東海道保土ケ谷宿を和菓子で表現!
菓匠 栗山 |
境木地蔵尊から徒歩3分の『菓匠 栗山』は、境木のおじぞうさんにちなんだ「おじぞうさんもなか」をはじめ「ごん太餅」「品濃一里塚」など東海道保土ケ谷宿を和菓子で表現した商品が盛り沢山。 その他、巧の技を施した季節の上生菓子なども多数あり、また、今やすっかり地域でお馴染みとなった和菓子で作るクリスマスケーキは珍しいばかりでなく、卵や乳製品のアレルギーを持つ子どもでも安心して食べられると、大人気です。 |
境木の地名は、文字通り「境に立てられた木」。境とは、武蔵国と相模国の国境。それを示す一本の杭が立てられていたことに由来しています。
また、この地蔵尊の由緒もとてもユニークです。
昔々、腰越の漁師の夢枕にある晩、浜に打ち上げられたおじぞうさんが現れ、「私を江戸に連れて行って欲しい。途中で動かなくなったらそこに置いていって構わない」と言いました。慌てて飛び起き、浜に急ぐと夢は誠。漁師は是非も無く、牛車におじぞうさんを乗せ、仲間と一緒に江戸に向かいました。 |
六角詰め合わせ |
良いか困り果てていると、おじぞうさんは「どんな粗末なものでも良い。ここにお堂を立ててほしい。願いを聞いてくれれば、この村を栄えさせる。」と言いました。村人たちは是非も無く、村にお堂を立てました。
その村こそ、武蔵国と相模国の境にある境木でした。境木は、権太坂と焼餅坂(やきもちざか)の間にあり、かつては、旅人達にとって、宿場に辿り着くために急ぎ越えなくては行けない場所でしたが、お堂ができて以来、お休み処として茶屋が繁盛するようになり、多くの旅人で賑わうようになりました。また、このおじぞうさんは商売繁盛や金運のご利益があると言われ、多くの参拝客が訪れるようになりました。
栗山さんは、この由緒を地域の宝として、とても大切にしています。参拝はもちろん、地蔵尊のお掃除をしたり、小中学校に保土ケ谷宿やおじぞうさんのお話をしに行くなど、地元の宝を守り伝え続けています。
毎年4月8日に境木地蔵尊で行われる「花まつり」(お釈迦様の生誕祝い)には、保土ケ谷宿名物会も参加させていただいています。
このような地道な活動を長い間、続けてきた今、菓匠 栗山は、各メディアが保土ケ谷宿を取り上げる際には欠かせない存在となっています。
毎月1回、行なっている保土ケ谷駅構内での出店も、それを楽しみにしている多くのお客さんで賑わっています。
地域への愛情が詰まった銘菓を是非、お試しください。
【お問い合わせ】 菓匠 栗山 保土ケ谷区境木本町1-33 Tel.045-713-2515
http://www.wagashi-kuriyama.co.jp
レポーター プロフィール
山田浩和(やまだひろかず/Yamada,Hirokazu)
合資会社 笑う門 代表社員
保土ケ谷宿名物会事務局
1971年8月生まれ。獅子座のO型。保土ケ谷生まれの保土ケ谷育ち。
2003年、合資会社「笑う門」を設立。<オンリーワンの価値創り>のお手伝い。
会社設立時に制作したミニコミ誌がきっかけとなり、保土ケ谷のまちづくりにドハマリ。
現在、歴史や地産地消など、地域資源を活かしたまちづくりに幅広く取り組んでいる。
合資会社 笑う門 http://www.warau-kado.com
各社・各店・各個人が持つ十人十色・百人百色の目に見えない財産(経験・体験・知識・技術・ノウハウ・アイデア等)を活かした販売促進企画・商店街活性・まちづくりを推進しています。
業務内容 :
●シンボル制作
ネーミング / シンボルマーク / ロゴマーク / キャラクター企画・制作
●広報(コミュニケーション)媒体制作
・簡易版会社案内(A4版三つ折り)制作
・ニュースレター(A4版)制作
その他、フライヤー / ポスター / 小冊子 / 名刺 / のぼり旗 / エコバッグ / ユニフォーム、など
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