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第2回 こだわりの生産者。神奈川区羽沢の平本貴広さん

by staff on 2013/4/10, 水曜日

 

「羽沢育ち」の野菜を全国に広める。

 いつもありがとうございます、ど根性ホルモンの椿です。今回は神奈川区羽沢地区で農業をされている平本貴広さんを取り上げて第2回のコラムとさせていただきます。

 平本さんはアメリカで農業研修を経験されてからの就農という事もあり、考え方がかなり柔軟です。地元の農家仲間で「羽沢育ち」というブランド野菜を立上げたり、市場出荷中心から直売中心に切り替えたりと、多岐に渡り活躍されています。

 彼とは生産者と料理人という仕事上の関係以上に友人のような間柄です。そんな彼は本当に前向き過ぎるくらい前向きです。仕事上、私が様々な無理難題の依頼をしても必ず笑顔で「いいっすよ!やりましょう!」と返してくれます。

 


写真:平本貴広さん
(神奈川区役所HPより転載)

 つい先日も横浜市内の児童養護施設へボランティアで料理を作りに行く私に「ウチの野菜を提供しようか?」と言って下さり、そして、その場に一緒に来てくれました。

 美味しい安全な野菜を “作る” “売る” “広める” という「農業」の仕事からさらに一歩進んで食文化の継承や、人と人とのつながりなどを重んじているんです。だから一緒にいると楽しいし、仕事もやりやすいし、これからも彼と行動していきたいと思っています。

 彼が作る野菜の特長は、キャベツ、人参などオーソドックスな野菜も当然作っていますが、それ以上にも見た目もキレイで珍しい野菜などにもチャレンジしています。とかく見た目の派手さに意識がいきがちですが、味も本当に素晴らしいんです。

 去年の夏、彼の育てた「島オクラ」がど根性ホルモンで大ヒットしました。長~くしてから収穫したオクラなので、普通は硬くてアクが強くなるのですが、彼のオクラは何と生食しても柔らかく、そして味も濃いんです。本人は、たまたまだ、なんて謙遜していますが、目には見えない努力や工夫など、試行錯誤を重ねているんだと思います。

 そして、もうすぐ彼らの「はさわ」ブランドのキャベツとやまゆりポークを使用して開発した「横濱餃子」を販売スタートします。

 彼らの地元「羽沢育ち」の名を全国に広めるため、その「横濱餃子」がお手伝い出来れば、私としてもこんなに誇らしい事はありません。

 これからも、さらに新しい珍しい野菜を作るチャレンジを続けつつ、共に次世代に食文化の大切さを伝え続けたいと思います。

(文筆:椿 直樹

レポーター・プロフィール

よこはまグリーンピース社長 「横濱うたげや ど根性ホルモン」のオーナーシェフ椿直樹さん

 

 
お名前 椿 直樹(つばき なおき)さん
お生まれ 1967年 保土ヶ谷区
お住まい 横浜市神奈川区
ご家族 妻と女の子
ご性格 ひたすらポジティブ
ご職業・他 よこはまグリーンピース社長
横濱うたげや/ど根性ホルモン オーナーシェフ
横浜市認定 はまふぅどコンシェルジュ
横浜野菜推進委員会(代表)
農林水産大臣認定 地産地消の仕事人
濱の料理人プロジェクト
ベジタブル&フルーツマイスター(ジュニア)
親と子の味覚塾

 

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