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保土ケ谷宿名代  「ごん太鮓」

by staff on 2011/9/10, 土曜日

 

 江戸時代、保土ケ谷が東海道の宿場町だったころ、

保土ケ谷に
  過ぎたるものが二つあり
    苅部清兵衛に花見寿司

という歌があったそうです。

 苅部氏は、代々、保土ケ谷宿の名主・本陣・問屋(といや)の三役を担い、その人柄で人々に敬われた一族で、当主になると代々、清兵衛を名乗りました。十三代・苅部清兵衛悦甫(えっぽ)は横浜開港の際、東海道から開港場(横浜村)を直線的に結ぶ道(=横浜道)の整備を幕府直々に請負い、開港後は横浜町の初代総年寄となり初期の横浜町政に尽力した人物です。

 その苅部清兵衛と並んで「過ぎたるもの」と絶賛されるほど、美味しい寿司を食べさせるお店があったそうです。それを現代に伝えているのが「保土ケ谷宿名代 ごん太鮓」です。同店の自慢は「清兵衛巻き」と「道中いなり」。特に、道中いなりは1枚の揚げから味の異なる二つのいなり(柚子とゴマ / 人参・ごぼう・黒ゴマ等)を作り、それらを干瓢で結び、かつての東海道の旅人の「振分け荷物」に見立てたこだわりの逸品です。

  自然の素材を使い栄養価も高く、店主の山岸さんも
「今の子供にこういうものをしっかり食べてもらいたい。」
と力強く語っています。

 また、同店では毎月、その時の旬なネタを使った特別メニューを1ヶ月限定で販売。さらに毎月1日は『お朔日(ついたち)のお鮓』と称し、7月は『ひまわり(あなご)』、8月は『朝顔(しらす)』、9月は『桔梗(さんま)』など、季節の魚で季節の花を鮮やかに表現した「その日だけのお鮓」を50個限定で販売しています。

 その他、「祭ちらし」「花見弁当」「茶巾」「花車」など、ファンを惹き付けて止まない商品が盛りだくさんです。

 

ごん太鮓(お店)

ごん太鮓(山岸さんご夫妻)

ごん太鮓(道中いなり&清兵衛巻き)

ごん太鮓(さんま鮓)

レポーター プロフィール

山田浩和(やまだひろかず/Yamada,Hirokazu)

合資会社 笑う門 代表社員
保土ケ谷宿名物会事務局

1971年8月生まれ。獅子座のO型。保土ケ谷生まれの保土ケ谷育ち。
2003年、合資会社「笑う門」を設立。<オンリーワンの価値創り>のお手伝い。
会社設立時に制作したミニコミ誌がきっかけとなり、保土ケ谷のまちづくりにドハマリ。
現在、歴史や地産地消など、地域資源を活かしたまちづくりに幅広く取り組んでいる。

合資会社 笑う門 http://www.warau-kado.com

各社・各店・各個人が持つ十人十色・百人百色の目に見えない財産(経験・体験・知識・技術・ノウハウ・アイデア等)を活かした販売促進企画・商店街活性・まちづくりを推進しています。

業務内容 :
 ●シンボル制作
  ネーミング / シンボルマーク / ロゴマーク / キャラクター企画・制作
 ●広報(コミュニケーション)媒体制作
  ・簡易版会社案内(A4版三つ折り)制作
  ・ニュースレター(A4版)制作
 その他、フライヤー / ポスター / 小冊子 / 名刺 / のぼり旗 / エコバッグ / ユニフォーム、など

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