとアメリカ生まれのJazz。日本の伝統芸能である落語。ジャンルばかりではなく、国の文化も融合しているJazz寄席。3日目は、世界を旅しているような気分を楽しめる「アラウンド・ざ・ワールド」がテーマ。ジャズにとどまらない谷川賢作のピアノと初出演のフラメンコギター、ヨーロッパを思わせるクラウン、世界を旅する落語家・林家彦いちのワールドワイドなじゃらくはどこの国へ連れて行ってくれるのか。そして、川柳つくしによるハワイ気分のウクレレで冬なのにぽっかぽかに笑っちゃうなど、あらゆる国を感じることができるステージが繰り広げられます。

そして、公開リハーサルをした「じゃらくナイト」の演目は、18日とはどのように変わり行なわれるのかも見どころの1つです。それから、2007年2009年とご出演いただいている林家彦いち師匠もカムバック。今年はどんなじゃらくをみせてくれるのでしょう。

出演:会田桃子(バイオリン)、池川兄弟(フラメンコギターデュオ)、小山彰太(ドラム)、三塚知貴(トロンボーン)、YEN TOWN FOOLs(クラウン)、入船亭扇辰(落語)、川柳つくし(落語)、谷川賢作(ピアノ)、林家彦いち(落語)

お知らせ motアクティ部!募集

これら「アート大喜利」や『横濱Jazz寄席2011』のボランティアスタッフも募集中です。イベントづくり、運営を通してあらゆる世代の持っているノウハウやアイデア、想いを出し合って、コミュニケーションの場になればというコンセプトでイベントボランティアを募っています。
http://www.jazzyose.com/volunteer.html

 

インフォメーション

『アート大喜利☆百ten寄席』

期間: 2010年12月19日(日)~2011年1月19日(水)まで約1ヶ月
開場時間: 11時~19時
会場: 創造空間のげ
アート大喜利の詳細: 最新情報はコチラ http://www.jazzyose.com/artogiri.html

『横濱Jazz寄席2011』

日程: 2011 年1 月22 日(土)開場16:00 /開演17:00 (終演20:00 予定)
2011 年1 月23 日(日) 開場14:30 /開演15:30 (終演18:30 予定)
2011 年1 月24 日(月)開場18:00 /開演19:00(終演21:30 予定)
会場: 横浜にぎわい座芸能ホール

横濱Jazz寄席の詳細やJazz寄席情報はコチラ http://www.jazzyose.com/
1月のJazz寄席本陣のチケット絶賛発売中

Photo Gallery

▼もうひとつのJazz寄席プレイベント「じゃらくナイト」。12月18日(土)に野毛のJazzSpotドルフィーで行われました。出演者は谷川賢作(ピアノ)、会田桃子(バイオリン)、三塚知貴(トロンボーン)、渡辺亮(パーカッション)、入船亭扇辰師匠(落語)の5人。

▼「じゃらくナイト」の1部では、谷川賢作さんソロの「It’s a only paper moon」、会田桃子さん賢作さんのセッションでオリジナルのタンゴ曲「Sudden march for Mr.Tango」。そこに三塚さんが加わり3人で「バーモントの月」を演奏。最後に渡辺亮さんが加わりカルテットで「ワンノート・サンバ」と続きました。たっぷりJazzも楽しんでいただけました。

▼下の画像をクリックして拡大写真をご覧ください。

 

 

 

 

 

 

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