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まちのコミュニティの場としてCafeに人が集まります。りせっとcafé 関内店店長 大井智彦さん

by staff on 2013/5/10, 金曜日

 『りせっとcafé』関内店の店長の大井智彦です。定年後も社会と繋がりを持ちたいと「仕事探し」をする人が増えています。ところが、再就職の門は狭く厳しいものです。 それならば、起業するのはいかがでしょう?! 『りせっとcafé』は「街角カフェ」を始める人に食材を提供し、開業支援を行っています。また、この『りせっとcafé』を同じ趣味の人達が集う会、多世代交流会、異業種交流会、イベントetc地域のコミュニティの場として多くの人に利用してもらいたいです。そして集まった方々に『健康』を提供したいと思っています。『りせっとcafé』は地域とココロとカラダの健康を求めるサービス提供をコンセプトにしています。

りせっとcafe 関内店店長 大井智彦さん

 

 
お名前 大井 智彦(おおいともひこ)さん
お生まれ 1978年8月(青森県)
お住まい 横浜市南区
ご家族 両親
ご職業 (株)サンフォーレ 街角ビジネス部門 マネージャー 『りせっとcafé』関内店 店長
ご趣味 仕事が楽しい。 (仕事のための食べ歩き/仕事のための店舗見学)

りせっとcaféとは

 横浜の店舗は、ベイスターズ通りにあるここ関内店です。他に神奈川県には、藤沢店と北鎌倉店とおやつ工房の鎌倉御成店があります。もう一店舗、東京・虎の門に『フォレスタ虎ノ門店』があります。

 薬膳の考え方を取り入れていますが、難しいものでなく6つの体質別スープの中から、簡単な特徴チェックにより自分に合ったスープを選ぶ『しょうなん薬膳すぅぷ』がメインです。

 ご飯は日本で初めての五色米です。五穀米は穀物特有の匂いがあり、またアレルギーの出る方も多いので使っていません。国際薬膳協会理事長・東京家政大学教授の中村先生から教わった「五色法」のもと、国産米6種類(色は5色)を使っています。「健康おやつシリーズ」のデザートもこの五色米を使っています。

 OPEN当初は女性客が多かったのですが、最近はサラリーマン男性が3割くらいに増えました。お母さんが子供と一緒にシェアしながら食事が出来ます。子供から大人まで安心して食べられる食材を使っています。

 また、この春には、『りせっとcafé』は『健康ごはん』を掲げ、『薬膳すぅぷ』と同じように6体質に分けられた新商品、『お惣菜』を販売し始めました。お惣菜は親しみ易いものをアレンジしており、そのまま店内でも食べられますし、お持ち帰りもできます。

 五色米のご飯と薬膳スープ、旬の食材でカラダの健康を目指す一方、地域に根差し、人が集う場所(コミュニティ)を提供しています。 他のカフェとの違いは、店員がお客様にお声を掛けること、何気ない会話の中からお互いが「励まされること」「癒されること」があります。もちろん、訊かれれば薬膳のお話もしますよ!

 勉強会、交流会、展示会、イベントなどの場として利用される方もいます。作品の展示やイベントのポスターなどが壁面を飾っています。

関内店 入口
関内店 入口

 

店内のようす
店内のようす

人生をリセットする「りせっとcafé」・・・定年後の起業を応援しています!

 今の60代は老人とは呼べません。元気はつらつしています。しかし、いざ定年後に働こうとしても「働く場所」がないことも事実です。「独立してお店でも始めようか」と思っても、思うだけでなかなか始められません。そんな方の「街角カフェ」デビューを応援しています。

 もちろん、屋号(お店の名前)も自由にネーミングしてOKです。私達は、『しょうなん薬膳すぅぷ』を中心とした各種食材を提供いたします。

 スープとコーヒーで「街角カフェ」としてスタートできます。スープは温めるだけです。トーストやサンドイッチ、おにぎり等に添えれば「ランチ」になります。

 こうしてスタートした「街角カフェ」のオーナーを「パートナーズ」と呼んでいます。「やってみようかな」と思ったら「りせっとcafé」を覘いてください。年々「パートナーズ」の問合せが増えています。

母体は湘南地域にシニアホームを展開している(株)サンフォーレです

 特に男性は、定年後、働かないで家にいるとすぐに老け込むといいます。働き甲斐が生き甲斐になっているからです。 活き活きと働くことは病気の「予防」だと思います。

 サンフォーレは18室から35室の比較的小規模なホーム作りを30年間やってきた会社です。

 介護のこと、高齢者のことを見続けてきたからこそ「生き甲斐こそが予病だ」との考えに辿りつきました。

 食と仕事と予病から老人医療負担の少ない社会を目指しています。「りせっとcaf?」で社会貢献ができると思っています。

有料老人ホーム サンフォーレ http://www.sunforet.co.jp/
りせっとcaf é http://www.reset-club.jp/resetcafe

横浜で学んだことを青森で

 青森では、大手飲食系のフランチャイズ店でマニュアル通りに働いていました。自分の中で「ああしたい、こうしたい」があったのですが・・・実現できませんでした。横浜に異動になった時、色々な人と出会い、学び、その後、店を辞めました。

 「りせっとcaf é」関内店OPENの時に採用されました。1年あまりの間に、藤沢店、北鎌倉店とOPENしてきた「りせっとcafé」でしたが、仕組みが完成されていた訳でなく、自分の「ああしたい、こうしたい」を理解してくれ、商品開発を一緒にやれたこと、仕組み作りに加われたことが楽しく「やり甲斐」になりました。

 他の店と違って、お客様がプライベートな話まで自然体でしてくれます。地方に転勤になったサラリーマンの方が、休暇に帰って来た時にちょっと寄って行ってくれて、人と人の繋がりが感じられる店になったことが嬉しいです。

壁面を使って作品が展示されています

 

壁面を使って作品が展示されています

壁面を使って作品が展示されています

 私は、時間があれば、ふらっと飲食店を中心に色んなお店を見学に行きます。都会だから、想像もつかないほどの色々な人がいて「人間観察」が出来ます。

 いつか青森に帰る時は、地域を活性化して、若者が流出しないような、横の繋がりのあるコミュニティを八戸(青森)に作りたいと思っています。

貴方にとって横浜とは?

 「たくさんの色・・・人にもたくさんのカラーがあり、街は色・色・色の氾濫。華やかなイメージの中で『人との関わり』を持てない『孤独』を抱えた人がいます。『人との関わり』を持ちたくないのか持てないのか? よく分からないけれど、話しかければ、普段はしゃべらないのに、長々と「しゃべり出す」のに驚かされます。横浜はたとえれば強烈な「赤のイメージ」に似ていると思います。」

 

りせっとcafe 関内店店長 大井智彦さん
りせっとcafé
関内店店長 大井智彦さん
(クリックで拡大写真)

(インタビュー・文・写真:高野慈子

 

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ヨコハマNOW 動画

新横浜公園ランニングパークの紹介動画

 

ランニングが大好きで、月に150kmほど走っているというヨコハマNOW編集長の辰巳隆昭が、お気に入りの新横浜公園のランニングコースを紹介します。
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横浜中華街 市場通りの夕景

 

横浜中華街は碁盤の目のように大小の路地がある。その中でも代表的な市場通りをビデオスナップ。中華街の雰囲気を味わって下さい。
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