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2013年1月 三ツ池だより 「再生の年を喜ぶ!」

by staff on 2013/1/10, 木曜日
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 新しい年のはじまりは再生のはじまり。伊勢神宮の式年遷宮の年にあたる。遷宮は古いものを新しく再生するということ。おかげさまの年なのである。20年ごとといえば人は20歳で成人式、60歳で還暦、80歳は傘寿の祝いがある。40歳はないのだろうかと考えたら、男は42歳、女は37歳の厄年がある。40歳は祝いというより、働き盛りであり、厄年で一休みということなのだろうかと思った。

 新しい年はどんな年になるのだろうか。再生とはあらためて絆を求める年にすることになのだ。a+b=cは偶然ではなく必然だ。aとbの出会いがなければcは始まらない。aとbは対立するものでなく、aとb二つの出会いであると考える。たとえば日本aと中国bとが対立のものと考えるのではなく、日本+中国を考えてみたらどうだろう。日本が中国を儲けの源泉と考えるのではなく、お互いの発展のために力を貸し合う。中国は日本を敵とみるのではなく、日本を心穏やかな国と見、中国の文化のお手伝いをしてくれる国と見たらどうなのだろう。過去侵略があってはならないことではあったが、「赦しと絆」を共にしていく、再生の年にしていくことなのだと思う。

 

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お木曳き

春寒の星座のごとき絆かな
大木あまり

 寒い中で星を仰ぎながら見えない線でつながっている、そういうものが絆だっていう。

地は霜に世は欲望にかがやける
小川軽舟
照り紅葉絆す枝から離れけり
外山 豪

 「絆す」は「ほだす」と読み、つなぎとめる意味だそうです。絆のはかなさを連想させているといいます。絆の意味は深い。絆の句には次の句もある。

春寒やときに枷ともなる絆
藤井圀彦

 枷とは「かせ」と読む。枷ともなる絆とは暖かな春を迎えて、ある時ヒョット寒さを感じるようなもの、アレッ!とした時の感じるもののことだろうか。

 仕事も絆を大事にしていきたいところだ。昨年もそうであったが、あてにしあてにされる関係での仕事が多くあった。少し込み入った内容になるとなおのこと。出来て当然と思われているのに、実際はいくつかの技術課題をこなす必要があったのだった。そして求められ以上のことができたと思ってもらえてくれたことであろうと祈るのであった。

 さて式年遷宮はまだ先と思っていた。実は2008年7月29日に参拝した時に幸にもお木曳きの儀に遭遇しているのである。勇壮なものであった。

 「エンヤーのかけ声に、一列二百人二本のロープに総勢四百人という人が、唸りながら川の流れに逆らって動くヒノキの神木を曳く。水かさは腰までだ。式年遷宮に用いられる造営用材が運ばれる。川曳は町毎に幟をたてて参加していた。お木曳は次から次ぎに繰り出される。曳き手四百人に木遣り方、合図方や曳きをコントロール人たちその他を入れて、総勢五百人程のグループが次から次ぎへ来る姿は壮観である。上流での停滞により赤い旗が上がると、止まれの合図だ。それと共に木遣りが歌われる。水しぶきと共に二つの両の綱が近づき、綱が上下に振られる。

夏来る木曳きの波と綱と綱
横須賀詢

 合戦のようになって、綱を激しく川面に叩きつける。」

 あれから5年がたっている。その間にもいろんなことがあった。政府が変わったこともあったし、2011年3月11日の東北大震災もあった。5年でもそうである。20年では様変わりであった。

 2013年を再生の始まりなりとすれば、その時に生きるものとして、しっかり大地を踏みしめた行動をしていきたいと思う。批判するだけでなく、自然回帰の生活の仕方はただ便利だというのではなく、意識的に行動の仕方をかえていくことなのだ。水仙が膨らみ、梅が蕾を持ち始めている。寒さを経験するからこその春の近付く足音を楽しみたい。穏やかなお正月であったことを喜びたい。

 

Photos

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(文・写真:横須賀 健治)

横須賀 健治プロフィール

メジャーテックツルミ 代表取締役
はかることのプロとして50年です。
食品の放射能測定のアークメジャーを設立しました。
「計量から見える幸せ」をライフワークにしています。

 

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