もっと飲みたい!(その1)
12月、忘年会シーズン到来ですね!
今年の巷の忘年会予算は減少傾向にあるようですが…、12月ですよ!飲まなきゃ飲まなきゃ。みんなで楽しく「今年も俺たち頑張った!お疲れー!」の乾杯がなきゃ、年は越せないというもの。
お酒の歴史は相当古く、中国では紀元前7000年ごろの遺跡から出土した陶器片から醸造酒の成分が検出されたとか。
エジプトではピラミッド工事の労働者たちにビールが支給させていたそうですよ。肉体労働の後のビール、美味しそうです。
日本で「忘年会」の起源とされているのは室町時代。「としわすれ」という言葉が文献から見受けられるようになります。近年のような祭的な「忘年会」が広まったのは明治時代で「無礼講」なんてフレーズが出てきたのはこの頃だそうですよ。
お酒が入ると陽気になったり饒舌になったり、泣き上戸や笑い上戸、良くない酒癖もあったりしますが、お互いいつもと違う面を見られます。お酒の美味しさももちろんですが、宴の席でのコミュニケーションって面白いですよね。意外とカワイイとこがあったり、しっかりしてたり、話題が豊富だったり。
たいしてお酒の強くない私が「お酒」を好きな理由は、このコミュニケーションにあるみたいです。
好きな人たちのことをもっと知りたい、まだあまり親しくない人たちの素敵なところを見つけてみたい、そしてたぶん、もっと自分も知ってもらいたい。それが「飲む」につながっているんですね。
さて、次はどこに飲みに行こうかな。
Pick Up-1 【天王町まんさく】
旬の鮮魚が自慢の【まんさく】さん、よく利用させていただいてます!地酒や焼酎の種類も豊富で、品のいいおつまみと一緒に今日もまたお酒が進みます。 私が【まんさく】さんを好きな理由は、まずこのおつまみの量。多すぎず少なすぎず私好み。ボードに記載されたおすすめ料理もしっかりおいしいし、汚れたお小皿を頻繁に取り替えてくれるとこも好印象。 そんな中でも私の大好きなおつまみは、ごぼうスティック!湯呑状の器に無造作に盛られたそれは、派手ではないけど誰もが最後までついつい手を伸ばしてしまう、そんな存在。お代わりしてしまったこともあります。 店内の仕切りが「ない」ようで「ある」ところも好きですね。全体を見渡せる程度の何気ない仕切りなのに、隣席の会話は聞こえてこない。居心地いいです。トイレが清潔なところも女性に好まれるポイントだと思いますよ。 それから、下駄箱。長さのあるブーツも余裕をもって入れられる。もっと詰めた設計の店内にしたら席数も増やせるだろうに、こういった余裕をもった内装にオーナーの懐の深さを感じます。 毎回ついつい長居をしてしまうんですが、時間や人数の増減にいつも柔軟に対応していただけて、かなり嬉しいです。 住所・アクセス |
Pick Up-2 【Bar Inferno 元町店】
石川町の駅から向かうとまず目に入る大きな扉。でも一体どこから入ればいいのか…?っていうのが一見さんお断りっぽくてカッコいい【Bar Inferno】さん。 でももちろんそんなことはなく、中に入るとかわいい女性バーテンダー達が笑顔で迎えてくれます。女性…といってもキャバクラやスナックの趣ではなく、ホントにお酒が好きな人たちが集まるそんなお店。バーテンダー達もおいしいお酒をお出しするために日々練習しています。 私はこちらのお店で毎週金曜日にボディアートを営業させていただいてるので、彼女たちが開店時間前にカクテルの指南書を片手に練習しているのをよく見かけます。彼女たちの作るお酒、自信を持ってお薦めできます。 女性お一人でも入りやすいですよ。カウンターだけでなく奥にはテーブル席もあります。 自慢のおつまみは何と言っても「生ハム」。オーダーが入るとその場で骨付き原木からカットしてくれます。私も生ハムカットに挑戦したのですが、難しい!あの美味しい薄さにカットするのもやっぱり練習が必要なんですね。 営業時間が翌朝4:30までというのも、締めのお店としていいかも。 住所・アクセス |
( 文・イラスト・写真:(株)とらべるわん いいづかあや )
いいづかあや(飯塚 文) プロフィール
1974年、横浜生まれ横浜育ち。私立山手学院高等学校卒業後、文教大学短期大学部文芸科卒業。
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