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空気清浄機をライフスタイルに。 2011年 かふん怪獣現る! 心構えと対策(その2)

by staff on 2011/2/10, 木曜日

 

花粉症の筆者がお届けする、花粉症のことシリーズ 第2弾!

皆さん、お元気ですか?
さて、今月も横浜の空気清浄機メーカー株式会社カンキョーが、室内環境に関するアレコレをお届けします。
今月は、先月に引き続き、「花粉症対策」についてです。

 

前回のおさらい  ~対策には、まず敵を知ろう!~

ここで前回までのおさらいをお話しておきましょう。

2011年のスギ花粉飛散数について

巷では、5倍や10倍の飛散予測が出ていると騒がれていますが、これは昨年との比較した場合のお話です。昨年が大変スギ花粉の少ない年だったので、比較すると今年はとても多く飛散する数字がでてしまします。しかし、例年と比較すると、やや多めというかんじ。ただただ情報に踊らされるのではなく、正しい情報を知り、あわてず、冷静に対処していきましょう。

★ポイント
症状の重い方は、早めのに通院しお薬を飲み、備えておくと良いですね。
地方別飛散予想は前回をみてね。→

 

株式会社カンキョーのかふん怪獣

大きな花粉と小さな花粉

右はスギ花粉本体の電子顕微鏡写真です。大きさは約30ミクロン(1ミクロン=1,000分の1ミリ)。そして良く見るとまわりに白くぷちぷちついているコンペイ糖のようなものがあります。これは「オービクル」とよばれる約0.5~1ミクロンの花粉微粒子。それぞれの特徴をまとめてみました。

 

★お掃除のポイント
床に落下するものは、舞い上がらないよう静かに吹き掃除がおすすめ。
落ちないものは空気清浄機がおすすめ。

花粉本体も小さくなってく!? NEW

前回はお話しませんでしたが、実は、花粉本体も、日にちがたつにつれて、粉砕されて小さくなっていくことがわかっています。特に都会ではアスファルトが多く、土が少ないため、飛散した花粉がいつまでも市街地に残ることが指摘されています。その中で、何度も舞い上がったり、車に引かれたりを繰り返して、粉砕されていくのかもしれません。

詳しくはこちら

 

お部屋の対策方法!/入れない工夫

皆さんは、花粉対策と聞くと、まずマスクやメガネ、お薬などを思い浮かべられると思いますし、私のように花粉症の方なら、既に多くの方が対策をなさっておられるかもしれません。もちろん、これはとても重要です(私もやってます)。

でも、おうちに帰って、マスクやメガネをはずし、無防備になった時のことも忘れてはいけませんよね。

花粉症は花粉数十個でも発症すると言われています。

家に帰った時ぐらい、花粉と戦わず、リラックスしてくつろげるように、お部屋に花粉粒子を「入れない工夫!」、入っったものを「除去する工夫!」を徹底させていきましょう。

前回は、花粉がお部屋に入る、進入経路のお話しをしました。大きく影響する進入経路を知り、その経路を断つことが、効果的な花粉対策となるというお話でした。
花粉がお部屋に入る進入経路とは、
  ●換気 ●布団、●洗濯物 ●外衣
などでした。
では私がおすすめする対策ポイントをお話していきましょう。

 

換気/短時間で極力少なく

大量の花粉粒子が持ち込まれます

窓を開けたり、換気扇をまわすなど、換気を1時間行うと、1000万個~2000万個もの花粉粒子が進入すると言われています。これではいくら除去してもなかなか快適な空間にはなりません。ですから、花粉症の方の対策の場合、花粉シーズンは、極力換気をしない、行っても、短い時間にしていく事が必要です。

換気ができない時の強い味方は空気清浄機

しかし、花粉シーズン中ずっと締め切ったままというのも不衛生です。そんな時には空気清浄機です。空気清浄機は換気が十分にできない室内環境のために造られたもの。換気が十分にできない花粉シーズンこそ、空気清浄機をご利用ください。

お部屋を閉め切って換気扇をまわせば大丈夫?

答えはNO!です。
仮に、完全にお部屋が密閉されていれば、外気は入ってきませんが、その代わり、換気扇が回っていても、排気はされないでしょう。
一般には、完全密封の家はありませんから、換気扇で強制的に室内の空気を外に出そうとした場合、必ず同じ量の空気が外から入ってきます。例えば、壁に設置されている換気口や、窓の隙間などから。

換気扇をまわさなくてはいけない時の注意点

そこで、お料理の時など、どうしても換気扇を回したい場合には、次の対策をおすすめします。

こんなもので対策になるの?と思われるかもしれませんが、マスクの場合、3分の1~6分の1に吸い込み花粉を減らせるという報告があります(環境省マニュアル)。お部屋のお口(換気口)にも、マスクをすれば、何もしないときよりは、格段に吸い込む花粉の量を減らせるはずです。是非お試しください。

お布団干し/花粉シーズン中は外に干さない!

花粉のもちこみ量が多い布団

お部屋にもちこまれる花粉で、窓あけなどの換気を除けば、一番目に影響の大きいのが、お布団と言われています。お布団は面積も大きく、たくさんの花粉が付着するようです。また、就寝時には、その中にもぐりこみますので、よけい発症の原因になりやすいとも言われています。
花粉症の方は、決して外に干さない。これが鉄則です。

布団乾燥機でお布団干しを

そうは言っても、スギ花粉のシーズンは2~3ヶ月間続きます。この間、1回も布団を干さないのも不衛生。ダニ繁殖の問題も心配です。

 

布団乾燥機などを上手に使って、お布団の湿気の濃度を低く保ち、ダニなどの発生を抑える工夫をしましょう。
市販のお布団乾燥機を使用する場合、一時的にはお布団の乾燥にはなるのですが、温度が下がると、周りに飛ばした湿気が、また、お布団に戻ってしまいます。夜寝る前の冷えたお布団が重く感じるのは、そのためです。

市販の布団乾燥機をご利用の場合のポイントは、「運転する時間帯」です。お布団が湿気を最も多く含む朝起きた後に使うのが良いでしょう。この時、お部屋のドアやふすまを開けて、寝室に湿気がこもらないようにしてください。

※カンキョーのコンデンス除湿乾燥機なら、お布団を敷いたままで、お部屋まるごと除湿乾燥。

詳しくはこちら

お洗濯/花粉シーズン中は外に干さない!

お洗濯ものだって外に干さないで!

お布団の次に影響の大きいのが、洗濯物。よく、夜は花粉が飛ばないからと、夜に洗濯物を干す方もいらっしゃいますが、決して油断してはいけません。日によっては、昼よりも夜間に多く飛ぶ事も観測されています。
花粉のシーズンは、昼夜を問わず、洗濯物を外に干す事は絶対NGです。

乾燥機を上手に使いましょう!

そこで活躍するのが、乾燥機。最近では、乾燥機付き洗濯機もたくさん売られるようになってきました。しかし、意外と使われないケースもあるようです。原因は、乾燥時

 

間や、電気代。確かに、外に干すのが一番安いし、仕上がりもベスト。でも、花粉のシーズンは、どうか乾燥機を!

※カンキョーのコンデンス除湿乾燥機なら、お布団を敷いたままで、お部屋まるごと除湿乾燥。

詳しくはこちら

ペットのお散歩/意外な盲点!

ウエットティッシュや外出着がおすすめ

ペットの毛は、非常に花粉が付きやすい構造です(人の髪の毛も同様)。外に出たペットの体には、たくさんの花粉がついています。
ワンコの散歩やニャンコの外遊びなど、外に出たペットがお部屋に入る場合

 

には、シャワーで洗い流すのが一番なのですが、毎日、毎回はちょっと無理ですよね。そんな時はウエットティッシュや硬く搾ったタオルなどで体全体を拭いてあげましょう。

その他、ワンコなどには、綿製のお洋服を着せるのも、花粉を付きにくくする意味では良いでしょう。
※ウールは花粉が付きやすいのでNGです。

乾燥機を上手に使いましょう!

お洋服は、散歩から帰ったら、おうちに入る前に必ず外ではたいたり、脱がせるのがポイントですよ!(お洋服を着ていない、お顔や、しっぽはウエットティッシュで!)

実は我が家ではコロコロローラー

おすすめできるかどうかわかりませんが、我が家の玄関にはコロコロローラーがあります。意外と抵抗しません。ていうか、抵抗させません。むふふふ。

 

お部屋の対策方法!/除去する工夫

これまで、お部屋に侵入する花粉をできるだけ「入れない工夫」についてお話してきました。
しかし、日常生活をしている中で、完全に入れないなんてことは絶対ムリです!
そこで、次は、入った花粉粒子を、どう取り除くか、についてお話したいと思います。
つまりは「お掃除のポイント」ですね。

落下する花粉は拭き掃除!

フローリングはやさしく拭き掃除

前の項目でもお話しましたが、花粉本体は、粉砕されていなければ、比較的大きなサイズ。床や家具、棚の上などに落下します。
注意していただきたいのは、落下した花粉は、空気清浄機では除去できません。
床面に落下した花粉の除去ならば、拭き掃除が良いでしょう。市販の床拭き用シートなども、ホコリを舞い上げづらくおすすめです。
掃除機は、排気の風で落下した花粉を舞い上げてしまうことが多く、掃除後に症状の悪化を招くケースががよくありますので、あまりおすすめはしません。

落下しない花粉には空気清浄機!

少量でも発症する花粉だから、毎日、きっちり空気清浄機で除去

オービクルや、粉砕された花粉など、浮遊するサイズの花粉には、空気清浄機。いくら毎日、拭き掃除や掃除機をかけても空気のお掃除をすることはできないからです。

そして空気清浄機は、常時運転させておく必要もあります。「換気」の項目でもお話しましたが、花粉は毎日必ずお部屋に供給され、完全にシャットアウトするのは困難です。だからこそ、毎日供給される花粉を、毎日、除去しつづけることが重要なのだと考えます。

ほんの少量で症状が出ると言われる花粉症。
空気中を漂う花粉粒子こそ、除去しなくてはなりませんよね。

 

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
これから本格シーズンを迎えるスギ花粉。
皆さんの花粉対策に、少しでもお役に立てれば幸いです。

最後に、カンキョーがおすすめする「タービュランス空気清浄機」と「コンデンス除湿乾燥機」を使った、上手な花粉症対策のページも、是非一度除いてみてください。

※カンキョーがおすすめする「タービュランス空気清浄機」のおすすめの使い方はこちら→

かふん怪獣よ!さらばだー!

 

(株)カンキョー Date Map

 

株式会社カンキョー
〒231-0005
横浜市中区本町1-3綜通横浜ビル6F
TEL:045-664-7774 FAX:045-664-7764
Website:http://www.kankyo-new.com
オンラインショップ:カンキョーダイレクト

お問合せ
広報 築山
E-mail:tukiyama@kankyo-eco.co.jp

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