Skip to content

「アファメーション」フォレスト出版 ルー・タイス著苦米地英人監修

by staff on 2012/2/10, 金曜日
「アファメーション」フォレスト出版 ルー・タイス著苦米地英人監修  

 新しい年にどのように向き合うのか考えていたときにこの本に出会った。ある数字が目標をクリアーしそうなことがわかって、さてどうするかを考えていた。この時期に何かラッキーなことが重なったのではないか。これからの難しい時をどのように乗り切るかを考えていた。ルー・タイスは次のように言います。「自分はこの程度じゃない。もっといい結果が出せるんだ。そして先へ進むのです。」そうだ、達成できたことはやることをやってきたからの結果で、今後も燃えさかる理想を内部に持ち続けることなのだと示唆をうけたのだった。

 「スマートウォーク」という言葉をご存知ですか。「一日中座って、達人の手腕を眺めるばかりでは、自分のパフォーマンスを改善することになりません。

今いるところから腰を動かし、達人がしていることを自分も試してみようと思った時に初めて成長できるのです。十分な実力がつくまでスタートをまつことはありません。今いるところから出発して、向上していけばいいのです。」

 パイロットの事故遭遇におけるシミュレーターで身につけた習慣、予行演習を例にします。言われてみれば自動車運転でもそうでした。最初は体も頭もついて行かなかった。そして「実行の伴わない計画は自分に対して不正です」「知識をもつだけでは不十分です。」と言い切ります。

 さてアファメーションとは何なのでしょうか。「成長と変化のための設計図です。」といいます。
 「どこを変えるかかを考える」
 「目標を書き出す」目標をわすれないため、目標を偶然や幸運の領域から切り離すため、文字にすることで容易かつ安全に目標を達成することができるからです。
 「実際に経験している自分をイメージする」
 「細かい部分を描写する」望むことを具体的な件数や量や距離、正確な収入や仕事として表現することが不可欠です。
「ポジティブなイメージを使う」
「現実的な目標を設定する」五割の実現可能性くらいに思える目標がいいでしょうといいます。
「すべての目標は、自分を中心に書いてください」
「意志を貫く」意志の空っぽな言葉は価値のないただの文字にすぎません。
「個人的な目標を設定するときは、最初はそれを自分だけの秘密にしします」
「目標を人生の使命と調和させる」
 設定した目標をアファメーションによって潜在意識に鮮明なイメージとして取り込み、将来の目標を現在の現実にする方法でした。

 「コンフォートゾーン」という言葉をご存知ですか。「自分と同じ宗教、肌の色、職業、収入、コンフォートゾーンを持っている人たちで自分の周りを固めようとするのです。」気楽にしてくれる、安楽にしてくれる領域のこと。コンフォートゾーンを超えて成長するのにはどうして行くのだろうか。選択技を考える人間、建設的に自分との対話ができる楽観的な人間になることだといいます。「楽観的な人は、悪いことが起こると、それはすべて自分の責任ではなく、その日一日は台無しになるとしても、人生が台無しになることはないと考えます。良いことがおきると、私の力があったからだといいます。」

 著者ルー・タイスは「視覚化とアファメーションのプロセスを使い、リーダーらしく振舞うことを始めれば自主的なリーダーとして、あなたは自分の部署や組織を成長させることができます。」監修者の苦米地は「あなたの使う言葉が、あなたの人生を決定していることを心において、本書を読み進めてください。」とまえがきにかえてに述べている。

(文:横須賀 健治)

<Amazonで購入>

 

Comments are closed.

ヨコハマNOW 動画

新横浜公園ランニングパークの紹介動画

 

ランニングが大好きで、月に150kmほど走っているというヨコハマNOW編集長の辰巳隆昭が、お気に入りの新横浜公園のランニングコースを紹介します。
(動画をみる)

横浜中華街 市場通りの夕景

 

横浜中華街は碁盤の目のように大小の路地がある。その中でも代表的な市場通りをビデオスナップ。中華街の雰囲気を味わって下さい。
(動画をみる)

Page Top