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花のいろは うつりにけりな いたずらに わが身世にふる 眺めせしまに

by staff on 2011/3/10, 木曜日

♪花のいろは うつりにけりな いたずらに わが身世にふる 眺めせしまに♪

 今月の和歌は、美人で有名な小野小町の詠んだ歌です。
 春の長雨を眺めながら思いにふけっているうちに私も花も盛りを過ぎて色あせてしまっていたわ・という切ない女心の歌です。

 花は翌年になれば又 美しく開花しますが女性の美しさが肉体的若さと同義語であったなら、残念ながら19歳や21歳は2度と戻ってきません。毎年着実に年を取って気がついたらえっ!もうそんなお年頃?あらんもう還暦[60歳]だなんて。目じりのしわをクリームでのぱしながらため息をつくのがおちです。でも人間の場合には美しさというものが心を表す場合もあります。美しい心の持ち主。肉体的な若さが終わってしまった女性はこの内側の永遠に変わらぬ心の在り方、若くて美しい心を目指しましょう。

 

 前置きが長くなりました。もっぱら心の美しさに磨きをかけたい早苗NENEですが、還暦のこの春3月3日に、東京で初めての「和歌うたディナーコンサート」を開くことができました。10年近く河原乞食のように草の根で和歌を歌ってきましたが、今回はそんな和歌うたの集大成。本当に色んな方々に助けられて大成功に終わらせる事ができました。

 このコラムを通してもお礼を申し上げます。
お忙しいところを足を運んで下さった、平尾昌晃先生や北原照久様、そして沢山のお客様、本当にありがとうございました。このコンサートをきっかけとして又新たな飛躍に向って羽ばたきたいと思います。自分の好きな事を仕事にできている時の努力は辛さを感じません。ひたすら無我夢中に楽しい事を追求して生きているという実感があるだけです。ですからよけいそれを支えて助けてくれる方々の存在が有難く思えます。

 このコラムを読んで下さっている方々はきっと30代40代の方々が多いのだろうと思いますが、私自身30代の頃は毎日もがいていた記憶があります。やりたい事とできる事がぱらぱらでした。現在30歳の2倍の人生を生きて、最近やっと自分がやりたい事が現実的に出来る様になれたという実感があります。そしてそれは自分一人では成しえない事で沢山のサポートが入るものなのだと理解しました。好きな事をやっていて気がついたら助けてくれる人が周りに沢山いました。これぞ幸せ者ですね。

 

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