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第3回 2013年のオススメ手帳

by staff on 2013/1/10, 木曜日

 

プロローグ

 新しい年が明けた。新政権も誕生した。
今年は、この日本を覆っているどんよりとした空気が晴れるのか否か、少~し興味を持ちつつも、自称「最強人類世代(と勝手に呼んでいる)」の40sウーマンに属する私は、今年もO3マインド(オヤジ・オバチャン・オトメ)で身近な出来事を甘辛くつづっていきたいと思う。

 さて、今年一発目のテーマは「手帳」。昨年、皆さんはどんな手帳を買われたであろうか? 男性のビジネスマンは、毎年決まったものを使う人も多いが、女性の場合、毎年手帳を変える人の方が多いように思う。

 私も好みの形態はあるが、毎年同じものを使う事はまず無い。昨年末もあれこれと店を周り、色々とみて、コレ!と思うものを決めた。そんな手帳選びの中で、凄い販促&プロモーション展開をしている手帳に出会ったのでご紹介したい(もちろん、メーカーのまわしものではない)。

第21回 日本文具大賞 グランプリを受賞した手帳

 ご存知の方も多いと思うが、第21回日本文具大賞 グランプリを受賞した「ED!T」という手帳シリーズ。基本B6サイズで1日1ページ式になっており、時間管理にとどまらず、自由に自分らしく手書きをするために作られた。日記帳と類似するが、市販の日記帳とは異なり、薄い上質紙を使い、極力軽量化を図っているところが素晴らしい。表紙も、色や柄、材質の異なるバージョンが50種類以上ラインナップされており、オトメ心だけでなく、ビジネスマンのオヤジ心もくすぐる製品になっている。

 PCの普及で、2-3行以上直筆で書く事が少なくなっていると言われているこの時代、アイデアや感想、出来事などを、手書きをする事で、記憶に残りやすくなったり、考えが整理できたりする効果もあるらしい。

EDIT デイリープランナー エディット http://marksdiary.jp/edit/

オトメマインドをくすぐるバリエーション

 なんといっても、様々なカラーと、質感の異なる表紙が多数用意されているのが、オトメ心をくすぐる。人気アーティスト奈良美智氏とのコラボレーションをしたシリーズがある事でも、昨年話題をよんだ。

 奈良美智シリーズには、たくさんの物が入れられるよう、表紙がクリアケースになっている。奈良美智バージョンを選ぶユーザーは、多色使いで、手帳を書くことが想定されるため、ペンやコラージュシール、付箋などを入れておけるよう工夫がされているというわけだ。

 実によく考えられている。

詳細はこちら

 

(クリックで写真拡大)

オバサンマインドをゆさぶる軽量化と、大人のデザイン

 「日記のように、色々書いてみたいけど、デイリーは重くなるから・・・」とつい躊躇してしまうのがオバサン。そうでなくても、カバンの中は色々な物で一杯だし、年相応にちょっと値の張るカバンを持てば、それ自体で結構重い。昔はバインダー式のシステム手帳を持った事もあったけど、肩こりの原因になるので翌年には却下。かといって、小さな手帳では毎日の予定が収まりきれない。

 そんなニーズを知ってか知らずか、このデイリー手帳は、極めて薄い上質紙を使用し、書き心地もバツグンで申し分ない。さらに、オバサン好みの大人派手目の色も豊富に揃っている。すばらしい!

詳細はこちら

 

(クリックで写真拡大)

オヤジマインドで、販促&プロモーションをチェック

このように、数々よく考えられて作られている「ED!T」手帳だが、その販促物やプロモーションも素晴らしい。私が注目したいのは、以下の3点。

1. まずはこの手帳をどのように活用できるか、様々な職種の人の使用例を記した書籍(単行本)が発行されている。
無料で配布される説明BOOK的なものとは異なり、きちん定価のついた書籍だ。いわゆる有料の販促物。にくい演出だ。様々な人の活用例を眺めているだけで、想像がかきたてられ、旅行のガイドブックを眺めているような楽しさがある。
 

(クリックで写真拡大)


使用例を集めた書籍

2. 2. アーティストとのコラボ
先にも記載したとおり、若い女性に人気のアーティスト奈良美智氏とのコラボレーションをしたシリーズを発表している。このことにより、雑誌やWEBなど、メディアの露出が随分と高まったはずである。シリーズと言っても、コラボした作品は2種類だけ。しかしこのコラボのニュースから、この手帳が文具大賞グランプリを受賞した事を知り、さらに興味を持った人も多いと(私もそのくちだ)。通常はグランプリを受賞すれば、それだけで十分な広報ネタとなりそうだが、手帳のユーザーは幅広い。「文具大賞グランプリ」より、「奈良美智デザイン」のインパクトの方がはるかに大きく響くユーザー層も、多数存在するはずである。この点をきちんと計算に入れたプロモーションだと想定すれば、実に見事だと言わざるを得ない。
3. サンプル品がある。
この手帳にはサンプル品がある。これがまた凄い!
約半月分の記載ができるサンプルが、店頭に置かれてあった(無料)。半月分なのでペラペラな冊子。はじめは、手帳を説明するカタログかと思った。しかし、紙質も大きさも中身の形状も全く実物と同様のもので、当然日付も入っている。私が手にしたのは2012年12月1日からのものだった。「まず、半月使ってみてください」ということなのだ。
手帳にサンプルとは恐れ入った。
 

(クリックで写真拡大)


手帳サンプル

文具業界に詳しいわけではないので、このような販促品やプロモーションがこの業界で初めてかどうかはわからないが、少なくとも、毎年時間をかけて手帳を吟味する私だが、上記の3点を行なっている手帳は、ほとんど記憶にない。特に、手帳のサンプル品は、類似品もお目にかかったことがない。

確かにお金もかかっているので、投資対効果があったかどうかはわからないが、このサンプルの販売促進効果は、確実にあると思った。実際、デイリータイプは一切検討する気が無かった私だが、このサンプルを使ってみて、かなり迷わされてしまったからだ。

土俵を変える

製品関連の有料書籍も、ゲームの攻略本や、PC関連には存在する。また、有名アーティストとのコラボも、アパレル業界をはじめ、様々な業界で実施されている。同様に製品サンプルも化粧品業界などでは一般的で、当たり前の手法だ。しかし、これを手帳に持ち込んだだけで、これだけユニークな、楽しい販促物やプロモーションができあがった。

マーケティングの世界では、土俵を変えるという考え方がある。同じ商品やサービスでも、全く異なる業界や場所に持ち込むと、画期的な新しいものになり、販売が促進されるというものだ。今回のサンプルなどは特に、販促物に応用した変形バージョンとも言えるかもしれない。

「製品を買う前に試す」という発想は、化粧品業界では全く当たり前の考えだが、手帳業界ではほとんど無かった。決して新しい手法ではないが、別な土俵に持っていくと、画期的なアイデアとなった良い例ではないだろうか。

目を凝らして探してみると面白いかも

こういう事は、ビジネスに限らず、きっとあちこちに転がっているのかもしれない。自分の家ではとても当たり前なのに、お隣さん家に行ったら、ものすごく褒められたとか、また逆に、旅行先で、街の人が普通にやっている事だけど、自分の町内には無い素晴らしいシステムを見つけたとか・・・。特殊な事や物でなくても、場所を変えるだけで価値が変わる事は、身近なところにも転がっているのかもしれない。

そういう埋もれたお宝を見つけ出せるよう、今年も、オトメ・オバチャン・オヤジのアンテナを全開にして、私の周りの平々凡々とした日常を見つめていきたいと思う。

本年も、どうぞよろしくお願いいたします。

プロフィール

ペンネーム: 津木 雫(つぎ しずく)
オヤジ・オバチャン・オトメのO3マインドを持つ、なんちゃってコラムニスト。
約20年間メーカー勤務。広報・マーケティングを経て、現在フリーランス。
典型的な仕事人間という生活を過ごし、はたと気がつけば人生の折り返し地点。「さぁどうする!」と我が道を振り返っている真最中。
学生時代に、約15カ国を貧乏旅行。
その経験から、今の若者が育つ環境には、問題を自らの力で乗り越える体験が不足していると、感じている。若者教育関連のNPOを立ち上げ、神奈川を中心に現在活動展開中。

 

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