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「レッドライト」(連載第13回) イン・ザ・クローゼット

by staff on 2012/5/10, 木曜日


「SHIP」内観

 横浜に「見えない町」がある。いわゆる「ゲイタウン」のことだ。

 ゲイタウンは「見えない」。しかし日ノ出町の成人映画館「光音座」のお陰で、なんとなくではあるものの、その存在は予想できる。「光音座」は「1」と「2」が併設されているが、「1」は全国でも数軒しかないゲイポルノ専門館だ(すぐお隣が全国チェーンのファミリーレストランというのが、この街の個性である)。

 5年ほど前に聞いた話によると、野毛には700店ぐらいの飲食店があるそうだが、そのうち50~60軒がゲイバーだという。そのほかに横浜全体で7軒程度のオカマバー(店員は女装または性転換者)もあるそうだ。新宿二丁目では店舗数の減少が顕在化しているが、野毛では現在も大きな変化はないらしい。

 神奈川県下最大のゲイタウン・野毛。しかしアジア最大のゲイタウンである二丁目や西日本で最大の堂山(大阪)がよく知られているのとは対照的に、この町のゲイシーンが語られることは絶無に近い。

 横浜市が「創造都市政策」を掲げるようになってから、大勢のアーチストが海外からやってくるようになった。滞在中、彼らは市内の様々な場所を案内される。行き先には黄金町や寿町、横浜橋などといったディープな場所も含まれている。しかしアーチストたちがゲイエリアに案内されることは、絶対にない。タブーと言うよりも、認知されていないからだ。これはなるべくしてなったことなのだろうか?

 わたしは自分の街のゲイシーンの一端に触れたいと思い、横浜駅から10分ほど歩いた場所にあるセクシュアルマイノリティのコミュニティースペース「かながわレインボーセンターSHIP」に足を運んだ。

若いときは恋愛したい

 「中学生や高校生は恋愛したいと思っているんです」

 「SHIP」代表のシンジさんは語った。

 「同性愛者の比率は世界人口の3~5%。厚生労働省科学研究班の調査では同性に魅力を感じる人の割合が4.3%でしたので、クラスの中に一人か二人、同性愛者がいる計算になります。

 しかし彼らは恋をしても口に出すことが出来ません。
 思春期にひとは、誰かを好きになるという大切な経験をします。それは『好き』という気持ちを抱き、『仲間と共有』することです。仲間との共有により自分の気持ちが高まり、他者よりも深い関係になりたいという感情や、相手を真に思いやる気持ち、それを通じて自分自身を向上させたいという気持ちに変わっていきます。男の子だったら『格好良くなりたい』とか、女の子だったら『奇麗になりたい』とか、自分を高めていこう、というポジティブな気持ちになります。
 しかし、同性愛者の場合は、その気持ちを誰にも相談もできないばかりか、身近なところで友人と語り合うことができないため自己肯定感が低くなる傾向にあります」

 「SHIP」は、2007年9月に神奈川県との協働事業によりオープンした。主な対象は10~20代の若者である。

 「異性愛者が異性を好きになるのとおなじように、同性愛は人を好きになる性的指向の一つです。自らの意志で変えたり選んだりできません。同性愛者の多くは思春期に『同性が好きな自分』に気づき、そのことに違和感を深め、異性を好きになろうと努力をしますが、思い通りにならずに悩んでいます。

 中学や高校はとても狭い環境のため、自分以外のゲイと出会うまでは大変です。テレビやメディアでゲイが取り上げられる機会は少なくありませんが、お笑いとかバラエティ番組中心です。それを見た当事者は、『自分も笑いの対象になるんじゃないか』と危機感を抱きます。だからますます言いにくくなります。

 親の問題もあります。子供は徐々に気づいていきますが、親は自分の息子が同性愛者だと知ったとき、突然現実を突きつけられるわけです。 親の多くは『自分の育て方が間違っていたんじゃないか』と苦しみますね。実際『うちの息子はゲイじゃない。洗脳しないでくれ』という苦情の電話を受けたこともありました。

 僕も親にはカミングアウトしていないんです。カミングアウトは全ての解決になりませんので、人には勧めません。親子がちゃんと向き合って話せればいいのですが、多くの場合はカミングアウトしても言いっぱなしになり、お互い、もうその話題には触れなくなります。親は『そのうち治るだろう』などと考えることがありますが、これでは本当の理解とはいえないと思います」

 シンジさんはしずかな口調でつづけた。

 「最近の中高生はインターネット経由の出会いを経験することが少なくありません。そこでは大人からの誘惑が多い。

 相手は身体目当てに迫って来る。思春期にいくら『きちんとした恋愛をしたい』と思っても、ゆきずりのセックスで終わる。その繰り返しでメンタルヘルスが悪くなる子をかなり見受けます。

 『きちんとした恋愛ができない』、これは同性愛の人特有の現象ですね。最初にセックスから入ってしまう。そこを変えたいんです。最初は友達感覚から入ってほしい。異性間がそうですよね」

 横浜駅西口というロケーションから、利用者は若者が多いようだ。最寄りがターミナル駅というアクセスの良さだが、人目を忍ぶため、人通りの少ない場所を選んでいる。

 「中高生(の同性愛者)が集まるために、こういう場所が必要です。未成年者である彼らはバーには行けませんし。『SHIP』ができた当初は高校生や近くの予備校生が来ていました。知っている人に見られないで同じ仲間が集える場所が大切なんです。

 とはいえ、若い人に訊くとなかなか入れなくて、何度も建物の前を行ったり来たりしてからようやく入るみたいですけど」

 野毛ではなく敢えて西口に設定したのは、未成年者のためだけではない。ゲイバーのコミュニティーから外れた人たちを受け入れるためだったという。ゲイの中には、ゲイばかり集う場所を嫌う人もいるのだ。インターネットが普及しているとは言え、対面型のコミュニティーでないと得られない体験もある。そういった人たちを対象にするため、意識的にゲイバーのある野毛から外れた場所を借りたのだそうだ。シンジさん自身、昔はバーに顔を出す方ではなかったという。

シンジさん

 「バーの中がどうなっているか、外からは分かりません。情報がなにもない。だからハードルが高い。昔は雑誌の広告だけが頼りでした。怖いからなかなか行けるもんじゃない。

 僕がはじめてバーに行ったのは27歳のとき。友達に連れて行ってもらったんですよ」

 短く刈り込んだ髪と白髪がちのあごひげを持つシンジさん。自身の出身地などプライバシーに関わることは明かさなかったが、高校時代の話をしてくれた。

 「同性に気がいってしまう自分に気がついたんですよ。最初につきあったのは女の人ですが、やっぱり同性が好きなんで無理していたんです。周りが異性とつきあうので、自分もそれに合わせていた。(同性愛者は)みんなそういう道を通ってくると思います。自分の気持ちを試して、最初はもやもやしていた気持ちがハッキリしてくる。そして段々認識を高めていくんです。

 初めて自分以外のゲイと出会ったのは、19か20の頃。東京に来てからです。最初は自分がゲイかどうか試すために、単にセックスだけの関係でした。初めてきちんと恋愛関係になったのは数年してから。相手は別の人です」

 ネットが普及しはじめた1990年代の後半、シンジさんは情報の発信を始めた。この頃シンジさんがつくったウェブサイトはいまも残っていて、偶然わたしも目にしたことがある。

 「『SHIP』をはじめたのは2000年の新木場の事件がきっかけです(註:2000年2月に東京都江東区新木場の夢の島公園でハッテン中の男性が中学生と高校生から成る不良グループに襲われて殺害されたという事件)。夜の新木場はハッテンバでした。ゲイの中にもハッテンバを嫌う人がいます。『ハッテンバに行く奴が悪い。殺されて当然』ってね。私もハッテンバを紹介するサイトをつくったことがあるので、バッシングされた経験があります。

 でも偏見や差別が悪いのであって、ハッテンバ云々ではないと思うんですよ。たとえば二丁目で殺されても『二丁目に行ったからだ』とはならないでしょう。『どこどこに行ったから悪い』はおかしいですよ。ハッテンバの話をすると「ゲイはセックスだけ」という変な誤解が生まれてしまう。『ハッテンバがエイズの温床になっている』とか。エイズはセックスで感染します。家でやろうとハッテンバでやろうと場所は関係ないと思うんです。

 活動を始めたキッカケは、2002年の夏に友人と一緒にハッテンバでコンドーム配りを始めたことでした。そして本格的に活動をしていこうと、半年後に『横浜Cruiseネットワーク』という任意団体を立ち上げて、コンドーム配布の場所をゲイバーに移したんです。

 2005年に『かながわレッドリボン賞』(註:エイズ・HIV の予防や啓発と感染者支援に努めた個人や団体を表彰する賞)を受賞したのですが、これがきっかけで県と繋がりが出来ました。2006年の9月に協働事業の申請をしたんです。応募が多くて狭き門でしたが、3次審査までうまく通りまして『かながわボランタリー活動推進基金』の枠で助成を受けることができました」

同性愛者のメンタルヘルス(心の健康)

 「厚生労働省科学研究班のデータによると、自殺未遂の経験者は同性愛者の14%に及ぶそうです。どうしても孤立することが多いので、鬱になりやすい。自殺しやすい年齢はまちまちで、若いときもあれば、年を取ってからも家族を持てないことを悲観して、ということもあります。

 最近はインターネットが出会いの場になってきています。でも一対一の繋がりでしかありません。ほんとうのコミュニティーとは言えないと思います。そうすると、なにかトラブルが起きても相談する相手がいない。失恋しても人に言えない。好きな人が出来ても言えない。いろんな場面で悩み孤立する可能性があります。

 一般社会の中で、自分たちのような存在を目にする機会はありませんからね。中高生のとき、自分の指向に気づいても『自分だけじゃないか』と思い込み、孤立していく。だから『身近なところに仲間がいる』ということを伝えたいですね。

 さいわい神奈川新聞や毎日新聞が取り上げてくれて、学校での理解がすすんできました。

 私たちは学校向けに DVD を作成しています(写真)。昨年と今年とバージョンのちがうものを千本づつ、教育委員会を通じて県立の高校全校に配布しました。私立高校と中学校には直接送付しています。

 それ以前(2008~2009年)は先生方に理解してもらうために、パンフレットをつくって配っていました。生徒向けにはポスターです。DVD は両方が対象ですね」

 神奈川県内には中学・高校併せて約700の学校がある。写真のような「愛の多様性」を謳ったポスターはそのすべてに送られてはいるものの、実際に貼り出すかどうかは学校の裁量に掛かっている。強制は出来ない。何割の学校がポスターを掲示しているのか、「SHIP」では把握できていないようだった。しかし意義のある活動であることは疑いようがない。

 「最近学校の先生も困っているんだな、という事がわかってきました。生徒から同性愛について相談を受けても、どうしたらいいか分からず迷っている。学校の中のことは情報が伝わってきません。先生も苦しんでいる。だから先生とこちら側で顔の見えるつながりを大切にしています。そうでないと相談しづらいですから。

 社会の理解が足りないのは仕方がありません。先生たちも何も学んでこなかったんですよ。これからは先生の養成カリキュラムの中にも、性的マイノリティーの話を入れて欲しいですね」

 シンジさんが活動の手応えを感じるのは、どんなときだろうか。

 「少しずつ輪が拡がっているのを感じ取れたときですね。学校、行政、市議会、メディア。協力してくれる人たちが増えてきました。

 昨年改訂された横浜市の「横浜市人権施策基本指針」の見直し委員会に入って、ヒアリングに協力しました。その結果、性的マイノリティーに関する記述が盛り込まれました。これは横浜の中の出来事として大きいと思います」

 ゲイコミュニティーの中での手応えはどうだろうか。

 「アンケートを取っているわけではないので、正直、分かりませんね。ネット上では県内の50%のゲイが認知してくれています。ただ、ネットでの調査ですから片寄りがあるはずです」

横浜のゲイシーン

 ゲイの世界では、自らの性的指向を隠している状態を「クローゼット」という。この言い回しを使うのであれば、野毛はクローゼットな町である。ゲイバーの多くはクローゼットだ。客はそこがゲイバーだということを認識しているが、もしマスターがそれを社会に対してオープンにしてしまうと、客が来にくくなる。だからバーの多くは「会員制」のプレートを掲げたり、単に「スナック」というふれこみで営業している。

 「二丁目もいまはオープンですけど、そこに行く人が全員オープンというわけではありません。一般社会のなかでなかなか言えない人は多いですよ。

 日本全国どこでもクローゼットで、オープンに出来るのは中核都市に呑みに行くときか、インターネットの中くらいでしょうね。結婚している人もいますから。

 横浜も中核都市ですが、地元生まれの人は言いにくいんですよ。逆に地方出身の人は言いやすい。東京が言いやすいのは、地方出身の人が多いからです。そうは言っても地元育ちの人が地元のゲイバーで呑むこともありますよ。

 横浜にも同居カップルはいるか、ですか? 横浜にもいますが、東京と比べて多いか少ないかは分かりません。別々に暮らしていて、週末だけ会う人もいますしね。町中でふつうに手を繋いで歩ければいいんですけど」

 横浜市内のゲイで、ゲイバーなどの利用者は主に三つの地域に分散しているという。

・横浜
・二丁目
・新橋

 新橋は二丁目の衰退と反比例する形でゲイバーが増加している地域である。仕事帰りや週末に会社勤めの男性同性愛者が訪れる場所のようだ。横浜以外の県内では川崎に数軒あるほか、ぽつぽつ点在している程度だという。

 「横浜にも年2回ゲイナイトがあります。クラブを貸し切ってやっていますが、毎回場所はちがいます。150人くらい集まっているでしょうか。

 イベント好きな人には横浜はもの足りません。だから東京に流れていきます。それで地元派と二丁目派に分かれていくんです」

横浜におけるゲイシーンの特記事項はありますか?

 「公園でちょこちょこ事件はありました。殴られるとか、恐喝されるとか。恐喝はゲイだと言えない弱みにつけ込んでいるので表に出てきません。僕も被害に遭ったことがあります。でも特記事項と言えるほどでは。

 横浜市の『人権施策基本指針』で取り上げられたことが、最大の特記事項でしょうね」

東京のように横浜でゲイパレードを行うことは可能でしょうか?

 「どうだろう(笑 成り立たないかな……。みんなオープンなわけじゃないから。

よその地域とのつながりはありますか?

 「店の人が繋がりを持っていれば、旅行で来た人が立ち寄ってくれることがありますよ。雑誌で紹介されていますし、毎年出ている『ゲイナビ』にも載ってます。ただし一般向けにはオープンになっていません」

市内の外国人も野毛に行くのでしょうか?

 「90年代までは野毛に外国人が集まるバーがありました。オーナーが英語を話せれば、そこに外国人が集まります。しかし現在そういう場所はないので、外国人は都内に遊びに行ってしまいます。東京では外国人のゲイと出会う確率が高いですからね」

若葉町で女装の男たちが客を引いているのは有名ですが、彼らを買うゲイはいますか?

 「分かりませんね。いるかも知れませんが、性欲処理のために男を買う異性愛者もいますから。それは同性が好き、というのと別の問題です。何とも言えませんね」

友達づくりのためのボランティア

 「SHIP」は性的マイノリティ同志の交流機会の提供や悩み相談、健康支援、HIV検査などを行ってきた。現在までに延べ6,300人の利用者があったという。

 「県内はもちろん、東京、千葉、埼玉からの利用者もありました。昨年の来場者は1,700人です。年齢別の割合で言うと、10代が3割、20代が4割、それ以外は30代か40代ですね。10代後半から30代前半がボリューム層ですが、進学や就職など節目の人がやって来るんですよ。あとは親から結婚を勧められたときとか。

 初めての人は2割で残りはリピーターです。ここの本を読んだり、来てる人同士で話したりしていきますね。

 「SHIP」では月に2回(金曜または土曜)20時~22時くらいまで、お揃いのユニフォームを着て、横浜のゲイバーにコンドームやパンフレットを配布している。ゲイコミュニティにセックスや健康のメッセージを届ける「デリバリーボーイ」というプロジェクトだ。そのほかに野外ハッテンバやクラブイベントでもアウトリーチ活動を行っているという。ボランティアの存在は不可欠だ。

 「『SHIP』には50~60人の登録ボランティアがいます。そのうちアクティブなのは20~30人くらいで、高校生もいます。人数としては足りていましたが、学校や仕事がありますから常時来れる人は少ないですね。

 友達づくりのために参加する人が割といて、友達ができたら来なくなっちゃうとか、就職したら顔を見せなくなるとか。ずっと続くものではありませんね」

今後のこと

 2007年9月のオープン以来、「SHIP」は性的マイノリティの支援に努めてきたが、神奈川県との協働事業が今年3月をもって終了した。

 「県の助成を受けたのは、結局狭いコミュニティの中だけでは充分な資金援助が得られないからなんです。一般社会の中から集めていかないといけません。しかしもう県からの予算はありませんから、今後は賛助会費や寄付金でやっていかないと」

 とはいえ自主財源では現在の施設を維持することが難しいため、同じ区内のワンルームマンションへ移転するという。組織も現在の任意団体からNPO法人へ脱皮してより社会性を高めるようだ。

 シンジさんの話で印象に残ったのは、「とにかく店の名前は出さないで下さい」と再三言われたことである。インタビュー中、具体的なゲイバー名がいくつか上がったのだが、10年以上も前につぶれた店の名前を出すことさえ渋っていた程である。いかに気を遣っているかが分かる。

 この事実は、ゲイの世界が遠い世界の出来事ではないことを証明しているように思える。見慣れた街角に、「見えない町」が暗号のように見え隠れしているのだ。

 都市を豊かにするのは住人の多様性である。

 結局のところ、大切なのは「誰にとっても居心地が良いかどうか」ということに集約されるのだろう。そのためにはゲイバーがあるだけでは充たされない。マイノリティーと街とが自然につながっていくストーリーが必要だ。大前提として、街が多様性を失っていないことが必要とされる。

 かつて横浜には異質さを受け入れる港町特有の土壌があった。街を歩けば素性の分からないアウトサイダーを当たり前のように見かけた。しかし港の時代が過ぎて、揺り戻しが起きた。横浜はどの街よりも異質なものに敏感だ。にもかかわらず、異質なものを過剰なくらい抱え込んでいる。

 昨年、横浜市内のとある町づくり勉強会に参加した。そのとき「選択と集中の必要性」を口実に、横浜西口~関内地区にあらゆる機能を集約しようとする役所の考え方を目の当たりにして辟易した(飛鳥田市長以降90年代までは、「六大事業」の原則に則って市内に複数の都心をつくる青写真があった)。「選択と集中」は「最大多数の最大幸福」という哲学命題にいきつく。それはマジョリティーを優先する思想だ。ビジネスの世界でいえばヒット商品の開発や販売に注力し、売れ筋の外にある製品を見捨てる戦略である。

 この方向で努力をつづけると、街から個性がなくなる。どの街に行っても全国展開する同じチェーン店が並ぶことになる。「そこに行かなければない出会えないもの」が失われていく。少数者は孤立し、窒息する。 こういう体質の街では多様性の確保はむずかしいと思われる。いまの横浜はマイノリティーにやさしいと言えるだろうか。

かながわレインボーセンターSHIP 公式URL http://ship.y-cru.com/
(URLは全角で記載してありますので、ブラウザーのアドレスバーに半角で入力してください)

(画像をクリックして拡大写真をご覧ください)

「SHIP」代表のシンジさん

 

「思春期の恋バナ」と題した DVD のジャケット

 

2011年3月30日付「毎日新聞」で「思春期の恋バナ」 DVD が紹介された

 

「SHIP」が制作した思春期の若者向けフライヤーやパンフレット

<「レッドライト」は今回でファーストシーズンを締めくくります。今後の展開にご期待下さい。>

 

檀原照和 プロフィール

1970年、東京生まれ。埼玉県立松山高校卒業後、法政大学で元横浜市役所企画調整局長の田村明ゼミに入り、まちづくりの概念を学ぶ。その後大野一雄、笠井叡、山田せつ子などにダンスを学び舞台活動に参加。2006年、「ヴードゥー大全」の出版を機に執筆活動を始める。他の著作に「消えた横浜娼婦たち」(2009 年)

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