横浜宝石物語(第3回) 創業者の祖父(祖父との思い出)
|
横濱宝石美術館エメラ 代表 大島貴子 PROLOGUE 連載に寄せて私は横浜でおそらく一番古い宝石商の三代目です。 創業者の祖父、二代目の父、三代目の私とそれぞれの時代で宝石商としての形態は違っていますが、良い宝石を選び、作りの良いジュエリーを製作して、ご提供するということについては、3人とも拘ってやってきたと思います。 祖父が宝石の製造メーカーとして地位を築き、父が小売店として皆様に愛されたからこそ、今、私が宝石商としてやっていられますので、いつか祖父のこと、父のことを書いてみたいと思っていました。 |
この度、横浜宝石物語の連載のお話を頂きましたので、念願が叶い、とても嬉しいです。横浜の歴史も交えながら、祖父、父、私の宝石物語を綴っていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願い致します。
宝石商の三代目私は現在、横浜の馬車道で「横濱宝石美術館エメラ」という宝石店をしております。 横浜の景色や思い出をジュエリーにした「横浜ジュエリー」などオリジナルジュエリーの製作と販売、デザイナーやアーティストの作品の展示販売、お客様のご要望をかたちにするリフォームやオーダージュエリーのご注文を承っています。 私の宝石商のルーツである創業者の祖父のことからお話しさせて頂きたいと思います。 祖父を語る(その3)私は祖父にとって初孫でしたが、当時は男でないと跡継ぎにはできないという時代だったので、私が生まれて、女だとわかると祖父はとてもガッカリしたようです。 また、父の姉を幼い頃に亡くしていて、女の子が欲しかった祖母がとても私を可愛がってくれたので、小さい頃から同い年の従姉妹と祖父母と4人で旅行に行くのが毎年の恒例行事になっていました。 写真は伊豆に旅行に行った時のもので、右側の落ち着きがないのが私です。(笑) 祖父は戦前から、海外から輸入された宝石を日本の業者に卸したり、宝飾加工の仕事をしていましたので、たくさんの宝石を見てきたと思います。 スタールビーは赤い石の中に白いスターが出る物が一般的ですが、ビルマ(ミャンマー)産のこのスタールビーは赤いスターが出る珍しい物なのです。 |
(クリックで拡大画像) (写真提供:大島貴子) |
(横濱宝石美術館エメラ 代表 大島貴子)
横濱宝石美術館エメラ
〒231-0011 横浜市中区太田町5-61 馬車道商栄ビル1階
TEL.045-681-0603 FAX.045-228-9828
Websie http://emera-yokohama.jp/
ヨコハマNOW 動画
新横浜公園ランニングパークの紹介動画 | ||
![]() |
ランニングが大好きで、月に150kmほど走っているというヨコハマNOW編集長の辰巳隆昭が、お気に入りの新横浜公園のランニングコースを紹介します。 |
横浜中華街 市場通りの夕景 | ||
![]() |
横浜中華街は碁盤の目のように大小の路地がある。その中でも代表的な市場通りをビデオスナップ。中華街の雰囲気を味わって下さい。 |
Comments are closed.