キッチンスタジオ「ジュイエ」の天才をつくる料理事典(第13回) いちじくと10月料理コースのご案内
皆様、いちじくはお好きですか?
最近では、ドライいちじくが、パンやお菓子、グラノーラなどに使われたりして、プチプチした食感が好まれています。あのプチプチした部分。それがいちじくの花なんです!漢字で『無花果』と書きますが、花は、実の中に入っているんですね。 栄養素的には、カリウム、食物繊維を多く含んでいます。カリウムは、ナトリウムの排出を助けてくれますので、血圧を下げたり、動脈硬化の予防。また、食物繊維は、便秘解消にも役にたちますよ。 |
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さて、生のいちじくは旬が短く、8月の終わりからぎりぎり、10月頭くらいまで。愛知産や和歌山産などが手に入ります。
そのまま召し上がるのもおいしいですが、コンポートにするのがフランス流。白ワインや赤ワインを使ってコンポートを作るとおいしいです。クローブ、シナモンなどのスパイスも一緒に煮てみて下さい。
また、ジュイエのレッスンでもお教えしたのですが、レバノン風のデザート。オレンジ、グレープフルーツを絞り、そのフレッシュジュースに砂糖を加え、沸騰させ、皮をむいたいちじくをかるく煮ます。冷たくして頂くと、さわやかな一品です。どちらも、煮るときは、一煮立ちでオッケー。元々果肉が柔らかいので、何分も煮てしまうとドロドロに崩れてしまいますので、余熱で火を通すくらいにしてください。
和食にも、いちじくを使えるのを知っていますか?
今回は、簡単な和食の一品をご紹介。旬のこの時期にぜひ、作ってみて下さい。
いちじくのごま酢和え
- いちじく
- 適量
<ごま酢>
- 練りごま
- 白ごま
- 醤油
- 砂糖
- 酢
- 水(出汁)
- 大さじ2
- 大さじ1
- 小さじ1
- 小さじ2
- 大さじ1
- 大さじ1
- 白ごまは、鍋に入れて煎ってください。いりごま、と書いてあっても、煎ってあげることで、白ごまの香ばしい香りがたちます!これは、胡麻和えのときにもぜひ、してみて下さい。
- すり鉢に入れて、白ごまをすります。
- 好みの加減にすったら、練りごま、砂糖を入れて良く混ぜる。
- 醤油、酢,水を入れてよくまぜる。 これでごま酢の完成です。
- いちじくは皮をむき、器に盛る。ごま酢をかけていただく。
この時期ならではの、上品な味をお楽しみください。
ごま酢は、他のお野菜にかけても良く合いますよ。
蒸した里芋、茹でたいんげん、ブロッコリーなど。
10月の料理コースのご案内
私が行なう料理教室では、毎月、フランス料理がコース2つと、家庭料理のコースを開講しています。フランス料理は、基本コースと応用コースの2コース。家庭料理の方は幾つかのメニューよりお好きなものを組み合わせていただけます。
10月のコース内容
フランス料理基本コース |
『クラムチャウダー』 『オムライス』 『マロンタルト』 フランス料理じゃないメニューもあります。ちなみに、クラムチャウダーはアメリカのスープですね。スープは人気の高いメニューです。具材をそろえて切る、よく炒める、を守ることでとびっきりおいしいスープになりますよ。 オムライスは洋食ですが、ジュイエのオムライスはフレンチの技が凝縮されています。バターライスにはきのこを入れて。ふわとろオムレツは練習あるのみ!ですが、簡単にそれらしく(笑)つくる方法を伝授いたします。 マロンのタルトは本格的なフランス菓子。秋を満喫しましょう。 |
フランス料理応用コース |
『プーリア風フォカッチャ』 『アッシェ・パルマンティエ』 『かぼちゃのパウンドケーキ』 応用コースは、ジャガイモ&かぼちゃで秋の収穫祭です!ジャガイモ入りの簡単パン。フォカッチャ。ジャガイモと牛ひき肉の重ね焼きです。 デザートは、カボチャのパウンドケーキ。ハロウィンに作ってみませんか? |
家庭料理コース | さんまやさばのお魚料理、ビーフフシチュー、かぼちゃやキノコのおかずなどです。 |
受講日程や、受講方法などは、キッチンスタジオ・ジュイエのホームページより、『料理教室』のページをご参考ください。
http://www.7juillet.com/kyousitu.html
プロフィール
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フード・エデュケーション・コミュニケーター キノケイコ
女子栄養短期大学卒業 栄養士免許取得 |
ヨコハマNOW 動画
新横浜公園ランニングパークの紹介動画 | ||
ランニングが大好きで、月に150kmほど走っているというヨコハマNOW編集長の辰巳隆昭が、お気に入りの新横浜公園のランニングコースを紹介します。 |
横浜中華街 市場通りの夕景 | ||
横浜中華街は碁盤の目のように大小の路地がある。その中でも代表的な市場通りをビデオスナップ。中華街の雰囲気を味わって下さい。 |
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