路上ライブの若者たち -成本真衣子-
夕闇がせまる頃、横浜高島屋の周辺に楽器を手にした若者たちが集まってくる。一人であるいはグループで、人が行き交う路上で演奏が始まる。彼らには暗黙のルールがある・・・場所は独り占めしないこと、音が重なると困るので順番に使うこと、音量はあまり大きくしないこと・・・なぜ、若者たちは横浜高島屋の周辺に集まるのか? 「路上ライブの若者たち」にインタビューしてみました。
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「はばたきたい」という夢を題材にした曲を作っています
出身は和歌山です。18歳の時、Music JapanTVのオーデションで準グランプリを受賞しました。3~4歳の頃から歌手になるのが夢で、4歳からピアノを習い、18歳でギターが弾けるようになりました。路上ライブではオリジナル曲をギターを伴奏に歌っています。
作曲はピアノで作ってからギターのコードをあてています。(作ろう、作ろう)と思っている時は出てこないです。トイレやお風呂に入っている時にメロディーが浮かんだり、詩が出来たりします。どちらかと言えば詩を書く方が好きです。
「恋の歌」よりも「夢の歌」の方が多いです。「はばたきたい」という気持ちを歌にこめて作っています。
サンカ(山窩)の子もり歌 東京の音楽事務所に所属していたこともありました。 東京に住むおじの家に居候をして歌手活動をしていました。和歌山県と東京のギャップが大きくてホームシックにかかりました。 私は和歌山県生まれなので山が好きです。山の民の映画「瀬降り物語」の中でお母さんが子供のために死ぬシーンに私の母の姿が重なり号泣してしまいました。和歌山県から東京に一人出て来た娘を母はどんなに心配しているのだろう・・・と思うと心が苦しくなります。そんな思いから「サンカの子もり歌」が生まれました。 「サンカ学の過去・現在、そしてこれから」という本にもCDは付いていますが、この種の本が苦手だという方には、路上ライブでCDを置いていますので、よろしかったらどうぞ聴いてやってください。 |
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♪「サンカの子もり歌」をお聴きください | Audio clip: Adobe Flash Player (version 9 or above) is required to play this audio clip. Download the latest version here. You also need to have JavaScript enabled in your browser. |
路上ライブはお客様との距離感が好きです
「ゆずを生みだした横浜で路上ライブをやったらどう?」 とアドバイズされて桜木町駅前、関内、伊勢佐木町で路上ライブを試みたのですが、出来ずに泣いて帰りました。 Twitterで「どこか横浜で路上ライブをする良い場所はありませんか?」とつぶやくと、フォロアーのNさんから「高島屋の前が良いよ」とフォローされ、試しにやってみました。歩いている人の雰囲気が良いのでここでやろうって決めました。
東京に比べて、横浜はお客様との距離が近いです。壁が無くて一体感を覚えます。毎週木曜日の同じ時間に立つことでファンができました。歌の後に30分くらいファンの方たちとおしゃべりをするのも楽しくなりました。
将来の夢ですか? 武道館でライブをやりたいですね。夢に向かってがんばります。
日程:12/16日(時間は未定)
場所:関内ベイジャングル http://www.bay-jungle.jp/access/index.html
チケット:1500円予定 (詳細が決まりましたらイベントカレンダーで紹介いたします)
路上ライブの風景
横浜に明日の夢を求めて集まってくる若者たち・・・彼らの音楽にちょっと足を止めて見るのはいかがでしょうか? 驚くほど幅の広い彼らの音楽に驚いたり、感動したり、癒されたり、元気付けられたり・・そう、頑張っている彼らを応援したくなるのは私だけでしょうか? きっとあなたも誰かのファンになってしまうかも・・・「路上ライブ」は横浜の文化だと思いませんか?
ヨコハマNOW 動画
新横浜公園ランニングパークの紹介動画 | ||
ランニングが大好きで、月に150kmほど走っているというヨコハマNOW編集長の辰巳隆昭が、お気に入りの新横浜公園のランニングコースを紹介します。 |
横浜中華街 市場通りの夕景 | ||
横浜中華街は碁盤の目のように大小の路地がある。その中でも代表的な市場通りをビデオスナップ。中華街の雰囲気を味わって下さい。 |
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