もっと旅がしたい!(その7)
きっかけは自宅ポストに入れられていたチラシ。
横浜港開港150年あたりから、横浜がアートに力を入れているのは知ってはいたものの、こんなに面白そうなイベントもやっていたとは!もっと宣伝してくれたらいいのに。
横浜市が今推進している、芸術文化のもつ創造性を活かした都市づくり文化芸術創造都市「クリエイティブシティ・ヨコハマ」。このプロジェクトでは横浜都心臨海部の歴史的建造物や倉庫、オフィスなどの場を転用し、アーティストやクリエイターを誘致、使われていない建物の再活用もされています。 内容は、「横浜で活動する総勢170組のデザイナー、建築家、アーティストの仕事場を一斉公開!」というもの。つまり、仕事現場訪問。 というわけで、【関内外OPEN!4】におじゃましました。 170の仕事場の中からおじゃましたところをいくつかご紹介。 まず吉田町の中通にある「飯田善彦建築工房」さん。建築関係書籍だけでなく数々の洋書も並ぶライブラリコーナーはまるでおしゃれなカフェ。建築の印象が一気に変わります。別階に並ぶ建築模型を眺め更地から町が作られていくイメージを膨らませ、建築って楽しそうだ…、なんてワクワクしながらお仕事中の方に挨拶をして外へ。 吉田町の通りではライブや段ボールを使ってのアートも開催。野毛界隈から飲食のお店も出ていて、アーティストやクリエイターが街と連携するためのプラットフォーム形成事業にもなっているとか。私は色合いのきれいな洗濯バサミアートに参加。3000個用意されたカラフルな洗濯バサミ、子供だけではなく大人も夢中になれます。 次は馬車道の宇徳ビルに移動。4階のシェアオフィス。その名称も「宇徳ビルヨンカイ」という、クリエイターらしいネーミング。もう名前が楽しい。写真や美術など19のチームが集まっています。 おじゃましたのは「曽谷朝絵アトリエ」さん、「オンデザイン」さんなど。「共同アトリエ」ではイラストレーターの方たちにお話を伺って、私も近い業種でありながらひとりでの作業が多いので、オフィスで仲間と一緒に…、が羨ましかったり刺激的だったり。感じることいろいろ。 アイデアが商品であるクリエイター達がこうして現場を開放してくれて、作品について話も出来て、写真まで撮らせてくれる。こんな企画なかなかないですね。 |
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( 文・イラスト・写真:(株)とらべるわん いいづかあや )
いいづかあや(飯塚 文) プロフィール
1974年、横浜生まれ横浜育ち。
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ヨコハマNOW 動画
新横浜公園ランニングパークの紹介動画 | ||
ランニングが大好きで、月に150kmほど走っているというヨコハマNOW編集長の辰巳隆昭が、お気に入りの新横浜公園のランニングコースを紹介します。 |
横浜中華街 市場通りの夕景 | ||
横浜中華街は碁盤の目のように大小の路地がある。その中でも代表的な市場通りをビデオスナップ。中華街の雰囲気を味わって下さい。 |
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