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2012年2月 三ツ池だより 「学ぶこと祈ること」

by staff on 2012/2/10, 金曜日
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 今年ももう一ヶ月を過ごしましたが、新年の計画は進んでいますか。

「シンプルに」
1・決めておく  2・続けて行く  3・マニュアル化しておく  4・改善していく
 
これは新年の年頭挨拶で話をしたことです。

 丁度ISO9001の更新審査を、社長と品質管理責任者を兼任しての1月16日を迎え、無事に再認証通知を頂いた。審査に参加した社員から「これからの品質管理の取組が楽しみになった」と反応がありました。年頭に話したことは、昨年後半から感じていたことであったので度々の会議でも話されていたことでした。学びそして実行していくこと、中身はシンプルにそして改善に結びついていけばいいとおもっています。

 個人的な計画も進みはじめましたか。健康のことであったり、社会との繋がりであったり、自己学習の事であったりします。当然のことながら、基盤になる家庭の事も入っているでしょう。遊びも入っているでしょう。先日は「かわさき映画の街」の話を伺いました。年100本も鑑賞するようですが、私も昨年の3本から今年は6本ほどの鑑賞をしたいと思います。

 計画は続けることであり、いかに連帯ができているかではないかと思います。自分の持っている時間の大半を占める会社経営はまさにその場です。お互いを尊重しながら折り合いをつけていく。尊重と折り合いは経済にも言えることです。グローバル化とローカル化を共に進めてことに繋がるのではないかと思っています。

 グローバル化は海外に向うユニクロに見られる。アイデァを製品し生かし、標準化し国際化していく。ローカル化は地域の活性化につながること。多摩地区でメロンの人口栽培を始めて成功した事例を大学の先生から聞きました。今はやりの植物工場ではなく、地熱利用のようです。杉も薪としてエネルギーに変えて行く。樹木も30年を超えると森の循環から切り倒した方がいいとのこと。森の活性化にもつながる。日射の方法も改善し糖度も申し分なくなったようです。費用を考えると一個1万円してしまうのが課題。しかし多摩地区産のメロンと言われると「美味しい」イメージが連なります。

「今をいきて」
風がつよくて
夢もしばれる
  降るな降るなよ
  津軽の雪よ
体が震える
涙がこぼれる

 
正秋バンドの声が震える
静かな視線が舞台にむかう
  誰かがこの場をつくったから
  こうして人は繋がれる
共に生きるということの
織りなす刻の癒やされる

 
今を生きてという唄を
谷村がおくったという詩を
  光りがあって命があって
  今を喜ぶ声がある
唸りが命を揺さぶって
涙のこぼれる今がある

 正秋バンドの歌を聞く機会があった。三重苦を背負った盲重複障害を持った高橋正秋さんが天才的な音楽センスを生かして障害を乗り越え仲間たちと作ったバンドであった。その日は「祈りある行動が奇跡を起こす」という遺伝子学の権威者村上和雄先生の講演があった。誰でもが持ってる遺伝子の95%は共通しているのです。その書き込みは「誰が書いたのでしょう」と問います。「だれも分からないのです。目に見えない存在があるのです。」人と人の差はどこにあるかというと、あなたの思いなのですと話される。「あなたの思いが遺伝子をかえます。」だから笑うことが必要ですと話をし、目に見えないものへの祈りが大切なのだ。「日本人は祈りの民族なのです」だからこの震災も乗り越えられるのです、のりこえましょうといわれた。

 新年の抱負・取組のなかに「笑いと祈り」を追加して書き込んだのでした。
 一人ひとりの自立が求められる時だからこそ、今一度日本人としての誇りについて考え行動してまいりたいものです。

 

Photos

(下の画像をクリックすると拡大写真が表示されます)

     
     

(文・写真:横須賀 健治)

横須賀 健治プロフィール

メジャーテックツルミ 代表取締役
はかることのプロとして50年です。
食品の放射能測定のアークメジャーを設立しました。
「計量から見える幸せ」をライフワークにしています。

 

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