Skip to content

ブラとも みなとみらい線

by staff on 2011/1/10, 月曜日

「みなとみらい線」は、横浜駅からみなとみらい21地区を通り、元町・中華街までを8分間で結ぶ全長4.1kmの地下鉄です。2004年2月1日に開業し、現在では1日の平均乗客数が33万人に達しています。

この路線は駅が横浜駅も含めて6駅しかありませんが、横浜のビジネスと観光の中心地域を走っているので、平日は通勤客、休日は観光客が多く乗降しています。私も事務所がこの沿線にあるのでよく利用します。

この路線で紹介したいのが、各駅の構内です。駅の中が駅名にちなんでそれぞれ個性溢れるデザインになっているのです。今回の「ともの現場」は、みなとみらい線の駅を特集いたします。

まず、始発駅の元町・中華街駅から・・・

この駅は横浜随一の商店街「元町」と世界屈指の規模を誇る「中華街」への
玄関口です。この駅のホームや通路の壁には、横浜開港記念館から提供されたという開港当時の横浜の風景や人々の写真がモノトーンで焼き付けられています。駅は白色・灰色を基調としていて資料館のような雰囲気です。中華街側への長いエスカレーターから駅全体を見渡すことができます。他の駅ではなかなか見られない光景です。

     
     

次が日本大通り駅です。

この駅はカッコ書きで(県庁・大さん橋)と付け加えられているように神奈川県庁の直下に位置し、大さん橋の最寄駅です。また「横浜三塔物語」のジャック(横浜開港記念館)やクイーン(横浜税関)がすぐそばにあります。※神奈川県庁がキングです。この駅のホームの壁は、横浜開港記念館のレンガをおもわせるデザインになっています。駅はとても明るい感じで歴史的なイメージと近代的なデザインがほどよくミックスされています。

     
     

そして馬車道駅。

この駅は馬車道や赤レンガ倉庫のそばにあります。ホームの壁は赤レンガ倉庫と同じようにレンガで覆われています。改札口は大きなドーム空間になっていて、天井が高くまるでイスラム教のモスクのような雰囲気です。ここは私のお気に入りの場所でもあります。改札口を出ると横浜銀行から寄贈された横浜の歴史を表した壁面が広がっていてまるで美術館のオープンスペースのような雰囲気です。

     
     

みなとみらい駅。

みなとみらい駅は、路線名にもなっている「みなとみらい21」地区の中心にあります。近代的なビルが立ち並ぶこの地区にふさわしい近未来的なデザインになっています。駅の中には色とりどりのチューブが配置されています。この駅はクイーンズスクエアビルに直結していて、ビル一階から駅のある地下三階までつながる吹き抜けのエスカレーターは圧巻です。クイーンズスクエアにはスヌーピーショップがあり、駅のホームから巨大なスヌーピーを見ることもできますよ。

     
     
     

新高島駅。

新高島駅は、みなとみらい線で一番乗降客が少ない駅です。横浜マリノスの練習場がそばにあるので、最近は「横浜マリノスタウン」として知られています。駅のホームには「横浜マリノス」の大きな旗が飾られています。また、キャッツシアターやアンパンマンミュージアムの宣伝物も構内のあちこちで見かけられます。駅はメタルチックで機能的なデザインになっています。

     
     
     

最後は横浜駅です。

横浜駅のホームの壁は横浜の海をイメージした青色が使われています。あとは特に特徴はないですね。改札口の階は広いスペースになっていて、壁には現代日本を代表する洋画家絹谷幸二氏の描いた明るく躍動的な「VIVA YOKOHAMA」の陶壁画もあります。これは、シュウマイで有名な崎陽軒が提供したものだそうです。

     
     

みなとみらい線は、地盤の関係で地下深いところを走っています。そのため、駅から地上に出るまでどの駅も長いエスカレーターや大きな空間があります。各駅がそれぞれ違うデザイナーの設計によって、その地区の魅力を表しています。みなとみらい線に乗られたときは、駅の風景にも是非注目して下さい。

<参考>

 

Comments are closed.

ヨコハマNOW 動画

新横浜公園ランニングパークの紹介動画

 

ランニングが大好きで、月に150kmほど走っているというヨコハマNOW編集長の辰巳隆昭が、お気に入りの新横浜公園のランニングコースを紹介します。
(動画をみる)

横浜中華街 市場通りの夕景

 

横浜中華街は碁盤の目のように大小の路地がある。その中でも代表的な市場通りをビデオスナップ。中華街の雰囲気を味わって下さい。
(動画をみる)

Page Top