保土ケ谷宿の歴史を活かした名物づくり

　はじめまして。合資会社 笑う門の山田と申します。今回から、私が事務局を努めさせていただいている保土ケ谷宿名物会について、こちらで連載させていただくことになりました。第１回となる今回は、イントロダクションとして当会の概要を紹介させていただきます。

　保土ケ谷宿名物会は、名物を通じた地域の活性と、それに関わる各店の販売促進という２つの目的を掲げ2005年に発足しました。参加店は菓匠 栗山・宿場そば 桑名屋・保土ケ谷宿名代 ごん太鮓・Z-ONE 鉾立商店・保土ケ谷せんべいの５店。いずれも『東海道 保土ケ谷宿』の歴史を活かし、また、「保土ケ谷の味」「保土ケ谷の店」として地域が誇れる商いを長い間している名店ばかりです。各店について今後、詳しく紹介させていただきますが、まずは第１回ということで、簡単な紹介のみさせていただきます。

豊かな個性と心のこもった商いを営む地域の名物店

菓匠 栗山さんは、保土ケ谷と戸塚の境（昔は武蔵国と相模国の国境）、境木にある和菓子屋さんです。境木には、境木地蔵という地元では有名な地蔵尊があり、これにちなんだ『おじぞうさんもなか』は同店の看板商品です。

宿場そば 桑名屋さんは、ＪＲ保土ケ谷駅西口から徒歩３分の手打ちそばのお店。店主の近藤さんは保土ケ谷宿の歴史を活かしたまちづくりの第一人者で、「保土ケ谷宿のことはこの人に聞け」と言われるほどの人物です。

保土ケ谷宿名代 ごん太鮓さんは、ＪＲ保土ケ谷駅東口から徒歩３分のいなり鮓・太巻きのお店。看板商品は『道中振り分け弁当』。具沢山で丁寧に作られたこのお弁当はイベントでも大人気です。

Z-ONE 鉾立商店は、権太坂で創業40年余、地元に愛される、地元に無くてはならないミニスーパー。このお店で扱っているオリジナル商品が『純米酒 権太坂』と『清酒 保土ケ谷宿』。お店の近くから見える富士山は葛飾北斎の富嶽三十六景にも登場しています。

保土ケ谷せんべいさんは、ＪＲ保土ケ谷駅東口から聖隷病院・ドンドン商店街（南区）の方面へ歩いて15分ほどのところにある本格的炭火手焼きのおせんべい屋さん。上下に炭を備えた釜で焼いたおせんべいは一度食べたらクセになる人ばかり。

　このように、名物会は各店が個性豊かで心のこもった商いを営む名店ぞろい。これらの各店がチームとなり、パワーを集結することで、地域への一層の浸透を図り、それまで以上に地元の名物として認知され成長し、保土ケ谷の地域ブランドとなることを目指して保土ケ谷宿名物会は誕生しました。

　今後、当会の活動内容や各店の魅力を紹介させていただきます。乞うご期待！

（画像をクリックして拡大マップ（PDF）をご覧ください）

保土ヶ谷名物会活動録

平成21年

平成22年

平成23年

レポーター　プロフィール

山田浩和（やまだひろかず/Yamada,Hirokazu）

合資会社 笑う門　代表社員
保土ケ谷宿名物会事務局

1971年8月生まれ。獅子座のＯ型。保土ケ谷生まれの保土ケ谷育ち。
2003年、合資会社「笑う門」を設立。＜オンリーワンの価値創り>のお手伝い。
会社設立時に制作したミニコミ誌がきっかけとなり、保土ケ谷のまちづくりにドハマリ。
現在、歴史や地産地消など、地域資源を活かしたまちづくりに幅広く取り組んでいる。

合資会社 笑う門　http://www.warau-kado.com

各社・各店・各個人が持つ十人十色・百人百色の目に見えない財産（経験・体験・知識・技術・ノウハウ・アイデア等）を活かした販売促進企画・商店街活性・まちづくりを推進しています。

業務内容　：
　●シンボル制作
　　ネーミング / シンボルマーク / ロゴマーク / キャラクター企画・制作
　●広報（コミュニケーション）媒体制作
　　・簡易版会社案内（Ａ４版三つ折り）制作
　　・ニュースレター（Ａ４版）制作
　その他、フライヤー / ポスター / 小冊子 / 名刺 / のぼり旗 / エコバッグ / ユニフォーム、など

ヨコハマNOW掲載情報

• 知らないことを知る楽しさと地元の世界の広さに気づいたことが原動力。保土ケ谷区の地域活性化にのめり込んだ、合資会社 笑う門 代表 山田浩和さん。