大江山 いく野の道の 遠ければ まだふみも見ず 天の橋立
♪大江山 いく野の道の 遠ければ まだふみも見ず 天の橋立♪
「うた合わせの歌はもう出来ましたか?丹後へはもう問い合わせましたか?お母様からのお返事はまだきませんか?」と、まあ・・・きっと内心好きだったんだろうなこの男性。
そして立ち去ろうとした時に、「ちょっとお待ちください」といって小式部内侍が、おもむろに読んだのがこの歌ということです。
母のいる丹後の国は遠い・・大江山を越え、生野の道を 行かねばなりません。美しいと聞く天橋立にも一度は行ってみたいものです。もちろん母からの便りはありません。
まだふみもみず・・・に二つの意味 文と踏みをかけて、こ憎いエスプリが効いていて私がもしその場にいたら、拍手大喝さいしてしまいそう。 「いやあこれは参りました・・」と藤原定頼は返歌を返す事もできずに、こそこそと逃げかえって行ったとのこと。 小式部内侍はその後26歳の時に滋井頭中将の子供を産んで無くなってしまいました。母の和泉式部の悲しみはとても深かったと思います。和泉式部集の中には娘を失った悲しみの歌がいくつか残されていますが、そのうちの一首、小式部内侍みかまりて 孫たちのはべるのを見て、という詞書きで読まれた歌がシンプルに心につきささります。 |
絵・千絵崇石 |
♪とどめおきて 誰をあわれと おもふらむ 子はまさりけり 子はまさるらむ♪
京都の京極に誠心院という和泉式部の菩提寺があり娘の小式部内侍のお墓も隣にありました。昨年の秋、訪れて墓前で二人の歌を歌ってきました。とても喜んでくれたような気がします。
早苗ネネさん プロフィール
木々や鳥や魚や精霊…人間以外の存在達との交流が当り前に語れるくらい、いのちのひろがりに気づくと、共に生きている喜びや、苦しみや悲しみにもナイーブになる。
心と野生がひとつながりになると……こんな風に人は年を重ねられる。ひとりひとり、ユニークにもっと自分になれる。
早苗 Nene さんは、そういう人生の先駆者です。 感性を解放しながら、40代で高校生に仲間入り卒業後、マウイのカレッジに留学中、突然半生記が受賞しました。
そんな新たなシーズンを迎えて、今エッセンスを分かち合いたい。
<天性の歌い手>というだけでなく、その存在感、溢れる活性のバイブレーションは、光のシャワーのよう。彼女と語り歌い、魂の成長を旅している現在の、自分の位置を確かめてみませんか?
ヨコハマNOW 動画
新横浜公園ランニングパークの紹介動画 | ||
ランニングが大好きで、月に150kmほど走っているというヨコハマNOW編集長の辰巳隆昭が、お気に入りの新横浜公園のランニングコースを紹介します。 |
横浜中華街 市場通りの夕景 | ||
横浜中華街は碁盤の目のように大小の路地がある。その中でも代表的な市場通りをビデオスナップ。中華街の雰囲気を味わって下さい。 |
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